ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師のレビュー・感想・評価

全57件中、41~57件目を表示

3.5ヒトラー暗殺といえば

2025年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あの爆破の暗殺未遂事件だろうと思っていたので、あれ?とはなった
そして、この人のことはよく知らなかったため、事前にある程度知っておいたほうがよいかと調べた内容だと、強制収容所に入れられ、他の関係者とともに裁判にかけられ、全員、翌日に絞首刑に処されたとあったため、あれ?とはなった

恐らく史実に忠実な映画化ではなく、ボンヘッファーという人物に着目し、史実をベースに作られた物語なのかなと受け止めた

処刑の日は史実どおり、1945年4月9日
映画を観る前、最初にその日付を見た時、やりきれない思いにかられた
あと少し、あと少しで、ドイツは敗北し、ヒトラーは自決する
あと少しでよかったのに、と

実際に映画を観たら、やはり、この人がなんとか生き延びていたら、その後どんな人生を生きただろうと思わずにはいられなかった

信仰と信念に生きた人
自分を犠牲にすることをいとわない人
何度か彼は自分の運命を変えるチャンスを得ていた
それでも彼は祖国に戻り、間違えた方向に進み続ける国と、命を奪われる人々を救おうとした

これは恐らくフィクションのセリフなのだろうけれど、
最後のチャンスを前に
「I'm ready to meet my destiny
覚悟はできている
自分の運命を受け入れる」
と穏やかな笑みで語る
残した言葉ではないかもしれないが、恐らく彼は本当にそういう人だったのだろう

やはり、彼が、戦後のドイツをどう生きたのか、見てみたかった

コメントする (0件)
共感した! 9件)
yukarin

4.5あの時代にナチスに抗い続けた事に感動しました。この牧師の本を探した...

2025年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あの時代にナチスに抗い続けた事に感動しました。この牧師の本を探したい。
悲しくも美しい作品

コメントする (0件)
共感した! 8件)
マックス

3.0熱量を感じた。

Kさん
2025年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

舞台は第二次世界大戦下のドイツ。

激動の時代のなか、スパイ活動に
身を投じた実在のドイツ人牧師。
彼の短くも濃い生涯が気になり鑑賞。

10年の歳月をかけた作品だけあって
構成が見事。歴史+倫理的な問いもあり。
黒人差別についても触れられていました。

劇中に出てくる名言に何度も引き込まれ、
いちばん響いた真摯な言葉は
「悪の前で沈黙することはそれ自体が悪」

彼の覚悟を持った勇敢さと精神的勇気、
最後の幕の引き方に脱帽です。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
K

4.0讃美歌「善き力にわれ囲まれ」の作詞者

2025年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
にっく

1.0ナチス悪、ユダヤ人善、繰り返される洗脳

2025年11月7日
PCから投稿

何時も通り ナチスが悪の軍団の様に描かれ、 うんざり。。。
年に何本 できるんだよ、。。
いまだに 連合国側の戦争犯罪を問う映画は皆無。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
東條ひでき

4.520世紀を代表する神学者「ボンヘッファー」の反ナチス活動を描いた作品です。

2025年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

斬新

実在のドイツ人牧師「ボンヘッファー」は、20世紀を代表する「神学者」として有名で、多くの書簡、論文等を残していますが、彼のもう一つの側面である「反ナチス活動」の方に特化して脚色し、彼の生涯を描いた感動的な映画作品に仕上がっています。
・20世紀のドイツでナチスの政治活動が活発になり、ドイツ教会の中でヒトラーをあたかも「神」のように崇める教職者(牧師たち)があらわれる中、「教会は聖域であり、権力の場ではない」と反発し、ボンヘッファーはヒトラーを神の「敵」として反ナチス活動を行っていきます。その中で、反ナチス活動としてのスパイ活動や、ヒトラー暗殺計画(といっても正犯ではなく、共犯あるいは間接的な関わりと言う感じ)に関わっていきます。
・牧師として、暗殺(未遂)に関わるという「罪」を犯す事が、結果として反ナチスという「正義」につながるという、一見矛盾する行為と思えますが、ユダヤ人がナチスによって迫害されている「事実」を把握している彼にとっては、それは「愛」であり、「正義」であったと確信していたのだと思います。また神(あるいは教会)の上に人(ヒトラー)を据える事は「偶像崇拝」であり、どうしてもできないという信念だったという事でしょう。
・ボンヘッファーの「悪の前の沈黙は悪であり、神の前に罪である」という言葉に、彼の姿勢が現れています。
・映画の中では礼拝の場面や、教職者相互の会話などで「教会用語」「聖書の聖句」が多数登場しますが、映画ストーリーはしっかりと追えますので、十分に鑑賞する事ができます。
・時系列が前後する場面や、ボンヘッファーが「ドイツ」だけでなく「アメリカ」「イギリス」に滞在しますので、そこは混同しないようにする必要があります。
・反ナチスをテーマとする映画は「白バラの祈り」「名もなき生涯」「ワルキューレ」など多数ありますが、この映画もその領域に属する新たな映画作品であると思います。
・公開初日11月7日に鑑賞しましたが、その時点で上映している映画館は少ない状況です。公開拡大を強く望みます。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
天空住人

5.02度目はより感動

2025年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

知的

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
だいけーちゃん

1.5キリスト教に詳しくないのでイマイチついていけなかったです。場面も唐...

2025年11月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

キリスト教に詳しくないのでイマイチついていけなかったです。場面も唐突に時系列が入れ替わりますので、理解が追い付かなかったですね。もう少し物語にメリハリを効かせてもらいたかったな、と。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ムビチケ太郎

5.0今 多くの人に観てほしい映画

2025年11月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

ナチスが選挙で何人か当選した時、「えっ こんな人達が?来年の選挙で落とせばいいね」という会話が居間で交わされていました。でも人々の不満と熱狂を餌に来年の選挙では3倍になってゆくのです。
怖さがあります。そうやって人々を次第に身動きできないようにしてゆく。人間は第二次世界大戦から何も学んでいないのかもしれないと思ってしまう昨今です。
是非今多くの人に観てほしいです。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Pom

5.0誤りを誤りだと指摘できる強さ

2025年10月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

知的

誤りを誤りだと指摘できる強さ。
人が人に恐れ、本当の神様を見失いそうになる時に、真実なる神様を信じ、それを訴えたボンヘッファー。クリスチャンでもそうでなくても、色々な事に惑わされるこの世の中で、正しいことを信じて生きていく大変さと大切さが描かれていました。ぜひ、多くの人に見てほしいです!

コメントする (0件)
共感した! 6件)
みーちゃん

4.5ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師

2025年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

驚く

第2次大戦終結後80年の年にこの映画が公開されることに、見えざる天の意図を感じる。このナチス支配下のドイツで極めて稀有な生涯をたどった牧師の生涯が、良く描かれている。とりわけ一(いち)クリスチャンとしてうれしかったのは、神学研究のためアメリカの神学校で学んでいた彼が、黒人牧師から初めて「イエスに出会ったか」と問われ、答えに窮したところから、真の意味でBorn again魂の新生を経験したクリスチャンになるところがきちんと描かれていたこと。恐らく彼は、その時から彼の内に生きている主キリストから、ドイツ国民への究極の愛の行動として、直接「悪の排除」に加担するよう促されたのでは、と思った。また彼が、7人のユダヤ人をスイスに脱出させるために大金を用意し、その出どころがもとで暗殺計画連座が発覚したわけだが、あのヒトラーを神と崇拝し、その狂気の支配のもとに600万のユダヤ人を殺害したナチスドイツにも、シンドラーや、ボンヘッファーのような人種偏見を持たず、彼らを命がけで救おうとした愛と勇気ある一握りの人々がいたことににも心を打たれた。世界的反ユダヤ主義思想が蔓延している現代、今こそ日本のクリスチャンもこの国の安寧のために行動による愛を示す時だと思わされた。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
マット

5.0今こそ観るべき映画

2025年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

ドキドキ

戦後80年、ボンヘッファー没後80年のこの年。石破首相が「日本の政治がポピュリズムに堕する危惧を強めている。」と語っていたが、そう思う方にはぜひ観ていただきたい作品。私はボンヘッファーのように抗う自信はない。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ミソスープ

5.0素晴らしい

2025年9月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

歴史的なことも学べたし、主人公が信仰、勇気持って、勇敢に行動されたことに感動しました。必見の映画です。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
バディー

5.0Must see movie です!!

2025年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

知的

はじめはちょっと冗長かなと思って見ていたら、その後ぐっと引き込まれ、最後まではらはらどきどきしつつ、大泣きしながら見てしまいました。ボンヘッファーが深い信仰を持ってこのような行為をしたこと、処刑されるまで悩み苦しみ、けれども最後の晩に皆でパンとぶどう酒を分かち合い、そして、十字架を見上げる心持ちで絞首刑用の縄を見上げ、天を見ながら死んでいったことが描かれていました。キリストに従う者は恵みだけではなく、主の十字架を背負ってついて行かなければならないことを身をもって生きた方がこんなに近くに時代にいたということに、目を覚まされる思いでした。信仰を持つ方は必見。信仰を持っていない人も、いったい信仰とは何かを知りたければこれを見るべきだと思います。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
yukiko8888

5.0信仰、信念があっても行動が伴っていないものは信仰、信念ではない

2025年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 7件)
おちゅ

0.5ひどい

2025年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ボンヘッファーが映画化されたと聞いて、胸弾ませて映画館へ。ボンヘッファーには思い入れ深く、上映初日に行きましたが。
この映画は歴史的事実では全くない。
どうして?どうしてボンヘッファーはこんなにいつも、解釈が適当に施されて、嘘が広められるのかしら。この映画もそうでした。

誰が作ったんですか、これ。

出鱈目ですから、信じてはいけません。
見る価値ありません。
作った人、誠実さが、微塵もない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
がおー

4.5ボンヘッファーを知らないと理解できない玄人向けだけど…

2025年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

難しい

題名のとおり、ボンヘッファーという牧師を知らないと内容を理解できません。
ボンヘッファーを知らない私は、1回目は流し見、2回目はボンヘッファーを検索して人物を理解してから見、3回目でやっと全体への理解が深くなり、心揺さぶられる映画だと泣きました。

彼は「敵を愛することを忘れた牧師」と言われ自身も認める場面があったのですが、私はそうは思わなかった…。
なぜなら、日本も現在、たくさんの移民や外国人によって内側から少しずつ”侵略”されている感覚が日常にあるからです。これまでの政府の政策でこうなっている”今”を重ねて見ると、80年前のボンヘッファーの考えと行動は、きっとクリスチャンでなくとも理解できる部分があると思うのです。

邦題の「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」ですが、彼が実際にヒトラーを手にかけようとしたのではなく、「暗殺の仲間に加わって行動した」ということでした。その結果、資金洗浄とヒトラー暗殺に関わった罪で…となります。

この映画を見るには、ボンヘッファーのちょっとした知識が必要かと思います。
場面展開もあちこちと忙しく、さらに歴史を知らないと「??」と思いますし、クリスチャンでないと理解できないセリフもあります。
(ちなみに私は、ボンヘッファーの双子の妹が彼の恋人に見えてびっくりした)

「ヒトラーを暗殺しようとした牧師」というある意味センセーショナルな題名ですが、彼の中には人々と神様への愛が見て取れます。
聖書の歴史を見ても、戦いはいつの世にも「世界」と「己の中」にありますし…。
牧師という立場から、当時のボンヘッファーは非常に悩み苦しみ、泣いたと思います。
だから、この映画はぜひ、たくさんの日本人の方に何度も観ていただきたいです。
ボンヘッファーという一人の牧師の信仰と生き方は、現代の日本人も知っておいてソンはない!と思います。

そして、見終わったあとには、ナチスによってユダヤ人がどのような目に遭わされたのか、詳しく知っていただきたいです。今のイスラエル問題を考えるうえでも、「反ユダヤ主義とは」について考えるキッカケになるのでは、と思います。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
まぬるネコ