セカンドステップ 僕らの人生第2章のレビュー・感想・評価
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ユダヤ人社交界は大変だなぁ
セカンドステップ 僕らの人生第2章
案外とユダヤ教の戒律が他教ほど厳しくないことが判りをほっとした。
それにしてもユダヤ社会では、ウディ・アレン並のキツイジョークがバンバン日常的に出るのが普通なのだろうか?
テンポのいい大人のジョークにユーモアを見せてもらった。
特にキャロル・ケインの実に自然な演技には見入ってしまった。
最後は、愛とリスペクトの勘違いはよくあることなんだろう…ね。
そして、この映画が卒業や、
ベンがダスティン ホフマンやS&Gのポールサイモンに見えてきたのは僕だけなぁ
( ^ω^ )
セカンドステップ 僕らの人生第2章
人生を諦めかけた40歳の男性と70歳の元音楽教師の女性が、ユダヤ教徒の成人式「バト・ミツバ」への挑戦を通して再生していく姿を描いたコメディドラマ。
ニューヨーク郊外。ユダヤ教の先唄者ベンは、妻を事故で亡くして信仰の危機に陥ってしまう。
そんな折、かつての音楽教師カーラと予期せぬ再会をした彼は、ユダヤ教徒の女子が13歳で行う成人式「バト・ミツバ」をしたいというカーラの長年の夢をかなえるのを手伝うことに。
ベンとカーラは共に時間を過ごすなかで、諦めかけていた自分の人生を取り戻していく。
「グランド・ブダペスト・ホテル」などウェス・アンダーソン監督作の常連俳優として知られるジェイソン・シュワルツマンがベン、
「アニー・ホール」「デッド・ドント・ダイ」のキャロル・ケインがカーラを演じた。
ニューヨークを拠点に活動するインディペンデント映画作家ネイサン・シルバーが監督を務め、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「aftersun アフターサン」などのティム・ヘディントンが製作に参加。
セカンドステップ 僕らの人生第2章
Between the Temples
2024/アメリカ
人生の次の章へようこそ
思い立ったが吉日!気の利いた一連のOPシークエンスから引き込まれて、魅力的な主演2人の好演と化学反応で楽しめるユダヤ版"何歳からでも遅くない!"(という気づき・メッセージを与えてくれる)モノ。まさしくインディーライクでユダヤライクにオフビートな空気の中にも確かな知性と感性を感じさせるテンポやユーモアのセンスで贈るキャラクター主体のドラメディ。好みな作品だ。コミュニティにとってバット・ミツバや会堂がどのような役割を果たしているかも垣間見えるし、見進め観終わってみると案外至極まっとうなロマコメでもある師弟関係に乾杯ボナペティ。気まずい食事会シーンも観られますよ!!
信仰と恋愛は自由です。
妻を亡くして唄えなくなった先唱者のベンジャミンが、彼の小学生の頃の音楽の先生カーラのバット・ミツバを手伝う話。
久々に夕べの祈りで先唱しようとしたが声が出せず、やさぐれたどり着いたBARでカーラと再会し巻き起こっていくストーリー。
70歳にして改宗してバット・ミツバ?という本気なのかベンを励ます為なのか?という流れと、母親のお節介がありつつも妙にモテモテベンジャミンという流れが並行していき、コミカルさはありつつも、特に信仰に興味のない自分には閉塞感も…。
そしてまさか過ぎる悪ふざけの様な笑うことではない様な展開でなかなかユニークだったけれど、全体的な流れが大人しくて、大絶賛とはならなかったかな。
宗教のルールと価値観
事故で妻を失い歌えなくなった
ユダヤ教の先唱者ベンと
元音楽教師カーラの交流。
ジェイソン・シュワルツマンのユーモアと
キャロル・ケインのキュートさに惚れ惚れ。
終盤の食卓を囲む場面は
本当に素晴らしかったです!
カメラワークも見事。
「I LOVE YOU」が胸に響きました。
受け入れられる人間と
受け入れられない人間の
価値観の違いをはっきりと
映し出していました。
母親の応援とラストに感動です。
特典のポストカード
ありがとうございました♪
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