「大東島産のラム酒を飲みたくなって映画館を出て直ぐにネット注文」風のマジム ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
大東島産のラム酒を飲みたくなって映画館を出て直ぐにネット注文
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沖縄のご当地映画だと思って、少し避け気味でやっと観ましたが、中々良い映画でした。
話しとしては、在り来たりと言えば在り来たり。現実を基にしているお話しなので結末はかなり見えています。
しかし、主演の伊藤沙莉さんを始めとして、出演者の演技がとても良い。
祖母役の高畑淳子さん、母役の富田靖子さん、バーテンダーで友人の染谷将太さん、杜氏役の滝藤賢一さんなど、最初はうちなんちゅー役としてどうなのかな?と思っていたけれど、観ていていつの間にか違和感が無くなり、自然に感情移入ができました。
伊藤沙莉さんは、目の演技が良いですね。
多分、独りで作っている演技ではなくて、相対している役者との呼吸で、自然に演じているのだろうな、と高畑さんや滝藤さんとのやり取りを観ていて思いました。
これを観て、大東島産のラム酒を飲みたくなってしまって、映画館を出て直ぐにネットで注文してしまいました。
これも、映画の力ですね。
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