「タイトルなし(ネタバレ)」雪風 YUKIKAZE りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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「不沈艦」「幸運艦」と呼ばれた太平洋戦争の駆逐艦・雪風。
かつての乗員が、大阪万博開催の1970年に、乗船時を振り返る。
想いを届ける先は、専任伍長(玉木宏)、艦長(竹野内豊)・・・
といったところからはじまる物語。
艦隊作戦の先陣を切り、撃たれ産み逃げ出された乗員を救出することを任務とする駆逐艦。
幾度となく戦火を掻い潜り、「生き残ること」を主軸にした戦争映画。
テーマ的に、物語化するのが難しい題材だと思う。
難しいのは「戦う英雄譚」にも舵は切れないし、「反戦」「非戦」にも舵を切れないから。
それゆえ、竹野内豊演じる艦長(架空の人物)の人物設定が複雑になった。
その分、興味深くなったのだが。
玉木宏演じる先任伍長との対比が面白い。
映画としては、画面がせせこましい。
ほぼほぼバストアップショットで、登場人物の全身を写すフツショットは甲板上に限られている。
それ以上に引いた画は、CGでの戦闘場面と、予算的にかなり苦しい感じを醸し出している。
物語的には悪くないのだだけれど、戦争に対する怒りが希薄で、個人的には物足りなかったです。
終幕は、やや蛇足感あり。
上映後、拍手があったので、刺さるひとには刺さるでしょう。
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