「アークの映画として」ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク naichinさんの映画レビュー(感想・評価)
アークの映画として
ニュージェネレーションの映画は基本本編の後日談となる事が殆どだったが、今回は本編中の一編という位置づけ。それが「アーク」という作品には合っていたと思う。
そもそもこれまでの作品は、後日談にする事で、TVで完結した筈の最終回をもう一度描く、という印象だった。となると毎年、内容を工夫するのが大変な感じがあったのも事実。特に「アーク」は後日談となるとスケールを大きくせざるを得ないのは否めないし、無理もある筈。
本編のクライマックス手前の一編になった事で、普通に「アーク」らしい話になっていた。しかも三部作のオムニバスにする事で見やすさもあり、映画的な派手さは無いが、TV同様面白い話をスクリーンで、というコンセプトは果たしている。
そして、「アーク」が持っていたテーマ性も回収しており、最後にはTVからの視聴者に向けての少しサービスもあって、良い映画になっている。
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