「狂気が顔に出すぎると、嘘っぽさが増す」シンパシー・フォー・ザ・デビル bionさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気が顔に出すぎると、嘘っぽさが増す
物語が核心に近づくほど、ガッカリ感を先に感じてしまう。この程度のどんでん返しであれば、謎のまま終わった方がまだマシかも。
中盤までは、何をしでかすかわからないニコケイの狂気でスクリーンに惹きつけられる。巻き添えを食ったジョエル・キナマンの演技もいい具合に普通の人感が出ていて、普通に同情してしまう。
狂気が顔に出すぎると、嘘っぽさが増す。そんな作品でございます。
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