「戦死者1名の戦争映画」雪風 YUKIKAZE YKさんの映画レビュー(感想・評価)
戦死者1名の戦争映画
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兵士がバタバタと無残に死んでいく悲惨な状況の中で、一人でも多くの命を救い、生きて帰る。
それを描いてこそ、この映画のテーマが光ったはず。
それなのに、全編通して画面で死ぬのは1人だけ。(それも割とキレイな死に方)
台詞だけで悲惨さを言われても、全く伝わらない。
人の死を撮りたくないなら、戦争映画なんて作るなと言いたい。
CGの安っぽさは予算の都合で仕方ないにせよ、この映画がダメな原因はそこではない。
状況もメッセージも全て台詞で説明しようとする、昨今のダメ映画の典型。
多くの人が指摘している最後の蛇足シーンなんて、まさにそれ。
結構いい役者さんが出ていて、演技も悪くなかっただけに、残念すぎる。
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武田信玄さんのコメント
2025年8月25日
全く同感です。考証も杜撰で新兵で長髪とかあり得ないし、戦艦大和との距離も近すぎ、中井貴一氏だけが海軍式敬礼。
三連装機銃のアップの使い回し、魚雷発射管付近だけのセット。予算が無いなら作らないで欲しい。
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