ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師のレビュー・感想・評価

全62件中、1~20件目を表示

4.0正義の裏貫き方

2025年12月18日
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私は強い人間になれるのか?
最後の今逃げても、結局仲間がその家族が追われる身に。
狂人を作ってはならない。

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jiemom

3.0神への冒涜許すまじ -ある神学者の葛藤-

2025年12月17日
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カールⅢ世

ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった

2025年12月5日
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 ナチスが勢力を拡大し、教会内部ですらヒトラーの神格化が進みつつあった時代に、教会の神聖化を説いてヒトラー暗殺計画にまで加わった実在の牧師のお話です。

 ヒトラーを暗殺していれば戦争とホロコーストで死ぬ人は確かにもっと少なかったろう。ただし、聖職者がその企みに加担する悩みはもっと掘り下げるべきだったと思います。正義を貫こうとしたこんな人が本当に居たと初めて知る事ができたのは収穫でした。鑑賞後に調べてみると、彼に関する様々な本が日本でも既に出版されています。

 作中で、以下の有名な警句がボンヘッファーの説教中で述べられます。これは実際には彼の言葉ではなく、本作中にも登場するマルティン・二―メラの言葉です。独裁者による全体主義は、ヒトラーだけで広がった訳ではなくそれを無批判に支持し煽った国民の選択でもあったのです。まさしく現在のこの国の姿ではないでしょうか。手遅れになる前に。

  ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。
 彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。私は社会民主主義者ではなかったから。
 彼らが労働組合員らを連れさったとき、私は声をあげなかった。私は、労働組合員ではなかったから。
 彼らが私を連れさったとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。

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La Strada

4.0政治と宗教

2025年12月3日
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興奮

知的

難しい

キリスト教信者ではないので分からないことが多い。
告白教会、自爆テロの未然、ユダヤ人7名10万マルクの価値、など理解が難しいので、
ゆっくり検証したいと思う作品であった。
また現代の日本の状況に当てはまるのではないかと思う。
統一教会、創価、公明などの暴走を如何にして止めるか、止めれるのかを
人間の尊厳をかけて貫けるのか。
貫こうとしたボンヘッファーと山上被告の裁判とは重なる。
彼は最大の愛なのか、罪なのか、歴史の分岐点にいるので見守りたい。

同日に観たウエポンズの10倍ぐらい良かったので元取れた気がする。

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four7777

4.5戦後の世界が変わっていたかも?

2025年11月30日
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悲しい

知的

第2次世界大戦で大量虐殺をしたのは、連合軍で非戦闘員を多数虐殺した。
良く酷いと言われる、真珠湾攻撃は軍の基地のみの攻撃で非戦闘員は被害を受けていない。
ノルマンディー上陸作戦の前にフランスの海岸線を無差別攻撃、東京大空襲、広島と長崎
非戦闘員が多数虐殺されている。
今の正義は勝った方の正義で本当の正義では無い。

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こえん

3.5現代の日本に生かされている意味

2025年11月28日
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何処吹く風

3.0キリスト者として

2025年11月24日
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悲しい

怖い

知的

クリスチャンとして見ました。神への信仰を第一とし、ユダヤ人を助けた牧師 ボンフェッファーのことはこの映画で初めて知りました。聖書に ユダヤ人を呪うもには呪われ、ユダヤ人を祝福するものは祝福される、とありますが、映画の中でも アブラハム、イサク、ヤコブの神よ と祈るシーンは印象的でした。恐怖政治に怯えて権力におもねってしまう当時の教会の有り様もまた戦争中に政府公認のキリスト教団におもねった日本の教会とオーバーラップします。地上での最後は絞首台の露と消えるボンフェッファーですが、天では主の慰め癒しそして祝福が大いに注がれていることはクリスチャンなら充分に理解できることです。まさにキリストに倣うものとして人生でした。途中、画面がくらいのと、難解なシーンもあり幾度か気を失いました。

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Naotanjr

5.0まさに不屈の闘志

2025年11月24日
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見ていると 安部ちゃんを殺害した
山上被告を 思い出してしまいました。
彼はとても頭脳明晰で 計画性に富んでいました。
映画では ヒトラーを殺せませんでしたが 多くの
ユダヤ人を救いました。

山上被告も 多く搾取された信者を開放しました。
どちらもある意味の 正当性を感じました。
今年 二番目に感動した映画です。たぶん....(^_^;
一番は「教皇選挙」どちらもキリスト教でした。(笑)
宗教と政治は 切り離すべきです。

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Hammer69

3.5カナリス提督のことを想い出す。

2025年11月23日
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詠み人知らず

5.0信仰のために行動をもって立ち上がった人

2025年11月22日
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泣ける

この映画の公開を長く待ちわびていましたから、非常に楽しみにして観に行きました。
ボンヘッファーの物語は、「軽く理解して流す」なんてとてもできない、心の深いところを揺さぶる重さがあります。

歴史も文化も日本と全然違うし、キリスト教文化が深く根付いたヨーロッパの物語は、どうしても理解しづらい部分も多い。映画なので、史実と違う部分も多分にあると思いますが、いろんな意味で距離があるのにそれでも心に響くのは、彼が「信仰のために行動をもって立ち向かった人」であるからだと思います。

もし今、戦争や迫害があったら?
自分ならどうするのか?
・・・考えさせられます。
ボンヘッファーはまさに「行動する神学」を生きた人ですね。

この映画は万人向けではないし、レビューも高くはならないでしょう。でも、「理解される人数は少なくても、深く届く人がいる」そのような作品なのでしょうね。私にも心の深いところに希望の灯がともりました。楽しみにして観に行けて、とても感謝です。

この作品の制作はもとより、日本上映のために力を注いでくださったすべての方に感謝しています。

彼の書いた詩でできた賛美歌「善き力にわれ囲まれ 来るべき朝を待とう」の歌詞のとおり、やがて御国に入る朝が来たときには、会ってみたい人物のひとりになりました。楽しみにしておきます。

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れい

4.0生き様

2025年11月22日
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副題に反して、暗殺のシークエンスは短め。
そもそもそこはさほどストーリーとして重視していない印象でした。(もちろん捕まるデカい理由ではあるんだけど)

ナチスが台頭しキリスト教の書き換えまで行う中(不勉強でこれ知りませんでした…)、ボンヘッファーはあくまでも彼なりの信仰に殉ずる。
主軸となる信仰がキリスト教である以上、やはり日本人としては腹落ちしない部分はあれど、いかなる状況でも己が正義を貫く姿には宗教関係なく胸が熱くなりました。

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克晴

3.0クリスチャン映画ですね

2025年11月21日
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どこまでも神を信じて教義に突き進む彼の姿は殉教者ですね
ストーリー展開のためなのか「まだホロコーストは起きてないのでは?」「チャーチルはもう首相だっけ?」とかちょっと史実と食い違うような気がします。

クリスチャンの方はきっと楽しめると思いますが僕は違うのですいませんでした。

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カシミール

2.5彼の取った行動は正しかったのだろうか

2025年11月20日
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難しい

第二次世界大戦の勃発によって、アメリカは世界恐慌から回復し、文化ではモダンジャズやリズム&ブルースが誕生。好景気に近づく反面、地域によっては人種差別が横行していた。そんな状況下で、彼は黒人教会の友人を訪ねていた。友人は、ナチス政権下のドイツの惨状に耳を傾けてはいたものの、どれだけ理解できたのだろうか。抵抗の矛先は、ヒトラーよりも奴隷制度だったのではないか?
そもそも、「ドイツ教会」そのものがヒトラーに怖気付いてしまっていたのだから、ボンヘッファー自身が如何なる行動に出ても雀の涙に終わるしかなかったような気がする。
虚しさだけが残った。

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ちゃ坊主

3.0あんな方法で暗殺出来るわけない

2025年11月19日
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悲しい

怖い

知的

第2次世界大戦下のドイツで、牧師でありながらスパイ活動に身を投じた実在の人物ディートリヒ・ボンヘッファーを描いた伝記。
ナチスが台頭してきたドイツでは、独裁者ヒトラーを神のように崇拝する聖職者たちにより教会が支配されていた。この状況に危機感を抱いた牧師のボンヘッファーは、教会は聖域であり、権力の場ではない、と反発し、ヒトラーを全人類の脅威と見なした。ドイツ教会を守るべく国内外の協力を求め、スパイとなった彼は、ナチス政権を崩壊させるため、ヒトラー暗殺計画、に加担したが・・・そんな話。

教会の牧師が主人公だから、キリスト教に詳しくないと深くは楽しめない感じがした。
殺されるとわかっていてベルリンに戻ったのは、命よりも大切な事が有る、からなのだろうが、生きていてこそ、という面もあると思うのだが。
それと、あんな簡単な方法でヒットラーの暗殺なんか出来るわけない。もう少し入念に練った作戦かと思ったら、拍子抜けだった。

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りあの

4.0日本も他人事ではない歴史

2025年11月18日
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知的

難しい

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田中

3.5勇気ある行動

2025年11月16日
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泣ける

悲しい

ドイツ国内で、ドイツ人であの時代のナチス占領下で反対の声をあげられる勇気。

ナチス関係の映画って、ドイツ兵はほんとに高慢で冷徹な人ばっかりのように描かれ、たまに人の心を持ってる人がいる。
大衆は洗脳され教育され大きな声に流されていく。
いつの時代もそうなんだな。

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いちごのチョコレート

3.5憎悪に人種は問わない…

2025年11月15日
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泣ける

悲しい

知的

ナチスの台頭に声を上げる事の難しさ。 国中がヒトラーに希望を見出していた中、世界中にいち早く危険性を知らせるべく立ち上り行動したのだがorz (私はクリスチャンではありませんが…)殉教も覚悟の上でドイツ帰国を選んだ彼の使命感に脱帽でした(/ _ ; ) この映画で彼の生き様を知れました…自国に火の粉が降り掛からなければ動かない世界…成る可くして第二次世界大戦へ。 考えさせられる作品です‼︎

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映画LOVE

3.5時系列がややこしい。

2025年11月15日
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現実と回想シーンが解りにくい。
勇気ある牧師がヒトラー暗殺計画?でもいつ何処でとか作戦たてるシーン無かったよね。結局はヒトラーに逆らう者は葬られる運命だった。当時の日本も同じだったらしいし。

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あらじん

4.0愚かな人間の「思い上がり」に対峙する教義

2025年11月15日
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mayuoct14

4.5ヒトラーに屈しなかった牧師

2025年11月15日
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知的

 拘束されている状態と過去の明るく過ごした時期とが交互に出てくるので、戸惑いがあった。会議でも、楽団で自らピアノに興じたり、教会学校の授業を抜け出して聖歌隊の聴衆に加わったりしたかと思ったら、ホテルに友人の黒人を連れてはいろうとして白人でさえ命の危険を強烈に感じる罵倒を受けていた。
 「ヒトラーに屈しなかった牧師」でも良いのではないかと思った。主役は、『ぼくたちは希望という名の列車に乗った』その他の作品にも出ている俳優で、雰囲気に既視感がある。

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てつ