「どっちつかずで終わってしまったのが残念」シンパシー・フォー・ザ・デビル ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
どっちつかずで終わってしまったのが残念
出産まさに真っ最中な妻のいるラスベガスの病院に車を飛ばし、地下駐車場に到着するや否や入り口には否が応でも目の合う赤髪の悪趣味な格好をしたニコラスケイジが立っている。嫌な予感を感じる暇もなく後部座席に乗り込んできてタクシー代わりに目的地を告げてくるその男は銃を突きつけ拒否できず、地獄のドライブが始まる…!
冒頭5分でも大満足の傑作の予感だが、薄々予想できるタイプの大どんでん返しに向かっているのが分かって「これ、ラストでいい意味で裏切ってくれ…!!」と願っていたがその終わりは達成されず。
役者の演技はニコケイは言わずもがな、主演のヨエル・キナマンも良かった。
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