「トライバンド5ください！いくらですか？」57秒　復讐のタイムループ　kossyさんの映画レビュー（感想・評価）

　トライバンド5の発表会。毎朝運動したくなるリストバンド。殺人マシンだと訴えて暗殺しようとする男によって暗殺されそうになったバレル（モーガン・フリーマン）。この最初の救出劇だけは指輪の力を使わなかったんですよね？でも、who and whyのイングラムが使って、フランクリンが助けるまで57秒のタイムリープを繰り返してた可能性もあるんですよね～

　ゾナスティンという痛み止め、中毒性。フランクリンは双子の妹がこのクスリによって死んでしまったことで復讐心を燃やしていた。せっかくMITを卒業しているのに、ジャーナリストとして機械を窺っているほど道を外している。

　レンソン製薬会社のCEOシグ・ソレンソンが社員の弱みを握って脅迫するという、もっとクズな奴だったから主人公の指輪インチキも軽いものに思われるけど、カジノで儲けたり、好きな子を何度も繰り返してモノにするというのはいかがなものか。まぁ、金儲けに関してはフランクリンもクズに近い。

　そんなのだから誰にも共感できずに半端な57秒という設定だけを楽しんだ。せめて妹が苦しんだという描写さえあればなぁ。主人公が死んでから時間が戻るループではないし、死んでしまったらそこで終了。短時間の繰り返しではないけど、ニコラス・ケイジの2分先読みする『ネクスト』に似てたかも・・・