「終戦の日に」雪風 YUKIKAZE みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
終戦の日に
クリックして本文を読む
こういう映画を観賞するのも悪くない。
徒に反戦を声高に叫ぶのではなく、抑えめのトーンに好感が持てる。
毎日が絡んでいる割にはきちんとした映画になっていると感じた。
竹野内、玉木の現実離れした理想の上官ぶりは見ていて気持ちが良かった。
一方で幹部の姿勢も同様にそれほどひどくはなく、あまり対立構図にはならなかった。
今作の場合最上層部は出てきておらず、戦争責任にはフォーカスしていないのだろう。
それでも老害が前途ある若者を蔑ろにしたことはよく表現できていた。
大きく引っかかった点が2つ。
竹野内を死なせる必要ある?
死ねば泣くだろう的な安易な演出は白ける。
それにも関連するが、有村架純の役は年齢的にも不自然すぎない?
私の計算違い?
任せた〜!
というメッセージが最も訴えたいことだったのかもしれない。
だが、残念ながら私が観賞した回はそれを受け止められる年代はほとんどいなかった。
個人的には戦前同様の国難に瀕しようとしていると感じている。
またしても老害が若者の前途を挫くことがないようにすべき!と強く感じた。
私を含め、老害は身を引くもしくは駆逐されるべき。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。