「生きて還すことが存在意義」雪風 YUKIKAZE ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
生きて還すことが存在意義
雪風という駆逐艦を知るきっかけとなった作品になった。
似たようなカットが多くて、それを繋いで構築したような
作品になっていると感じる。
もっと雪風における日常というか(戦時だから非日常かも)
生活というか、そこを掘り下げてほしかった。
そこから玉木宏演じる早瀬の矜持や、それがどう雪風の
乗組員の文化醸成につながったのか等、
竹野内豊演じる艦長 寺澤がさらっと話して終わりではなく
あくまでも雪風と雪風に乗る人にスポットをあてた
物語を紡いでほしかった。
寺澤と早瀬の家族には話が及んだが、
それよりも雪風乗組員に特化した話がよかったと思う。
ビジュアルもゲームっぽくて今ひとつ。
とはいえ、俳優の演技はよかった。
奥平大兼が玉木宏にビンタ2発をくらうシーンや
當真あみはスクリーンにうつっているだけで眼福。
男ばっかりスクリーンにアップでうつるので、
當真あみは救いだった(笑)
中井貴一はわずかな出番でおいしいところを持っていき、
さらに有村架純はもっとおいしいところをかっさらった
と思う。
でも、早瀬が戦死して以降、ずっと泣けた。
ただ、ラスト近くは無理して引き延ばしている気がして
冗長に感じた。
今年公開された戦争を扱った映画の中でも今ひとつ。
もったいない作品だと思う。
暫く、こちらのサイトから消えていましたが、
ようやく、映画.comIDへの引継ぎが完了して復活しました。
レビューの記録って大切だなと再認識できました。
良い勉強になりました。
今後ともよろしくお願いしいます。
では、次回は映画談義をしましょう。
共感ありがとうございます!
>ただ、ラスト近くは無理して引き延ばしている気がして
冗長に感じた。
この部分が唯一の残念ポイントですね。テーマ曲も良かったのですが、無音で流れていくエンドロールもちょっと残念だと思いました。
私は奥平さんの長髪残念でした。普通の令和のアイドルの髪❗️前髪切るだけでもだいぶ違うのに 理由がわかりません。
有村架純さんは雨天の中でよく識別できませんでした😊髪留めに目が入って・・・なぜか大和の伊藤整一役 中井貴一さんだけが戦争の理不尽さ背負って全部持っていきました。 イイねありがとうございました😊




