「【”仕返しと偽りと欺き。そして、I Can't Sympathy for this Movie.” 今作は、救いのない陰惨で悪魔的で狂的なるロードムービーである。】」シンパシー・フォー・ザ・デビル　NOBUさんの映画レビュー（感想・評価）

ー　ニコラス・ケイジは、大スターになったのち、度重なる離婚により多額の借金を抱え、その返済のために余りにも多数の映画に出演し、一時は”出演映画を選ばない男”なる不名誉な冠を付けられる始末であった。

　　だが、借金を返済し、近年は明らかに復調の兆しを見せていた。

　　今作では、彼はプロデュースも担当しているが、この陰惨で、悪魔的で、狂的なるロードムービーは、私にとっては、”I Can't Sympathy for this Movie”　だったようである。

　　途中退場者も数名いたが、興味のある方や、ニコラス・ケイジのファンの方は鑑賞しても良いのかもしれない・・。－