劇場公開日 2025年2月14日

セプテンバー5のレビュー・感想・評価

全136件中、61~80件目を表示

5.0テロリスト

2025年2月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

約50年前に起こった事件なので、当時の記憶は無く、スピルバーグ「ミュンヘン」で知った事実

スピルバーグ映画が当事者視点で描かれたものに対し、アメリカのテレビクルー視点で描かれているので、事件の描写自体はないのだが、当時の機材(電話、無線…)を駆使して情報を得るアナログ式が緊迫感を煽り、時間も90分、最後まで映画を満喫

情報が錯綜するなか、最後の決断が…(事実を知っていても、知らなくても緊張感が半端ない)

ラストの車に乗り込んだクルーの一人の表情が観客の心情と同化

オワリ!

コメントする (0件)
共感した! 7件)
うんこたれぞう

3.0常に緊張映画

2025年2月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

テレビ局からカメラは出ずに取材映像、生放送と局だけで話は進む映画。手ブレの映像と音楽は緊張を常強いる。
ストーリーは単純で手垢のついた題材を違った角度から切り取る秀作。
ラストはどうオチをつけるかと気になったが、そうきたかと納得。
誰に感情移入したら良いのか分からずに物語には入って行けなかった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
るい

4.0今を伝えるということ

2025年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

インターネット環境もない、スマホもない、翻訳機器などもない。そんな環境のなかで、さながらアスリートのように、情報の壁、時間の壁、言葉の壁、国境の壁、様々な障壁をクリアしながら、現実を捉え伝えようと奔走したテレビマンたちの様子を、今そこに立ち会っているかのように錯覚させられるほどリアルにみせられました。それもあって、私がジェフだったとしても、「噂では…」と伝えることを選んでしまっていただろうな等と想像しながら観てしまいました。
「今ここにいる私たちが伝えなければ」という想いは、サウナのアウフグースを想わせるほどの「熱」というかたちでみせられた気がしました。

功と罪の両方をもたらした中継となったわけですが、関わる皆さんが現実に真摯に向き合った結果であったように見えましたし、伝えようという想いとディスカッションに基づく連携がなし得た結果だったのかなと感じました。

便利になり過ぎた今を生きる私たちがあの環境に置かれたとしたら、同じように行動できたのかな?と振り返ってしまいます。53年経った今、良くなったのは届けられる画質だけってことはないですよね。
もちろん作品として何らかの脚色がなされていることとは思いますが、現代の報道に携わる方々にも、この作品に出てきた人たちと同じ「熱」があることと信じたいと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Eiji

3.5初めて知った

2025年2月17日
iPhoneアプリから投稿

この話は知らなかった。
前置きも長くなくモヤモヤする暇なく
えっ!あっ!と驚かされる場面もあり、そんなに移動ある話でもなかったが、内容に引き付けられる作品だった。
この話は50年前だが、いまも続いてる抗争。
そこにはモヤモヤする。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
黒雪姫(o^^o)

3.5初中継

2025年2月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

史上初のテロを中継。今では捜査や救助のため報道規制が当たり前だが、その前提など存在しなかった時代。初めての挑戦に一喜一憂し、打ちのめされる姿に革新の難しさを感じる。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ショカタロウ

4.5期待度○鑑賞後の満足度◎ 先ず演出と演技が凄い。正に眼前で報道を見ている様な迫真性と緊迫感。テロの世紀の始まりの出来事を描いただけでなく現在進行形でガザで起こっている事とリンクする現代性。

2025年2月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

①「ミュンヘンオリンピック」は物心着いて初めて真剣に見たオリンピックだったので(「東京オリンピック」の時は物心着いておらず、「メキシコオリンピック」の時は幼すぎ)、この事件は子供心にも結構ショックだった。勿論、当時はパレスチナ問題なんて分からなかったけれども。今でも、オリンピックは平和の祭典なんて呼ばれているけれども、政治と商業主義に毒されているという密かに心に抱いている疑惑を払拭出来ないのもそのせいかも。

②演技陣のアンサンブルが凄いが特に中心となるルーン役のピーター・サースガード、ジェフ役のジョン・マガロが好演。
紅一点というわけではないが、この前観たばかりの『ありふれた教室』のレオニー・ベネシュが通訳のアリアンヌ役で鮮やかな印象を残す。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
もーさん

4.0緊張感が緩むことなくエンドロールを迎えた

2025年2月17日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

怖い

難しい

実話だから、書籍やネット等から多くの情報を入手することができる。だから、鑑賞前から結末は知っていたのに、凄く緊張してエンドロールを迎えた。
半世紀以上前の話だから当然だけど、巨大なカメラ、ネガフィルム、大きな無線機、ダイヤル式の電話機等々「最先端の機器」の存在が時代の移り変わりを感じる。なのに、50年経ってもテロ行為はなくならない。
むしろ増加の傾向にある。
今も世界の何処かで悲しみが。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ちゃ坊主

5.0スポーツ局の人間が、テロの生中継をする!!

2025年2月17日
iPhoneアプリから投稿

ほとんどのシーンがテレビ局でのワンシチュエーション。
テンポの良さと緊張感でどんどん引き込まれる良作。
実際の事件を扱った作品は過程と結果が全て分かっているはずなのに、カメラワークとBGM、俳優陣の所作で独特な緊張感が生まれた。

アメリカのテレビ放送史に残る、大惨事を生中継するという内容が濃くても上映時間が2時間もないので、疲れない。

2025年の暫定1位。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
kuta

5.0ミュンヘンの惨劇

2025年2月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

実際に起こったミュンヘンオリンピックでの最悪のテロ事件。報道する側の視点から、見事に画ききっている。間違った報道は、一切許されない当時の命懸けの生中継が、凄すぎる。SNSの普及で、現代は誰でもがメディアになり得るクソ無責任の最低の時代からは、考えられない緊迫感に圧倒される。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
DnaH

4.0報道する側の視点

2025年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

事件自体は聞いたことあったけど、詳細な状況知らなかったので、報道陣と一緒にハラハラ見守った90分。報道のあり方を考えると共に、当時の放送技術や裏側を見ることができる興味深い作品でした。
正確さが速報性か、何を知らせるべきか、その情報がどんな影響を与えるか、情報を発信する側の責任って重い。(しかし、公式の電信きたら間違ってると思わんでしょ…)

コメントする (0件)
共感した! 7件)
つかさき

4.5終始緊迫感のある良作でした

2025年2月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

終始緊迫感のある良作でした

コメントする (0件)
共感した! 6件)
マックス

3.0悔いの無い1日を、過ごしましたか?

2025年2月17日
スマートフォンから投稿

 最善を尽くしたはずなのに、残念な気持ちだけが残ることって、ありますよね。仕事してると、ほぼ後悔の大海原。文字通り、大後悔時代。マゼランも、びっくりです。たださ、やるだけやった、手は尽くしたという自負があれば、次も頑張れるのかな…と。
 この映画の後日譚、スピルバーグの「ミュンヘン」もそうですが、本作は、特定のクニや宗教を批判したり、誰かの正義を押し付けるものではありません。私達にとって、何が正しいのかを問うのではなく、私達にとって、何が最善なのか、何ができるのかを問われているような気がします。
 明日、何が起きるか分かりません。ひとつの事件が起きた時、自分が被害者になるのか、加害者になるのか、あるいは傍観者なのか、分かったものじゃないからね。(個人的には、今のイスラエルの、受けた被害に対する報復の連鎖を見ていると、ちょっと…)
 仕事もプライベートも、最高の結果は、約束されません。それでも、最善のパフォーマンスができるのか。続けられるのか。その先に何が残るのか。ちょっと考えるきっかけになる映画だと思います。地味だけど、観てね。

「クライマーズ ハイ」
 ネットどころか、ファックスも、ろくに無かった時代から、事件は起こり、事件を追いかける方々の苦労は、綿々と続いています。
 誤報は出さない。誰よりも早く、誰よりも正確に。そのためには…。
 セリフがほぼ怒号なので、堤真一と、遠藤憲一に怒られているような錯覚にハマる名作。地味だけど、観てね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
機動戦士・チャングム

3.5娯楽性は・・・ない

2025年2月17日
スマートフォンから投稿

ほぼドキュメンタリーのように
史実に忠実に時間軸も入れ替えずに進行するのでこの事件について余計な脚色なく知るいい機会になりました

熾烈なスクープ合戦、生中継への執念、根掘り葉掘りの情報収集で気の毒さを競ったり・・・
周囲の危険を冒してまで逐次報道する必要があるのか?現代の行き過ぎ報道も昔からあったんですね。しかも局同士で先を争ったり・・
テロ事件についてというより
報道のあり方について考えさせられる作品でした

ところで
作中でユダヤとドイツの遺恨が、といった場面がありましたが、1972年はまだ戦後27年で、令和の現代からすれば終戦が平成10年に相当するって、そりゃまだ傷が癒えてないのも無理はないな、と思いました

コメントする (0件)
共感した! 9件)
タケミカンパニー

3.5報道の暴力を描く

2025年2月17日
Androidアプリから投稿

ブラック・セプテンバーを中継したテレビ局の視点のみから描いたのはユニークだった。でもそれ止まり。ドキュメンタリータッチで客観的な撮影で、報道の暴力を描いてはいるものの、中途半端で何を言いたいのかがイマイチ伝わって来なかった。
アカデミー脚本賞にノミネートされているが、ジャーナリストならではの葛藤がもっと深く掘り下げる事が出来たはず。
イスラエルの緊張状態が続く中での本作は非常に有意義だと思うが、映画としては物足りない。スピルバーグの傑作「ミュンヘン」があるので、半端なドラマよりドキュメンタリータッチを取ったと思うが、もう一工夫が足りない。
ではどうしたら良いか正解は無いが、テロリストと人質たちだけの視点で描いた作品を観たい。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
じゅんぢ

3.0教養が身につく。

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

NHKスペシャルのドキュメンタリードラマみたい。
語り手(ナレーター)は重松豊さんがに合いそう。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ユメノトチュウ

4.5A283 当時は小学5年生

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2025年公開
映画ならスチュアート大佐が全裸でトレーニング
するところから始まるであろうが
本作は全くメディア側のみの視点で物語は進む。
もちろんマクレーンがしゃしゃり出る場面もなし。
早朝の銃撃から撮影の場所とりや
衛星放送の時間枠調整
字幕のアナログな作成
外部と繋ぐケーブル
関係者のアップ写真
都度連絡を取るにも無線とアナログ回線にダイアル式の電話
通訳を通してのやり取り
警察の対応?なんで?いや西ドイツの憲法で
軍の対応は禁止されているし
MCのアドリブ全開など
現在のディレクターやスタッフではやりきれない技術が
細かいカットで進み
緊迫感を充満させたドキュメンタリー風に展開される。
事件が終了後は長いカットでその喪失感を醸し出す。
当時の現場を見事に再現した手腕は凄い。
アラブ側の事情を踏み込み過ぎると
現在でもよからぬ問題も起こるであろうため
テロリスト側の描写は一切なし。
パンフレットも鑑賞劇場では販売されていなかった。
個人的に凄いものを見た、という感想です。
90点
鑑賞 2025年2月16日 東宝シネマズ二条
配給 東和ピクチャーズ

コメントする (0件)
共感した! 15件)
NWFchamp1973

3.0セプテンバー5(映画の記憶2025/2/16)

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

内容的には良くできてるかと。事件事態がリアルの出来事なので、報道してた側からすれば立ち位置こんな感じだよね。

報道の現場機材が当時のものそのものかわからんけど、雰囲気ある機材が時代感あり。写真をその場で撮影して、暗室で現像して映像に使うとか技術者としてすげーと思った。
テロップは文字並べて出すとかも。焦ってスペルミスしそう。
報道現場の雰囲気が伝わって良かったのではないでしょうか?

前にミュンヘンという同じ事件を取り扱った映画があるので興味ある方はそれもオススメ。違った視点の映画なので。
(個人的評価6点/10点中)

コメントする (0件)
共感した! 7件)
motorad_kira

4.0オリンピックでそんなことがあったとは…

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

セプテンバー5、タイトル通りオリンピック期間中、9月5日に起こった前代未聞のテロの生中継の話。話はほぼABCニュースの中継室の中だけで、まるでドキュメンタリーを見ているようだった。恥ずかしながらこの事件のことは全く知らなかった。こんな大事件がおきていながらオリンピックは継続され、日本は男子バレーの活躍があったのかと思うと複雑な気持ちになる。
生中継はすべきだったのか、中継をしなければイスラエルの選手は助かったのでは。当時、中継していた人たちも、見ている側もそれぞれ思うことがあるだろう。しかし、当時、事件の生中継を世界の9億人もの人が見ていた事実もある。きっと、当時に生きていたら私もテレビに釘付けになっていたと思う。オリンピック、報道、歴史、警備、いろいろと考えさせられる映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
lemonbeck

4.5報道とは?知る権利とは?を考えさせられる

2025年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ミュンヘンオリンピックで発生した人質テロ事件は、スピルバーグ監督の「ミュンヘン」で観て概要は知っていた。本作はそれを報道するアメリカのTV局から描いた物語。
あくまでテレビクルー側からしか描かないから情報は断片的。物語のほとんどがオリンピック中継を行うためのサブ室で進むし、手に入った情報もドイツ人の翻訳がないと内容が理解できないという限定され状況だからかなりリアルだ。そんな中、衛星放送枠の取り合いや、報道局との主導権争いなども交えつつ、人質立てこもりの状況を生中継していく。
テロの悲惨さや非道さを描いている映画とは思えない。そんなシーンがないから。本作で問いかけているのは報道のあり方だ。様々な困難を乗り越え、生中継を続けたアメリカのテレビクルーを称賛する内容なのか。それともテロリストたちに筒抜けとなった生放送を反省すべきという主張なのか。どちらなのかは観ている人に委ねられている。個人的にあのテンポがよく緊迫感のある作りは、テレビクルーの活躍を描くものとして見応えがあったことは確か。でも観終わった後に感じてしまうのは、これでよかったのかという迷いだ。
「知る権利」を満たすものとして報道がそこで起きている事件を映すことはとても重要で必要なことだと思う。ただ、それを報道する側のモチベーションはそれだけではないということ。会社員である以上、この仕事でどう評価されるか、そして報道する側としての達成感みたいなものは当然つきまとう。中継を観ている人間がただの興味本位で観てしまうこともどうなんだろうかと思ってしまう。
だから、本作を観ている自分が映画の中の生中継をエンタメとして興味本位で観ている側であることに気付かされる。自分みたいな興味本位で観たがる人間がいる限りこんな報道姿勢はなくならない。観終わった後にモヤモヤする気持ちはこれなのかもしれない。色々と自分に問いかけることとなった映画だった。

コメントする 2件)
共感した! 11件)
kenshuchu

4.0よく出来たサスペンス劇でした。

2025年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編で面白そうなので見てきました。
出だしから緊迫感のある展開で音楽の効果も抜群で楽しめるサスペンス劇でした。
実際の1972年のミュンヘンオリンピックの出来事なのでドキュメンタリードラマのような描き方でハラハラするストーリーが続きます。
当時の解像度の荒いフィルムの効果もありリアル感がありました。
ラストは衝撃的ですがその後のオリンピックの安全度を高めるきっかけになった事件だったようです。
作品としては十分楽しめたのでおススメ度は満点です。
当時の関係者の苦悩や緊迫感を感じれると思います。
ぜひご覧ください。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Yoji