「教授が元気でステージに立っていらした、2014年の映像。 最高峰の...」Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
教授が元気でステージに立っていらした、2014年の映像。 最高峰の...
教授が元気でステージに立っていらした、2014年の映像。
最高峰の演奏者さんたち、喜怒哀楽や抑揚など緻密に再現されていました。
映画音楽は、もとからオケに合う作りで、
やっぱり丁寧に練られた曲だ、演奏も一級品だ
と、納得するような感想を抱きます。
むしろ驚きは、
70~90年代の懐かしい曲までも、興味深い音に紡がれていたこと。
YMOの初期とか、散開の3年後の曲とか…。
(あらためて考えてみると、彼の初期の曲の構造、オケに合いそうなものがまだまだありそうですね。彼のソロ名義アルバム 1978~80年あたりはどうだろう?)
上映の終盤、東北ユースオーケストラについて話題があり
"音楽は、上手いか下手かじゃない"
"信条が音に出る"
のようなお言葉がありました。
曲 "Anger" では、演者の皆さんの表情や腕さばきにまでも、怒りがにじみ出ていました。
圧倒的、すごい見ごたえ。
当方、いち観客で、再生を見させていただいただけですが
演奏に限らず、ビジネスでもスポーツ選手も、取組む姿勢が出るものだと、はっとしました。
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