ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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娯楽大作としては最高峰を極めたかも
素晴らしいの一言につきる。過去の映画のアクションシーンを陳腐化させてしまう程の最高のアクション!海底から空の上からとにかくスケールが大きく、イーサンを取り巻く人間模様も過去作との繋がり含めて最高の脚本です。出てくる人たち全てが魅力的でイーロンの仲間達は勿論なんですが大統領や空母の艦長(個人的にはNo. 1)マッチョな海兵さんとか皆様とても素敵な女優さん達でした。最後の切ない感じを含めて最高すぎです。もうそのへんのギャグ邦画とかと同じ料金で見せて良いのか思ってしまいました
シリーズ集大成というだけあって
開始5分でウルっときた。
過去作からの繋がりも見られて見応えがあった。
ダンローが出て来た辺りはあの時のっ‼️とワクワク。
以前と違って中々カッコ良かったよ。
海中でのシーンは息をするのを忘れるくらいハラハラ。
ちょっと前に潜水病になった洞窟探検家の話をTVで見た事あるけど、そりゃあ酷いもんで2度としたくないと思ったらしいが…
そこはサラッと流したんだ。
と、氷の中でそんなに動けるもんじゃないらしいし、まあ幾つか「ンなアホな!」って所はあったけどまあ映画の中の話としよう。
でもガブリエルの最後はちょっといただけないような気がする。
長い作品だったけどちっとも長さを感じさせない、
見終わった後何故かすごく疲れてた(笑)
吸い込まれる楽しさ
ストーリーが分かりづらいかな
おかっぱよりも風圧を選択するトム
映画版1作目で、
あろうことかフェルプスを亡き者にして、
新キャラ、イーサン・ハントでのスタートは、
さまざまな話題を呼んだシリーズの、
その根底に流れるDNAを呼び起こす。
そして、その流れを未来に繋ぐかのような、
まさに究極のエンターテイメント作品となっている。
本作でラストなのかどうかはわからないが、
「ファイナル」というタイトルを冠する意味を、
観客は肌で感じることになるだろう。
〈このテープは自動的に消滅する〉
という導入から始まる、
VHSでもベータでもない、
謎のテープ、
不思議なメディア、ガジェットが、
イーサン・ハントの前に提示されるその瞬間から、
「ミッション:インポッシブル」【スパイ大作戦】が、
辿ってきた壮大な旅路へと引き込まれるように、
細かなカットの連続に見入ってしまう。
ミッションを受けるまでのプロセスが、
時にレコードやオープンリールのテープ、
電話ボックスといった、
アナログメディアを駆使し、
バラエティに富んだ演出を見せていた、
テレビシリーズのシーズン1を思い出す。
メディアが自動的に消滅せず、
ブリックス自ら処分する(シーズン2以降はフェルプス)回もあった、
オリジナルシリーズの遊び心と緊張感、
そして細部へのこだわりが、
本作を単なるアクション映画の枠を超えた、
特別な存在に押し上げている。
本作の根底には、
シリーズの生みの親、
冒頭のクレジットにもあるブルース・ゲラーが築き上げた、
おもしろすぎるアイデアの数々が脈々と息づいている。
全編にわたって耳にするラロ・シフリンの象徴的なアレンジの多用は、
長年のファンにとっては何物にも代えがたいだろう。
それは単なるBGMではなく、
作品の血肉となって観客の心に高揚と郷愁を呼び起こす。
さらに、驚いたのはフェルプスの息子まで登場し、
イーサンと握手を交わす。
これは、
やはりファイナルなのかという驚きと感動を与えてくれる。
単なるファンサービスではなく、
過去と現在、
そして未来へと続いてほしいシリーズの壮大な物語性を感じさせる瞬間だ。
おかっぱのトムはかっこよくない、
編集でカットする事もできただろう、
だが、
かっこわるいよりも、
風圧のものすごさを魅せる、
作品のクオリティを上げる選択をする、
トムがかっこいい。
「イーサンならやってくれる、世界の危機から救ってくれる」
そして、
〈トムならやってくれる、映画の危機から救ってくれる〉
そんな過去への深いオマージュと、未来に向けた力強い意志が、
世界を背負ったイーサンには漲っていて、
やっぱりトムなら次もやってくれそう・・
「僕を信じてほしい」という背中に哀愁を感じた。
【蛇足】
「映画はオワコン」という共通認識が囁かれる現代において、
トム・クルーズとクリストファー・マッカリーは、
『ローグ・ネイション』以降、
作品の軸足を「チームワーク」から「イーサン・ハント個人の超絶技巧」へと大胆に変革させてきたことは、
製作費200億円、
興収2000億円の、
観客動員こそが、
最重要ミッションとされる、
まさに現代エンターテインメント界における、
生存戦略の最前線を示すものだ。
もはや映画は単なる〈クリエイティブ〉な表現の場に留まらない。
そこには、観客への〈ホスピタリティ〉、
すなわち「いかに圧倒的な体験を提供できるか」
という興行師としてのセンスと哲学が色濃く反映されている。
これは、他ジャンルに例えるなら、
サーカスの空中ブランコ芸人が、
華麗な技術を磨くこと以上に、
「セーフティネットを外す」ことで観客の度肝を抜く、
という行為に近い。
あるいは、
プロレスラーが鍛え抜かれた技を披露するだけでなく、
「金網デスマッチ」や「電流爆破」といった危険な装置を導入して、
観客の原始的な興奮を煽ることに似ている。
危険であればあるほど、観客は熱狂する。
この原則は、古代ローマ帝国の剣闘士の時代から、
バスター・キートン、ジャッキー・チェンといったアクションスターに至るまで、脈々と受け継がれてきたエンターテインメントの普遍的な真理だ。
そして、その極致が今、『ファイナル・レコニング』で繰り広げられる。
トム・クルーズが「役者が死ぬかもしれない」と思わせるほどのスタントに挑む姿は、もはや演技の範疇を超え、命を懸けた「見世物」としての本質を露わにする。
映画界のライバルは、
もはや他の映画作品ではない。
MLBであり、サッカーであり、格闘技なのだ。
エンハンスト・ゲームズが、
来年開催されるそうだ、
ドーピング有りで世界記録を破る、
競技?ショー?
これらのスポーツが持つ、
「何が起こるかわからないライブ感」や
「身体能力の限界への挑戦」といった要素が、
観客を熱狂させる現代において、
映画もまた、同等のスリルと興奮を提供しなければ生き残れない。
『ファイナル・レコニング』は、
映画が「オワコン」どころか、
むしろ「危険と隣り合わせの興行」として、
その命脈を繋ごうとする、
まさに「映画の最後の希望」とも呼べる作品だ。
この首の皮一枚の綱渡りを成功させるためには、
大谷翔平のような、規格外の才能と求心力を持つ「ヒーロー」が映画界に現れ、
そして、彼らが活躍できる場が作られるかどうかにかかっている。
トム・クルーズは今、その「ヒーロー」として、
自らの肉体を張って映画の未来を切り拓こうとしている。
彼の「命懸けの興行」が、我々に、そして映画界に何をもたらすのか。
あらためて、
メインビジュアルの「僕を信じてほしい」というポスターをじっと見つめる。
参りました…!
予想を超えて面白すぎる。これから観る方は「Enjoy!」(byトム・クルーズ)
観る前は少し不安感があった。まず尺があまりにも長いこと、そして前作「デッドレコニング」にちょっと、っていう部分があったから。
「デッドレコニング」は、敵方である「エンティティ」があまりにも掴みどころがなくトム達の戦いに切迫感がなかったこと、AIが相手の割にはいわゆるマクガフィンが鍵一本でありアナログ感が半端なかったこと、そしてシリーズ数作に渡ってチーム内の花形役であったイルサ(レベッカ・ファーガソン)がいきなり死んでしまい、女スリ(これもアナログだね)のグレースが後釜になるところもちょっと気になった。なんと言っても前作も2時間半の超大作なんだけど、それでも話が終わらなくてえっ次回に持ち越すの?って脱力した記憶があります。
でも本作は「エンティティ」がキバを剥き本腰を入れて人類を滅ぼそうとするところが最初から明らかになるので緊迫感が違います。そして黒人女性大統領役に大ベテランのアンジェラ・バセットを起用したことが大成功。ティナ・ターナーの伝記映画でゴールデングローブの主演女優賞を受けたこともある名女優です。彼女がトムの活躍の裏側で、統合作戦司令室(でいいのかな?)で重厚な演技をしてくれたおかげで映画がぐっと締まりました。
それと私がシリーズで一番好きで、傑作だと思っているブライアン・デ・パルマの「ミッションインポッシブル」から30年の時を経て、当時の登場人物との因果関係が出てくるところが好きです。具体的には、役名で、ウィリアム・ダンローとジム・フェルプス。当時大好きだった出演女優エマニュアル・ベアールも1カットだけ出てきます。(イーサン・ハントは結婚もしたけれど、いろいろな女性メンバーとの関係もつくってしまうのは、このエマニュアル・ベアール〜役名はクレア〜のことが忘れられないからでは、と私は解釈しています)
ラロ・シフリンの「スパイ大作戦のテーマ」(我々世代はこの名前で記憶している)を使ったタイトルの入り方も、本作と1作目は似通っていて胸アツでした。
そんなこんなで、もちろんトムの大熱演もあって満足しました。
不真面目な「ミッションインポッシブル」ファンとしては、大満足な映画でした
IMAXで鑑賞。
(先行ロードショウってどこの映画館でもやっていて意味がある?)
不真面目な「ミッションインポッシブル」ファンとしては、大満足な映画でした。
前作のおさらいもせずに見に行って、映画内で結構親切に解説してくれるので、今までの流れをとりあえず把握できる。こんな作劇は、この映画専用のものだね。
それでも話を停滞させないように気を遣いながら、いろんな話を次々とぶっ込んでくる作劇は、魅力的だった。
結局見せ場ありきの作りで、制作現場では、シナリオが存在しないと「まことしやか」に語られている。さもありなんの作りで、それが功を奏している。
色々なツッコミどころはあるけれど、あのトム・クルーズの頑張りを見ると突っ込む気がなくなってしまう。
そんな辻褄合わせの映画を見たいなら、他に行ってくれ!っていう感じ。
で、今回もトムさんやってくれる。もう見ながら、ニヤニヤしながら見ていた。
それがとても幸福な時間だった。
映画の面白さって色々あると思うけど、大画面でハラハラドキドキしながらありえないようなアクションシーンを眺めるというのは、映画という娯楽の一二を争うぐらいの要素だと思う。
単純に、映画の面白さを追求しているトムさんに、私は敬服してしまう。
さすがトムクルーズ。
で、トムさんはやはり宮崎駿のアニメは見ているよね。きっとアクションの参考にしている。
でも、実写で宮崎アニメばりのアクションをやっているので、全然文句を言えません!
金髪姐さんのスピンオフが観たい
ミッション:インポッシブルって最新ガジェット使って針の穴を通すミッションの遂行ってイメージだが今回は力技というか脳筋要素が濃いかな。
正直突っ込みどころは多い(特に潜水シーン)がこのご時世にCGに極力頼らないトム御大の心意気に免じて目をつぶりましょう。(いや、でもどうやって氷海から脱出したのかとか落下傘どっから出てきたとか...)
過去の経緯は回想シーン使って説明されるのでPart1以前の作品群を観てなくてもそれなりに楽しめるようにはなっている。まあ観ててもこの手の映画って「ああ面白かった」ですぐ内容忘れるんですけど。
それでも観ていれば「ああ、アナタはあの時の人ですか」みたいな遊びも入ってるんでより楽しめますが。ただ回想シーンごとでドラマの流れが止まるのでテンポはあまり良くない。また今回は笑えるとこが少なめかな。
まあ世界相手の大規模フランチャイズ作品として良くまとまっている。トムもいい歳なんでこれで綺麗にシリーズ終わりにしていいのでは。 ただ短気でトリガーハッピーそうな金髪お姐さんのスピンオフはちょっと観てみたい。
3時間とやや長いので途中でトイレに立つ人がちらほらいて少し集中の妨げになった。
これぞ集大成
くじけない男、イーサン
諦めない男、イーサン
愛に溢れた男、イーサン
=トム・クルーズ!
上映が始まる直前、トムがメッセージ画面に現れた時に思わず手を振りそうになり、
『ファンミーティングかよ笑笑笑』と、自嘲から始まった今回の鑑賞でした。
冒頭、今までのお話の解説のような流れが続きちょっとくどくて眠くなりそうでした。
でも、致し方なし。
致し方なしです。
しかし、ストーリー進み始めるとあれよあれよ手に汗握る展開。知らず知らず爪が食い込むほど手を握り、心の中で『トム凄!』『ぎゃートム!』『マジかートム!』と呟き鑑賞。
相変わらずのハラハラドキドキ、友情に愛情。
海に空に。
飛んで落ちて、走って走って走って!
良い!
スーパーヒーローじゃなくて、血の通ったイーサンだからいいんだよねぇ。
面白かったです。
俳優陣が軒並みお年をめされていて、1番初めのトムが映る度に今まで本当に楽しませてもらったと感謝が湧いてきました。
ありがとう
トム・クルーズ。
※翻訳が戸田奈津子さんだったのも嬉しかった。やっぱりトムには奈津子よ。
多少は目を瞑って‥‥
Trust me.
えいやっ感が
重要な格闘シーンをトムクルーズが歳のせいか省略して女性が驚嘆する顔を映して済ませていた。
潜水艦から飛び出して目的の潜水艦へ乗り物も使わずに泳いで行く。
北極海だかベーリング海だか知らないが目的の潜水艦からほぼ裸で脱出して途中で息が切れて動けなくなる。ここでいきなり女性が気合いが入ってない心肺蘇生をして目が覚める。
セスナから脱出したけどパラシュートに火が移り燃えてしまったにもかかわらず‥
とにかくこんな「えいやっ感」が満載だった。
よくこんな脚本で企画が通ったなと。
日米同時公開に駄作多しあるある。
海底の崖を転げそうになる潜水艦内の宝物探しはやたら尺ばかり取って迫力に欠けて緊迫感が無い。
スリルがあったのはセスナ機での攻防くらい。
トムクルーズのイベントとして観に行くのはいいけど過度な期待はもたない方がいいと思います。
極限のアクションシーン!
面白かったけど、これが最後のハントかな^_^
トムクルーズの魂を感じる圧巻の3時間
途中からよくわからない感動でウルウルしてしまった。
怒涛の展開でドキドキとハラハラがずっと続きます。
30年続けた集大成というだけあって、トムクルーズの意気込みもイーサンハントの人生も丸ごとギュッと詰まってる感じ。
ストーリーは荒削りですし、part 1が私にはハマらなかったり、あの人は出ないんだ…とかあるんですけど、
「もうそんな事はどうでもいい!!」
ってなります。
いくつもの試練を超えてきたイーサン。回を重ねる毎にドンドン辛い思いが溶けない雪の様に積もってて、今回は特に「守りたいけど、無理かもしれない」「もう戦いたくない、失いたくない」、過去が追ってきて苦しそうな目が見てて辛かった。
そこで仲間の存在や出会う人々のイーサンに対する眼差し。
それでも共に諦めない人達と前に進む。
後半はもうアクションシーンなのに胸が締め付けられる。
色々マイナス面を考えればあるんだが、チームはあの名作「トップガンマーベリックス」も作ってるわけで色々考えて端折ったりしてるんだと思う。
この作品でミッションインポッシブルは金字塔になったと思う。不朽の名作。そしてトムクルーズは映画界のレジェンドモンスターとして語り継がれる。彼をこえる人は出てくるのだろうか?
映画だけでなく、インタビューを見てても本当に徹底してて世界のプロフェッショナルであり、一流の背中を見せてる。
トップガンも次回作を制作が決定してるし、ますます活躍が楽しみ。
これは見て育った私からすると敬意を感じるレベルで圧倒された。
大前提にpart1を見ることは外せないです。
親子 いいと思います。自分の親と比べて見るとトムの凄さに圧倒されるでしょう
恋人 もう最高じゃないですかね。いいデート映画。
友達 最高オブ最高
MIはこれでいいんだよ
細かいこと言って低レートで評論家気取りの人たちは放っておけ
これぞミッションインポッシブル
間違いなくMI好き、トム好きなら最初から最後まで120%楽しめる
ファンサービス映画だと批判もされてるけど、だってここまで続いたシリーズなのにファンサービスして何が悪い?1作目のある彼が出てきた時はマジで感動したぞ笑
むしろファンサービスない方がクソ映画と言われるだろ。でも本当は元妻も絡めて欲しかった。
ご都合主義だと批判してる人たち、初めてMI見たんですか?1作目からずっとこのノリですよ。全く批判が的外れで笑ってしまう。
初回はドルビーシネマで鑑賞したので音は最高、色の深度も素晴らしかった
あとは普通シアター、IMAX、4DXと最低あと3回は見ようと思う
真面目に集大成してきた
トムクルーズの人生観を体現した作品
ストーリーは敵の印象が薄いのではっきりしないが世界の危機や当事者の置かれている状況がせっぱ詰まった感じがとても面白く、過去作品からの布石を回収し集大成として納得できた。
ローグネイションやフォールアウトなどの時期は笑えるギャグが挟まるが今作は気を抜いて観るのではなく終始真面目な映画だと感じた。
アクションシーンは最初から飛ばしておりオープニング前からとても面白かった。
最後に流れる一文はトムの人生観を集約したセリフだった。冒頭の映像からも関係者だけでなく観るお客も含め映画という考えはとても良いと感じた。
Miシリーズ集大成是非映画館で観て欲しい作品。
キャストが変わったとしてもずっと続いて欲しいシリーズだと思った。
見どころはトム!
大ヒットアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作にして、前作との2部作の後編となる「ファイナル・レコニング」。先行上映が始まったと知り、早速鑑賞してきました。もちろんIMAXを選び、大迫力に酔いしれてきました。
ストーリーは、世界の命運を握る鍵を手に入れたものの、それを政府に渡すべきか逡巡するイーサン・ハントをよそに、謎のAI”エンティティ”は世界中の核保有国の保管庫を乗っ取り始め、世界規模の核戦争の危機が迫る中、大統領の後ろ盾を得たイーサンは、仲間とともにエンティティを阻止して無力化するためのミッションに挑むが、そこに因縁の敵ガブリエルが立ちはだかるというもの。
前作の内容をほぼ忘れていましたが、今回のミッションの目的や重要性を冒頭でなんとなくおさらいしてくれるという親切設計。おかげで、なんとなく話に入っていくことができました。
とはいえ、理解が追いつかないところがまあまああったような気がします。とりあえず、会話の様子や雰囲気から、過去の因縁が複雑に絡んでいそうな気配だけは感じ取ることができます。正直言って、シリーズ中の近年の作品しか観ていない自分には、組織内の人間関係やしがらみ等はよくわかりませんでした。
でも、そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!はい、おらハッピー! だって、たっぷりトムを堪能できましたから!所詮ミッションはトムにアクションの場をお膳立てするための言い訳のようなもの。細かいところは理解できなくても十分に楽しめます。本作では、陸上はもちろん、息もできずに凍える海中、吹き飛ばされそうな空中と、トムが信じられないようなアクションを披露しています。すごいよ、すごすぎるよトム!!
クライマックスは、信じあえると仲間とともに三箇所同時進行の高難度ミッション!チームプレイに手に汗握り、目に涙が滲みます。無二の友を失ったのは本当に悲しいですが、互いを信じて一瞬にかける絆が熱すぎます。
それにしても、シリーズ集大成との謳い文句はだてじゃなく、これまでのトムの行動が、良くも悪くもここにつながっていると思わせるストーリーが秀逸です。過去作を半分しか観ていない自分でもそう感じるのですから、古参のファンにはたまらない作品に仕上がっているのではないでしょうか。改めて1作目から観てみたくなりました。
主演はトム・クルーズで、もはや何も言うことはありません。本編前の日本向けのメッセージ一つとっても、彼の映画作りの情熱やファンへの思いが伝わってきます。脇を固めるのは、ヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ビング・レイムス、ポム・クレメンティエフ、イーサイ・モラレス、ヘンリー・ツェーニーら。
全797件中、581~600件目を表示














