消滅世界のレビュー・感想・評価
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勝手に消滅してろ!コノヤロー!
下手なホラーより余っ程ホラーでしたよ。
エデンと云う名の楽園を築きし傲慢なヒトへのアンチテーゼ。
なんか…財団Xだっただろ、アイツら🤣
少なくとも私と云う人間には異様に映る彼らの常識も、
彼らからすれば私の常識こそ異常なのだろう。
妊娠の9割が人工授精となった社会に於いて、夫婦間の肉体関係…つまりはS〇Xは、最早…近親相〇と揶揄され忌み嫌われる程…忌避された世界。
その価値観社会での恋愛対象は、2次元キャラクターか、滾る性欲を発散させたい時は、夫婦公認でカジュアルに“外に恋人を作る”事が推奨・容認され、恋人相手に腰を振ると…
いやぁ~狂ってるねぇ〜😘
ほら!アイツ…えっと、オープンマリッジ大好きヒカルさんなんて狂喜乱舞でしょうよ😁
つか、ツイフェミさんも待ちに待った望んだ世界になるんじゃない?
クツの人👠とか桃色バス🚍️…笛🪈にドットとか…今作観て大層悦びそう。
家庭内ではピーはしないけど、外でするならOKとか、
性欲を拒絶する割りに…種の保存を盾にして、ヤるこたヤリたいその矛盾!
正に【人間】だぁねぇ😁
その昔…🔞作品に
【S〇Xのハードルが異常に低い世界】って中々にブッ飛んだ世界観のAVあったけど、
今作では露悪的な性的描写が無いだけで…
【】を哲学的に、社会的に描くと今作みたいになるじゃね?って正直思う。
気味悪く気色悪く薄ら寒い…でも、冷たすぎてカルト熱い作品でした、私には。
社会風刺は刺さるが、SFが空転
村田沙耶香さんの小説は、痛烈な風刺として刺さってくる部分と、SF的な思考実験が暴走してしまう部分があり、後者の部分は苦手。この映画も予想はしていたけれど暴走が目立つように感じた。
映画で描かれるのは性が家庭から追放されてしまった社会。夫婦間の性行為はタブーで、子どもを産むなら人工授精。逆に婚姻外の関係は推奨される。
確かに近代的な倫理では、性は夫婦の寝室だけに限定されてきたわけで、それをひっくり返すのは面白い。
でもそれなら人工授精で「自分たちの子」にこだわる必要あるのか、とも思ってしまう。もっと徹底するなら、夫婦それぞれが「子作り会社」に出勤して、家庭外で子育てする社会になるかもね。
実際、後半に描かれる「エデン」は、親子関係を問わず集団で子どもをつくる実験社会。主人公の夫婦は、そこで敢えて「自分たちの子」を産もうとするのだが、男性も妊娠・出産できるという設定が加わり、主人公の女性は取り残されていく。
これだけ勝手な設定が積み重なると何でもありでという感じで興味が持続しない。むしろ地味な場面に風刺が効いている。夫婦が着衣のまま風呂に入るのは現実のセックスレスを思わせて痛々しい(家族同士で性行為なんてできない、でも触れ合いたいという気持ち)。
そして「エデン」で「子どもちゃん」たちを可愛がる場面。「好きなだけ可愛がって家に帰るなら、猫カフェと同じ」というつぶやき。「子育ての社会化」がはらむ矛盾を突いている。
作者にとっては敢えて完成度を犠牲にしてでも詰め込みたいテーマなのだろうか。のどに刺さった小骨のよう思い出すことがある作品だと思う。
そして、この主人公に生命力を吹き込める蒔田彩珠さんには感嘆。5年前の「朝が来る」と重なる命や血の物語であり、今作も将来の名作に至る途中経過かもしれない。
イヴ
この世界観というか設定は面白そうとは思ったけれど、
実際作品を観てみると、自分の価値観にはあわない。
この倫理観崩壊的な世界はきつい。
生物として洗脳でどうにかなるものではないだろう。
狂っているとは思うが、こういう思想があってもおかしくはないと思った。
唯一まとも(洗脳されていない)なのは、雨音(蒔田彩珠)の母親なのだが、
実は雨音もまともなんだけど、この世界の常識との狭間で苦しんでいるように見えた。
ラストで雨音がイヴになる話だったんだなということがわかるが、
その伏線というかヒントは多々あったかと思う。
しかし、そこに至るまでが長いし、この世界をずっと見せられるのは苦痛であった。
たぶん蒔田彩珠じゃなければ観ていない。
蒔田彩珠は素晴らしい俳優だが、主演時の作品に恵まれていないと思う。
来年は飛躍してほしい。
シュールに浸った
すまん。今年のワースト
“性が消えた世界”
面白そうだと思ったんですが
“文字だから表現出来た小説”
の映像化は、
その手が得意な大御所しか無理です。
夫婦内の性行為は近親相姦で
外でならOK……外で妊娠したら
どすんの???
などの小説だから塗せれるシーンを
頑張ってるのではなく
「この画が撮りたいから!」って言って
前後のつながりも無視した
シーンをたくさん観せられる。
演出部のやりたい事が
マスターベイションでしかない。
そして!!!
若手女優大注目!!
最高に芝居が上手い蒔田彩珠!
ですら、棒読みでOKを出してる演出部!
みーーんな、語尾まで台本のまま
“話してる”のではなく“読んでる”のに
OKを出してる演出部!
子供がいるシーンも、カメラの外で
お母さんが機嫌を取ってるのがバレバレのまま
OKを出してる演出部!
あと200文字書けるけど割愛。
大変申し訳ないですが、
2025ワーストです。
久々に参った。
「千葉」ってなんだよ( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
居心地が良くない気持ち悪さ
「朝が来る」からずっと好き
凄かった。
物語が荒唐無稽では無くて近い将来、実現しそうな世界観に頬を叩かれた気分になりました。少数ですが人口問題を解決する為に遺伝子操作、、、云々という声も聞くのでその視点から鑑みればこの作品は十分に観客や社会に対して警鐘を鳴らしています。ただ残念なのは上映館が少ない事、映画でしか取り上げることの出来ない主題、大手シネコンの支配人の皆様も当たり障りの無い綺麗な作品ばかりに限らないで幅広く紹介して欲しいです。 村田沙耶香さんの原作💯時間がある時に読んでみたいと思います。千葉県にある施設?何処かしら?幕張新都心?静かな場所だったら印西の千葉ニュータウンかしら?🤔🤔🤔🤔俳優 井浦 新さんが「末恐ろしい」と評した蒔田彩珠さん この作品でも魅力的で主演作と相まって輝きを放っています。清原果耶さんと共に若手の代表格の一翼を担っているのが分かります。心配😟なのは出演作は難しい役柄ばかりなので燃え尽きてしまわないのかと🫣たまには「おかえりモネ」のように終始、笑顔で終わる回があっても良いのでは🤗🤗🤗
エレクトラとエディプスの父は居たか
他のレビュアーさんの評をまったく読まずに映画館へ足を運び、鑑賞後もやはりそのまま書いてます。
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蒔田彩珠の主演ということで観に来た。
何とか最後まで観終わった、というのが正直な感想。
約2時間、一種独特の不穏さを醸し続けていたのは、原作が創り上げた世界線か。
ラストは、雨音(演: 蒔田)が母殺しのエレクトラになることでもあり(実際に殺してはいないが)、同時に母として「子どもちゃん」と交わり、彼をエディプスに創り上げているように思える。
ところが、そこにはエレクトラが愛すべき父親も、あるいはエディプスが殺すべき父親もいない。無味無臭の愛憎劇の舞台だ。
しかし性愛も恋も存在しない世界にエレクトラやエディプスの存在理由さえ思いつかない。原作者の村田沙耶香は、その瞳の中に何を見ていたのだろうか。
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映像のトーンとしては、ずっと暗い。
明るい陽の光のもとでのショットですら、役者の表情が曖昧なほど薄暗く暗鬱である。
そういう画が好きな監督なのかもしれないし、原作からインスパイアされているのかもしれない。ここは鑑賞者の好みが分かれるところだろう。
残念ながら私の口には合わなかった。
蒔田彩珠は清原果耶と同じ23歳。2人とも極めて芸達者で、しかもけっこうクセのある役が多いとも思えるが、清原果耶ほど出演は多くない。
もっともっと役に恵まれても良いと思うのだが、本人や事務所側の意向があるのだろうか。是枝裕和監督の秘蔵っ子と言われていたのに。
気になるロケ地
見るか迷いましたが、蒔田彩珠が主演とのこと、観ることに。
原作が文学なので少しむずかいかも。
ただ、単純に世界観がすごい。
この世界観と価値観は全く理解できない。キャラに感情移入も出来ない。
ただ、、、、ところどころとても共感するところもあって、女性同士カップルで結婚するのがパーフェクト過ぎると思った。
私が見ると、、カルト宗教のホラー映画にも見えます。普通のホラーのような驚きシーンは無いけどら全体的に世界観が怖い。
近親相姦とちうキーワードが時々出てきますが、この辺りの表現で気持ち悪さがとてもある。ただ、気持ち悪さを出すには、もう少し過激な絡みのシーンがあるといいお思います。シーツをかけてふぁっと終わらせずにもう少し描けられれば、より気持ち悪さが際立ちます。
渡したの世界観からは全く違う気持ち悪さがあり、、ところどころ、なぜそう考えるのか理解できない。それと気持ち悪さをより際立つためには絡みのシーンが必要ななんだと思います。w
蒔田彩珠は15歳〜40歳くらいをひとりで演じているのはいい所。このキャラをひとりで演じられぬはすごい。ただ、熟女のエロさは無い。残念。
後半はすごみもあるし、今後も期待です。
VFXを使わずに、リアルの世界で撮影されているのも良いですね。どうしてもロケ地が気になります。
神奈川工科大学 KAIT広場
ようです。行ってみたいな。
現実のようで現実でない世界
自分を正常だと思っている我々はこの世界にいちばん適した狂い方で発狂している? 「異性愛主義」や「家族主義」はこの世界でもっとも広汎に共有されている狂気の一種?
村田沙耶香の小説が映画化されるのはこれが初めてだそうです。確かに映画化が難しそうな作風で、この『消滅世界』も読者がひとりで小説と向き合って研ぎ澄まされた感性、知性とともに読んでゆかないと置いてきぼりを食らってしまう感があります。映画館という空間の中で人が演じたものを再生して観るという方式に、この原作小説が耐えられるかどうか、といった映画というメディアの可能性までも考慮しなければならない作品だと思っていました(ちょっと大げさですが)。
で、まあ大丈夫でした。ちゃんとした劇映画にはなっています(興行として成功するかどうかという点はさておき)。先行しがちな言葉や概念をどう映像化してゆくかというミッションはかなり難しいと思っていましたが、そこそこ健闘しているとは思います。
ここでは、近未来と思われる日本で、人工授精で子供を産むことが定着し、夫婦間の性行為が「近親相姦」としてタブー視される世界が描かれます。私は原作を読んだとき、この「近親相姦」という言葉の使い方が秀逸だなあと感服しました。なるほど「結婚」して夫婦となり、ひとつの「家族」のメンバーとなればもはや「近親者」か、夫婦はお互いの精子と卵子を人工授精で結合させて新たな近親者を作るのか、「近親相姦」ではない性行為は結婚の外側に存在していて相手が二次元アイドルの場合だってあるのかと、この「近親相姦」というパワーワードで「愛」だの「性」だの「結婚」だのの既存の概念を一気に吹き飛ばしています。まあでも、これは小説だからできるワザという気もして、映画でこの「近親相姦」の使い方に遭遇すると、観客は腑に落ちなかったり、居心地の悪さを感じたりするでしょうね。小説のほうでは、主人公の雨音(あまね。映画では成人してからの彼女は蒔田彩珠が演じています)は小学生時代に「正しい」性の知識を身につけようと図書館で調べ、「ヒトは科学的な交尾によって繁殖する唯一の動物である」から始まる、その世界で正しいとされる「性」や「恋愛」や「生殖」に関する内容に、事典を通じて触れることになります。このあたりで読者は小説内世界での概念や言葉の定義に馴染むことができ、安心して小説を読み進めることができますが、映画はそういったことを表現するのに不向きな感じもして、不思議な世界観に戸惑う観客が多かったのではないかと思われます。
映画が多少なりとも本領を発揮し始めるのは後半の実験都市「楽園」(“エデン”と読む。もともとエデンとはアダムとイブがいた楽園ですね。彼らは禁断の果実を食べてそこから追放になりましたが)が描かれるあたりからだと思います。エデンは千葉に作られた実験都市で希望者からなるコミュニティでメンバーの中の指定された人が人工授精に参加でき、誰が生物学的な父母がわからない形で子供を出産します。生まれた子供たちは皆「子供ちゃん」と呼ばれ、従来の「家族方式」ではない「エデン方式」という方法でコミュニティ全体で育てられます。コミュニティのメンバーは男女とも「おかあさん」と呼ばれ「子供ちゃん」の面倒をみることになります。主人公の雨音は以前いた場所で夫だった朔(演: 柳俊太郎)と婚姻関係を解消して(実験都市の規則に触れるので)エデンに参加します。雨音も朔も人工授精参加がかなうのですが、雨音は流産してしまいます。ところが、なんと朔は「人工子宮」を使って妊娠し、世界初の男性による出産者になるのです。それも裏でこっそりと手を回し、朔の精子と雨音の卵子で人工授精した赤ちゃんでしたので、彼は腹を痛めて正真正銘の自分の子供を出産したことになります。
こういったお話が白を基調とした画面で淡々と語られます(なんだかカルト宗教の宣伝フィルムみたい、とか言って、私、そういうのを観たことないのですが)。雨音も朔もだんだんとエデン方式に馴染んでゆきます。例外は雨音の母親(演: 霧島れいか)で、そもそも彼女は人工授精などではなく旧来の方式で雨音を身ごもり、出産しているのですが、エデン方式を否定し、あなたは洗脳されていると雨音に言います。それに対して雨音はその世界にいちばん適した狂い方で発狂するのが楽だと答えます。
そんなこんなで不思議な作品です。まあ、ディストピアを描いた映画なんでしょうけど(私は少し気味が悪かったです)、人によってはこれこそがユートピアだと言うかもしれません。私は専門家ではないのでわかりませんが、そもそも人類が「一夫一妻単婚小家族」で家族経営しながら親が子育てをしているという方式はそんなに長い歴史を持っていないように思われ、家族というものも時代によって変容していくかもしれないな、とは感じました。
考えさせられる部分の多い、興味深い内容だと思いましたが、小説だけでもよかったかな。あと、この内容なら、映画より演劇向きかなとも思いました。
原作が好きな人にはぜひ観てほしい映画
オイオイ
この設定をどれほど受け入れられるかどうか。
素晴らしい演技、最後の30分は鳥肌もの
『消滅世界』(2025)
川村誠監督が言うように、これは紛れもない「思考実験」だ。
人工授精が当たり前になり、夫婦間の性行為が「近親相姦」として最大のタブーとされる世界。
性愛の対象は家庭外の恋人か二次元キャラクターのみ――突拍子もないと思うかもしれない。
だが、栁俊太郎が演じる夫・朔の言葉「家族とは人生における絶対的なパートナーであり味方」は、驚くほど理想的で、誰も異を唱えられない。
家族は刺激ではなく、ただひたすらに安定であるべきだ、という価値観だ。
現実では家族関係は絶対的な安定とは言えないこともあり、それは性愛が家庭内に持ち込まれること(性愛の延長線上に家族があること)により引き起こされることもある。
だとすれば、朔が求める家族の姿(性愛は家庭外として家族には絶対的な安定を求める)は「ありえないディストピア」ではなく、AIやロボット技術が進化した先に十分に成立しうる一つの理想郷なのではないか。
雨音(蒔田彩珠)と朔は、それぞれ外部の恋人に傷つけられた末に「エデン」へ移住する。
そこには二人と子供しかおらず、もう誰も自分たちを傷つけないはずだった。
しかし朔は最後に、雨音にとっての「家族の絆」を自ら断ち切る。
そして自らの信じる世界が崩壊し、狂った雨音(母親を動物扱いし、自らを進化した存在だと自認した)が最後に選んだ行為――原作の言葉を借りれば「セックスを作る」こと――は、一周回って今の私たちが当たり前にやっていることそのものだという皮肉。
蒔田彩珠の演技は今年観たどの映画よりも胸が締めつけられ、圧倒された。
常識を根底からひっくり返されたい人、
普通の映画では物足りなくなった人に全力で薦めたい。
原作を読んでいなくても面白い。でも読んだらラストシーンの仕掛けにハマりもっと面白い。
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