「先人達が見ている」雪風 YUKIKAZE ようたヨウタさんの映画レビュー(感想・評価)
先人達が見ている
戦後80年を迎えて、改めて戦争なんて具の骨頂だというのがよくわかりました
最近では米のトランクと、露のプッチンプリンが会談して結局何も終わせられないだの…
話はそれましたが、雪風はどこの戦場からも必ず帰還したといいます
それは映画のように、その時を一所懸命に生きた人々の力だったり運もあったのかなと思います
戦艦同士の戦いから、航空機がその主流となっていくなかで巨大戦艦を建造して、まるで的にしてくださいと言わんばかりに出撃して沈没してしまったヤマトみたいな例もある中で、小さく機動性が高いからといって毎回帰還するなんて…奇跡としかないと思います
私の死んだ祖父は10代後半志願し、空母赤城に乗り沈没させられた時の話をよくしていました
艦内にいた時に爆撃され、みるみる間に海水が入って沈没してしまったそうです
海に逃げた後、救助船がありそれに乗って帰ってきたと言っていました
もしかしたら、祖父も雪風に助けられた一人なのかもしれません
祖父が生きていなければ、今コメントを書く事も出来なかったので本当にありがとうと言いたいです
最後にあった、『日本、見てるぞー』
先人達が見ているので、
今後も戦争のない国であるべきだと改めて感じました
※小回りが効く駆逐艦とはいえ、それなりの武器を何個も搭載されていた様ですが、映画内では同じ位置での対空機銃やたまに魚雷だけの表現が、少しだけ残念だった気がします
共感、ありがとうございます。おじいさまは赤城に乗られておいでだったのですね。しかもあのミッドウェーから生還されたとは!だからこそ、いまのよたヨウタさんがおいでなのですね。私の父は天一号作戦に雪風等と共に大和に帯同した駆逐艦乗りでした。途中伊藤長官の軍規違反ともいえる機転で帰還させられ、やはり命拾いをした一人です。おかげで今の私があると感謝しています。この映画を見て先人たちの思いが痛いほど伝わりました。あらためて、平和の尊さを伝えてゆく責務が、残された私たちにはあるのだと思っております。
共感ありがとうございます!
>映画内では同じ位置での対空機銃やたまに魚雷だけの表現が、少しだけ残念だった気がします
私もそう思いますが、おそらく製作費が低予算でフルセットが作れなかったのが原因ですね。縄網を投下して救助している場面でも海面が写ってないですし、艦内の映像もごく狭い範囲しか写っていないので凄く小さなセットだったと思います。
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