「良質の法廷スリラー」陪審員2番 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0良質の法廷スリラー

2024年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

🇺🇸ではMAXでの配信予定を限定劇場公開に変更。🇫🇷🇬🇧等は通常公開。🇯🇵は劇場公開無し。U-NEXT独占見放題配信。吹替版無し。

日本では馴染みがない陪審員制度であるが、ストーリーは難しくなく、主人公と他の陪審員の心の変化が描かれる法廷スリラー映画です。
なお陪審員2番の2番は特に意味は有りません。主人公がたまたま振られた番号です。こんな邦題だと日本で公開されても余計に意味不明で遠ざいてしまう。
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バーで男女が口論の末、豪雨の中帰ってしまう。しかし、翌日遺体で発見される。容疑者はその彼氏。その裁判の陪審員に主人公ケンプが選ばれる。
ケンプはその日、豪雨での運転中に何か衝撃を感じる。回りを見回しても何も無い。有るのは鹿注意の看板。鹿がぶつかって逃げたのか?その1年後の裁判。
陪審員になって気づく、そして不安になる。弁護士に相談すると、過去に飲酒運転での逮捕歴があるから重罪も予想される。黙っておいた方が良い、と。

アメリカでの裁判は、一般から選ばれた12人の陪審員が原則全員一致で有罪か無罪かの評決を下す。有罪なら裁判員が刑期を決める。一致出来なければ別の陪審員が再選定される。

陪審員の1人。有罪だよね。早く帰りたい。他の陪審員も〜。有罪10対無罪2。
無責任だよね〜。他人の事だし。でもケンプは無罪側のひとり。事実知ってるしぃ〜。これで有罪になったら冤罪確定。もっと審議しようよ。
途中で6対6に。先入観で全く考えもせず有罪にする陪審員も。検察も初動捜査から決めつける。コレ どうしたらいいの〜。

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日本でも劇場公開して欲しいと署名運動も。私1人の陪審判断は〜〜。

公開しても良いかな。でも邦題は大きく変えてね。

imaxmax