セカンドステップ 僕らの人生第2章のレビュー・感想・評価
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ユダヤ教の文化に触れる良い機会に
ユダヤ教の文化に触れる機会になり、
とても勉強になりました。
主人公ベンとカーラの心の修復の物語ではありますが、
そこをコミカルさも取り入れて
見応えのある作品へ昇華していると思います。
ベンはギャビーという女性ともいい感じになる
というか、性的な誘惑に負ける所詮男だなあという
場面が、後半のベンとギャビーの家族の前で
堂々とカーラに愛の告白をする場面に非常によく
効いていましたね。
実に居心地の悪い感じをリアルに描いていたと思います。
自分がそこにいたら、いたたまれない気持ちになったと
思いますから。そういう空気の読めなさもまたベンらしさ
なんでしょうね。
ラストはベンとカーラふたりだけのバト・ミツバ。
カーラの学習が開花しましたし、
ベンも歌えるようになったという、
まあ、ハッピーエンドですね。
ベンの亡くなった奥さんが元の家に佇むシーンや
ベンの夢?の映像が差し込まれたりと
若干ファンタジー要素も入れつつ、
最後まで飽きさせずに見せきる手練手管を感じました。
逆転のトライアングルのフィリピンおばさん大活躍😅
売れっ子の官能小説家の奥さんに先立たれ、歌を歌えなくなったカナリア君はユダヤ教の教会の先唱師というみんなの前に歌う役目の牧師さん。
職業としては???な40歳の中年おじさん。
酒場でいつも頼む酒がどう見てもチョコレートカクテルというおこちゃま。熟女にウイスキーロックとチェイサーをおごられ、飲酒運転で送ってもらう。その熟女が小学校の時の音楽の先生。オイラも小学校の時に色白のムチムチの音楽の先生がいたなぁと思い出していた。13歳の時に行われるユダヤ教の女子の成人式(バット·ミツバ)の儀式をして欲しいと頼まれて、指導の名目でお付き合いがススム君。母親が再婚相手をどんどん仕込んできたり、教会の上司の神父さんからバツイチの娘さんをあてがわれて、エロ小説家だった奥さんとのエロ電話の録音を貯めていた主人公。いかにもユダヤ系の美人女優の神父さんの娘役が録音音声に合わせて、擬似セクスするシーンがあったようなないような。「私、包茎は嫌なので。」的な割礼済みのユダヤ教男子を当てにする美人さんの触れるか触れないかのフェラーリ想像シーンはフロントガラスの大げさな曇りカットでチン(笑)
儀式の前の日の晩の晩餐会のおとなのつばぜり合いから、いたたまれなくなった恩師がエスケープすると、おばさんに追っかけなさいと言われて、追っかけていく主人公。しょーもな。スマホの時代なのに昭和レトロな感じで、アメリカ人にはわかるかなぁ的なコメディ。彼は神父さんの逆鱗に触れて職を失ったのでしょうか?それでも、恩師との純愛に殉職したのでしょうか?日本人はあんまり笑えないんだけど、昭和のテレビドラマ的な感じで、嫌いじゃない一品でした。
しかし、主人公のお母さんの裕福な友人?のおばさん役がフィリピン出身の【逆転のトライアングル】のあの方で、かなり気が散ってしまいました😰
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