「重い…」セプテンバー5 豆之介さんの映画レビュー(感想・評価)
重い…
1972年9月5日、ミュンヘンオリンピック。
今何が起こっているか、それを伝えようとする報道陣。もし再びオリンピックで同じことが起こされたら情報規制が行なわれるだろう。それはきっとミュンヘンオリンピックで学んだからだ。それでも犯行側はインターネットなどで集めようとするだろうが。
目を背けたくなる映像があるわけではないが、ひたすら緊迫して重かった。結果がどうなるか文字では知っていたのでなお重かった。
伝達は無線と固定電話、一線を超えている行動がなくはない。報道した行為が許されたのかも分からない。
ヒーローもヒロインもいない映画。それでも強く捕らえられた映画。パンフレット、欲しかったな。
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