「薄っぺらいバカしか出てこない群像劇」早乙女カナコの場合は ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
薄っぺらいバカしか出てこない群像劇
実際のところ、人間なんてこんなものなのだろう。
本当に薄っぺらいし、バカしか出てこない。
その薄っぺらさや、バカさ加減に悩みもがく姿が愛おしかったり、美しかったりするのが青春なのでは?
本気で悩んだり、もがいたりしない物語を見せられてもイライラするしかない。
中川大志の演じる男が突き抜けたバカで魅力的でないと成り立たない話なのに、そうなっていないのが致命的。
これだけの役者陣が誰も輝いてないのも逆に凄いと思う。
いや!吉岡睦雄だけは輝いていた!
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