「がっかり」おいしくて泣くとき hisitaさんの映画レビュー(感想・評価)
がっかり
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原作の著者森沢明夫さんが大好きでずいぶん前に原作を読み、映画化されると聞いて喜んで前売りを買って観ました。
が、本当にがっかり。
これまで映画化され、自分が観てきた森沢作品はがっかりすることがなかったから本当に残念。
こんなに薄い内容だったかな?
原作のよさが脚本?で軽減されてると感じました。
また、演出?も荒くて乱暴な気がしました。
主役の二人や、安田顕さん、ディーン・フジオカさん、尾野真千子さんもよかったのですが、脇に出てくる役者さんが残念。
特に、駅で警察が夕花を保護する際の、心也を押さえるシーン。
警察官が、前に行こうとする心也を制止するのですが棒立ち。心也のドアップでその警官役もドアップになるのですが、表情がなくて演技をしてないなーと。
あと、高校生の夕花は左利きなのに、大人になった夕花は右利き。記憶を失うと利き手も変わってしまうのかしら?
冒頭登場した夕花の弟は、最後のシーンには出てこないの?…とか。
それと、心也の子ども時代を演じた子役さんは大人になった心也であるディーン・フジオカさんに面影が似ていてしっくりくるのだけど、高校生時代の長尾謙杜さんは、どうしても別人にしか見えず、脳が受け付けられませんでした。
そんなこんなが気になって、全く泣けずがっかりでした。
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