「サンカ(山窩)を描いた映画だと思っていたら、木地師(きじし)の話だった」光る川 はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
サンカ(山窩)を描いた映画だと思っていたら、木地師(きじし)の話だった
予告を何度か映画館で見ていた。
サンカ(山窩)の話と思っていた。
予告の中での美しい森の緑と川を見て、マイナスイオンを浴びて森林浴をするつもりで見に行った感じもあったかな。
サンカ(山窩)を描いた映画だと思っていたら、木地師(きじし)の話だった。
今回初めて木地師(きじし)の存在を知りました。
木地師(きじし)とは、轆轤(ろくろ、轆轤鉋)を用いて椀や盆等の木工品(挽物)を加工、製造する職人。
木地師は木地物素材が豊富に取れる場所を転々としながら木地挽きをし、里の人や漆掻き、塗師と交易をして生計を立てていた。
中には移動生活をやめ集落を作り焼畑耕作と木地挽きで生計を立てる人々もいた。
そうした集落は移動する木地師達の拠点ともなった。
(wiki調べ)
1958年の日本のどこかの山村が舞台。
迷信を信じるおばあさんが、孫にあらぬ迷信を吹き込む。
小さい子供にいろんな約束事を説明し、青い淵に行かせる。
特にお椀の水をこぼすなというのは厳しすぎるんじゃないのって思ってしまった。
ラップであれば楽なんだろうけど、お椀の水をこぼさずに山を登るって難しすぎでしょ。
というか、さすがに無茶させすぎだったと思う。
間違った話が伝承されていたのか、なぜかハッピーエンドに。。
その辺は見る人の解釈なんでしょうね。
私は、子供が洞窟を通っている間に過去を遡って過去が変わったと解釈。
華村あすか、可愛すぎる。
今風の顔立ちですよね。。
どこかで見た事があると思ったら、ネトフリのシティハンターに出てた女優さんでした。
マイナスイオンを浴びた気分にはなったかな。
日本昔話のような話。
華村あすか、葵揚、子役の有山実俊の存在感だけの映画でした。
コメントする