「悲劇を楽しんで!」オーシャン・シールズ 海軍極秘作戦 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
悲劇を楽しんで!
領土問題で揉める隣国と交戦状態となり、危険が迫る大使を救出すべく奔走する訓練兵達の物語。
このテの作品にありがちなスカしまくりの会話劇から始まり、あれよあれよとと言う間に独裁国家ベラグアとの闘いに。
ちょっと聞いていてサムくなる翻訳に、申し訳程度のストーリーと申し訳程度の親子物語と申し訳程度の伏線張りと…そして紛争状態に入るには理由が申し訳程度過ぎやしないか…!?
んで、任務の為とは言え嫁を敵国の上空に飛ばさないだろ普通…。
そんなこんなありながら、中盤の兵舎での闘いがピークでしょうか?なんやかんや撃ち合えば面白いし、大使が急にクソうざオヤジになってからはコミカルな描写もあったし、やっぱり発動しない第5条…ベラグアは核保有国だったりするの?
…的なアメリカのムーヴがリアルだったり、決してつまらない作品とまではいかないが…。
それでも、こんな幕引きアリ!?端折りすぎでは!?
それならばベラグア国内の物語を見せてほしかったような…。
バリバリ銃撃戦してくれさえすれば及第点にはのりそうなものの、けっきょく、見所はどこなのかよくわからん作品だった。
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