劇場公開日 2025年2月28日

「狂気が顔に出すぎると、嘘っぽさが増す」シンパシー・フォー・ザ・デビル bionさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0狂気が顔に出すぎると、嘘っぽさが増す

2025年2月28日
iPhoneアプリから投稿

 物語が核心に近づくほど、ガッカリ感を先に感じてしまう。この程度のどんでん返しであれば、謎のまま終わった方がまだマシかも。

 中盤までは、何をしでかすかわからないニコケイの狂気でスクリーンに惹きつけられる。巻き添えを食ったジョエル・キナマンの演技もいい具合に普通の人感が出ていて、普通に同情してしまう。

 狂気が顔に出すぎると、嘘っぽさが増す。そんな作品でございます。

bion