ナイト・オブ・アルカディアンのレビュー・感想・評価
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何をしたかたったのか?なぜヅラなのか?
気になっていたので鑑賞しました。
今回はめずらしくヅラをつけて奔走するニコラス・ケイジ。
基本は謎のクリーチャーと残された人類の攻防です。
一番近いのは「クワイエット・プレイス」とかかな。
「クワイエット・プレイス」も
1作目ではクリーチャーの発生原因などは描かれませんが
今作はあまりにも状況説明がなさすぎる。
クリーチャーの特徴は
夜に襲ってくるけど昼間は襲ってこない。それだけ。
以外に簡単に倒せる(この設定は好き!)。
ただ、倒し方とクリーチャーの性質(弱点)などは
まったく関係なく力づくで倒す感じ。
地球全体の状況も、攻防が行われる範囲が極端に狭く、登場人物が少ないので
どういう規模の危機かわかりにくい。
また情景や若いカップルの関わり描写はラフな手持ちカメラで
美しいロードムービーのようなトーン撮影されているのに
クリーチャーの描写はグロかったりと
撮りたいシーンを無計画に詰め込んだ感じ。
作品の方向性が定まっていない。
設定と脚本がとにかく良くないですね。
CGスキルの高い映像系の大学生なら
視覚効果もロケーションも含め同じような映画を作れそう。
そんな作品でした。
ナイト・オブ・アルカディアン(映画の記憶2025/1/20)
クリーチャー系ホラー?
最近いじられてる感があるニコラス・ケイジが久々にカッコいいキャラで登場。
内容は有り触れた感があるので、ある程度まとまってるが薄い感じはするのが残念。
クリーチャー系にするならもう少しクリーチャーのことを分からせたり、どうしてクリーチャーが人類を襲うのか?を印象付ける必要があったかもね。例えばエイリアンみたいに。
一部のセリフなどから推測するには情報が薄すぎる気がするし。
もう一押しクリーチャー設定を深堀して考えてほしかった。
ニコラスはカッコいいお父さんを演じてて、自分としては久々にこんなニコラスを見た感じ。何が起きても自責にする親の行動は見習いたいものだ。仕事にも通じるし。
ひどかったのは最後のエンディングロール。
他はしっかりしてたのになぜあそこだけカメラワークぼろかすなの?w
(個人的評価5.5点/10点中)
イラ立ちは一回
謎の怪物により荒廃した世界にて、双子の赤ちゃんを拾った男が成長した彼らとサバイバルする物語。
夜になると襲ってくる怪物達。床はブチ抜けても扉はブチ破れない模様…。
そして、協力すれば子供達だけでも充分渡り合えちゃう!?
そんな感じで、スリリングさはあるのだが、何と言うかコレといった展開や場面が無く…。一人じゃ無理だ、からの協力は良かったけど、ジョセフの研究の賜物と言うよりはシンプルな頭脳プレイと言った感じでオリジナリティは感じないし…。
フラッシュバックにしても、感動できる程の家族物語があったわけでもないような…。んで、ジョセフが行った謎の地下施設(!?)の件は一体何だったの!?
つまらない訳では無いが、本当にただ得体の知れない化け物と闘う…それ以上でもそれ以下でもないと言った作品だった。
燃料だけは潤沢なようで
人ではないケダモノの襲来で荒廃した世の中で、夜になると暴れるそいつらから逃れて暮らす家族の話。
それの襲来から避難する最中に赤ん坊を拾って15年後、2人の子供とポールの暮らしをみせて始まって行く。
ケダモノがなんなのか判然としない中、家の扉が襲われるけど、扉は破れないんですね…そして結構あっさり退散?
そして翌日、浮かれポンチのトーマスと、良くわからないところに出かけたジョセフと…ある意味一番の鳥肌ものだけど、それが超絶突然変異ってこと?となんだか良くわからない。
まあ良くあるクリーチャーものな訳だけれど、これと言って捻りもなければスカッとする展開もないし、わざわざフッた親子関係には何も触れず、そしてそんなあっさりなら良く今まで大丈夫だったね?な展開だったり…。
物足りないし都合良いしであまり盛り上がらなかった。
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