「村上カナコの10年間の恋愛、その他等々。橋本愛さん主演というだけでとても嬉しい。」早乙女カナコの場合は マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
村上カナコの10年間の恋愛、その他等々。橋本愛さん主演というだけでとても嬉しい。
終盤、ちょっとグッと来たところなどを書く。
長津田と別れて数年後、カナコは久しぶりに演劇サークルの部室を訪れる。部屋には誰もいない。
このときカナコハ長津田に電話をかける。そして「どうせ出ない。出ないで」と祈るように言う。
自分で掛けといて、出ないでと祈るカナコの気持ちに、みんな共感というか覚えがあるんじゃないだろうか。
呼び出し音が鳴ってるあいだドキドキしちゃったぜい。
残念ながら、現在こういう気持ちで電話する相手がいない (/--)/。まあ、残念でもないか。でもなんか今そういう相手がいる人が、ちと羨ましくもある (^^)。
つながらいことを祈った電話に「おー、カナコ、久しぶり」と長津田の声が聞こえる(セリフは正確ではない)
誰かが電話に出てハッとするが、相手が長津田だと分かって嬉しいし、少しドキドキするけど、もちろん平静をよそおうのも皆さまご存知のとおり。
長津田の「もしかしたらカナコから掛かってくるかもと思って、番号変えないでおいた」なんて嬉しいセリフにも、決して「えっ、そうなんだ、うれしー」などとは口が裂けても言わずに聞き流すカナコ。
ああ、もうホント何て不器用なんだ早乙女カナコ~。
ここからは、カナコはこう思ったんじゃじないかなというボクの想像,妄想。
その後、直接会った長津田は髪も切り社会人ぽい。正社員になったとか言ってて、もう脚本はやめちゃったんだと思う。私が好きだった長津田じゃなくなっちゃったように感じて少しガッカリ。
もうこれなら結婚もしてるかもしれない。もしそうなら、変わってしまった長津田だから、踏ん切りもつく。
なのに、結婚してないと言う長津田にホッとするカナコ。
「何ホッとしてんだよ」とシッカリ長津田に見透かされる。チキショー、ホッとしたのがバレたか (^^)。
妄想終了。
順番を忘れてしまったけど、2人共もう持ってないと言った指輪を、実は2人とも持ってたくだりも良い。
これもちょっと順番は忘れてしまったけど、家飲みした屋上で、昔,部室で踊ったように2人で踊る場面はかなりウルっときた。
その後、長津田が、夢を諦めず書き続けていて鮫島賞の佳作を取ったのを知る。長津田はカナコを抱きしめ「2人でならやっていける」みたいなことを言う。
これってプロポーズ?
次の日、長津田の部屋から逃げ出すカナコ。もう長津田にはまりたくない、今ならまだ逃げられる、逃げ出すなら今だと思ったのか?よく分からん (^^)。
追いかける長津田、逃げるカナコ。最後に2人で倒れこんだ後のジェットコースターの場面は更によく分からなかった。
ここら辺の一連の流れは原作にある場面かもしれない。
「あまちゃん」は見てないが、のん主演 「私にふさわしいホテル」に引き続き橋本愛と能年玲奈が共演し、同じ場面に2人がいるのを見て嬉しかった。しかも今回は2回も。
もし田中圭さんと滝藤賢一さんがカメオ出演でもしていれば笑えた。