「DEVIL'S PROOF」デビルズ・ゲーム uzさんの映画レビュー(感想・評価)
DEVIL'S PROOF
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悲鳴が聞こえたとかでもないのに突っ込む後輩に、それを追って大声出しながら突っ込む主人公。
なんだかちょっと嫌な予感のするスタートです。
再び主犯を追い詰め、いよいよ入れ替わりかと思ったら一カ月経過。
インプットに時間がかかったにせよ、色々無理がある。
ミンソンも、疑念の段階とはいえ殺人鬼が潜り込んだかもしれない状況を放置し過ぎ。
犯人の脱走は横浜流星の『正体』と酷似した強引さ。
ってか、脱走しなかったらどうするつもりだったの?
この辺の導入が雑だったのは残念。
その後の、「共犯者を捕まえる」という共通目標から奇妙な関係性になるあたりは面白かった。
ただ最後まで見ても動機が弱いんだよなぁ。
確かに義弟でもある部下が殺されてはいるのだけど、それであそこまでやります?
法で裁くつもりなら廃校に連れ込まないし、個人で復讐するつもりならジジイを捕まえさせたのが解せない。
ミンソンを動かすより、「自ら制裁したい」と言って連れてこさせればいい話だし。
そして案の定、洗脳を過信してミンソンが殺され、チーム長に半端に情報が渡った結果自らが死ぬ。
というか手軽に洗脳できすぎじゃないですかね。
それが出来るならあんな回りくどいことせずに全部自白させればいいだけだし。
そしてジニョクさん記憶力よすぎ。笑
全部うまくいっても、あれだけ“記憶”を与えてたら後から自分がジェファンと証明するの大変そう。
「まだ息がある」がどっちのことか分からず、場合によって更に最悪な事態が起こりそうなラストは好み。
鑑賞後にHP見たらジニョク役のファンサイトのリンクがあったのだけど、アイドル映画なの?
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