風のマジムのレビュー・感想・評価
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主人公マジムの一途な姿に心が洗われる、万人にお勧めできる作品
実話に基づく原田マハの小説『風のマジム』の映像化。
豆腐屋の孫で那覇で契約社員をしているマジム(真肝/真心)。バーで出会ったラム酒の美味しさに感動し、その原料となるサトウキビがの栽培が盛んな沖縄(南大東島)で独自のアグリコールラム(糖蜜ではなく搾り汁から作るラム)の製造に取り組もうとする物語。
契約社員だからと責任のある仕事を任せてもらえず、ただ何となく日々の業務をこなす毎日だったが、たまたま目にした社内の企画コンテストに応募して、コンペを勝ち抜くために必死になるが、そこで卑怯な手段を使ったり、誰かを蹴落としたりする訳でもなく、あくまで真摯に正攻法で真っ直ぐ進んでいくので、見ている観客も気付けば応援せずにはいられなくなる。
企画の最大の障害ポイントが勝手に解決してくれてしまったりもするのだが、それが実話だったらしょうがない。
主人公マジムの一途な姿に心が洗われる、万人にお勧めできる作品だ。
ついでに、大東そばと大東寿司のセットが食べたくなる!
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予想以上によかった
爽快
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