「「カラーだからなんだ」と思ってたら…」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning たたけけさんの映画レビュー(感想・評価)
「カラーだからなんだ」と思ってたら…
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まず冒頭でぶん殴られます。
ガンダムファンなら聞き覚えのあるだろう例のフレーズから始まり、事前にSNSで囁かれていた宇宙世紀ifが「the origin」風の人物作画に「エヴァ」を作ったカラーならではのディティールマシマシのスーパーCGで繰り広げられるMS戦が組み合わさって脳みそバグりました笑。かつてのゲームで印象深いキャスバル専用的なノリを公式が映像化してくれるとは…!
「シン・仮面ライダー」っぽい半分悪ノリみたいなテンションで一年戦争を映画の前半部分でやりきります。「今回庵野は脚本か〜」という悲しいようなどこかホッとしたような気持ちで映画館に向かったのですが、庵野氏がノリノリで脚本書いたであろう実質的な「シン・ガンダム」が見れて常に口角上がってました。
後半はジオン勝利後の宇宙世紀、ジークアクスのお話の序章が繰り広げられます。前半との人物作画とノリのギャップに少々戸惑いつつも、前半の「シン・ガンダム」的なノリから脱却し、あくまでそれを下敷きにしつつも、「『水星の魔女』に続く新たな令和のガンダムを俺らが作るんじゃ!」という意欲的な意気込みが感じられ、劇場を後にする時には続きが気になって仕方なかったです。前作のエアリアル以上に違和感があったデザインのジークアクスも、どこかエヴァっぽいギミックでゴリゴリに動いている様に虜になり、何とかガンプラを家電量販店で確保してニッコニコでレビューを書いている次第です。
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