「解放者」ザ・チェイサー 追撃者 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
解放者
カルトじみた連続殺人が発生し、過去に似たような事件を経験した警部がこの事件の解決に乗り出すが…といった物語。
これは模倣犯か、あるいは6年の時を経た同一犯か、浮かび上がる怪しい人物やカルト団体員達、果たして一体誰が真犯人なのかを追うミステリー。
まず、主要キャストのイケオジトリオが魅力的ですねぇ〜。スカし気味な会話劇が気になりつつ、テンポもよく程良く複雑な相関や伏線張りが心地よい。
兎にも角にも、バディで殺人事件の真相を追うといった、ワタクシ個人的にはまさに「こういうので良いんだよ」作品といった感じ。
登場人物は皆これまた程良く怪しげで、あいつもこいつも動機はありそうだ…。
とは言いつつ、期待していたカルト団体もそこまで前面に押し出されているわけではないし、真犯人もまぁ意外じゃないわけではないが…。そしてこんなクライマックスも悪くないけど、個人的には好みでないかな…。
何より、マクレガーさんとウォーカーさんちょっと似すぎじゃないですかw?途中何度も混乱しちゃったよ(笑)
そして犯人さん色々残し過ぎでは…?まさかわざと!?殺人動機も…まぁ異常者にしかわからんか。
等々、気になる点はいくつもあったものの、しっかりと考察を楽しませてもらえたし、シンプルなミステリー・サスペンスといった感じで面白かった。
…ウォルシュおばちゃんにもうちょっと活躍して欲しかった(笑)
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