ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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感無量、言葉にならない…
本当はIMAXで観る気満々だったんですが、他作品の聖地巡礼とやらで仙台まで連行されておりまして、そこで鑑賞。
(戻ったら行きますけどね!)
まさに集大成!
内容開始早々の懐かしの場面の数々、これだけでもう胸がいっぱいで…。
序盤はやや説明に時間を割き過ぎ感はあります。
あんなに尺取らなくても良かったんじゃないですかね…。
とはいえ、これらもシリーズの歴史を知るファンにはたまらない伏線の数々となるんですよね。かつての仲間や名シーンのオマージュも自然に盛り込まれ、テーマがしっかり回収されています。思わず目頭が熱くなりました。
アクションは言わずもがな、トムが自ら体を張るというか無茶なシーンの連続で、特に飛行機のシーンは圧巻。
あの無茶をこの年齢でなお全力でやり抜くトム・クルーズには本当に脱帽です。
ガブリエルは正直少し迫力不足。
やや物足りなさを感じました。
「これで最後なのか?」と誰もが思ったような気がしますが、あの姿がまたスクリーンで観られることを、どこかで期待してしまう…。
ありがとう…最高…。
ありがと 二回目IMAX 三回目吹替版
三回目を吹替版で
字幕の時にはよくわからなかった、何のために何をしてて、どうなったのかがよくわかった。吹替版オススメ。
ただ、あれをこうするためにこうなってこうしてる、ってのがわかって観ると、さらにツッコミたくなるけど、とにかくトム・クルーズありがとう。
愛する人のために。見知らぬ人のために。
(5月31日)
23日からじゃなかったのか。慌てて観に行ったけど、
初日楽しみにしてチケット予約してた人かわいそうだな。
話が壮大になりすぎて、何のために何してるのかわかんない。もう一度吹替版観に行こうかな。
水中と空中での撮影は大変だったんだろうけど、それほどワクワクしなかった。潜水艦の中なんて何がどうなってんのか。
トム・クルーズが自分でやってるから目が離せないけど。
ラロ・シフリンのテーマ曲のように軽快さが魅力のところもあったシリーズだけど、今回は終始重い。サイモン・ペッグやヘイリー・アトウェルは重いの似合わない。
肝心のガブリエルがなんかいきなり出てきたと思ったら逃げ出しての繰り返し。レベッカ・ファーガソン殺した奴とは思えない。悪役としての迫力がない。
息子じゃなくて娘にしといてアンジェリーナ・ジョリー出してきたら面白かったのに。無理か。
最初のトム・クルーズのメッセージ観てる時が1番ワクワクした。トム、ありがと。
(二回目IMAX)
上映前のトムのメッセージが先行上映期間中の特典らしいので、IMAX版も観たくてまだ四日しか経ってないけど二回目鑑賞。
メッセージは通常版の方が長かったです。
IMAX版のメッセージでは最後の日本語の「ありがと」がなかった。
二回目なのでストーリー気にせず楽しみました。(どうして? なんで? なんて考えずに、これをこうしたらこうなるのって割り切って観ないといけない)
ツッコミどころはたくさんあるけど、歌舞伎やアイドルのコンサートみたいにファンが楽しめばよいんです。
それにしても(あ、それってあれじゃないですよ)、鍵はオモチャみたいだったな。トム走りも今回は追ってるでも追われてるでもないんだから乗り物使えよ(あ、ツッコんじゃいけない)。
世界はまだイーサンを必要としてる。
なら、スケールダウンしてもいいからシリーズ続けてほしい。
潜水艦や飛行機使わなくてもいいから、ジャッキー・チェンみたいに梯子と椅子でいいから、アクションはパリスに任せてもいいから、まだまだトム・クルーズのイーサン・ハント観たい。
RRRやベビわるみたいなメイキングのドキュメンタリー公開してほしい。
ありがと。トム・クルーズ。
今度は吹替版4DXだな。
本当にいいシリーズだった!トムもありがとう!
デッドレコニング公開からずっと楽しみにしていた今作がやっと公開!!!!
公開初日にIMAXで見に行かない選択肢とかないでしょ!!!
先行上映が決定して発狂し、先行上映初日にIMAXで観てきましたよ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜鑑賞後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
えー面白いなぁー!!
最高すぎてキレそう💢。
飛行機のシーンは本当にハラハラした。まじで。
ミッションインポッシブルを、観続け、応援してくれてありがとう!というトムからの集大成お祭りムービー。
アクションをやりたい見せたい、3時間の中にその思いがぎゅっと詰め込まれていて、その画を見ているだけで今までのシリーズが思い起こされて涙が溢れてくる。
展開早っ!とかもうどうでも良いくらい、トムが映画体験をずっと大事にしてくれているその熱い思いが伝わってくるから、ありがとうの気持ちでいっぱいになる。
冒頭の今までのダイジェストのシーンから結構グッときてたんですが同じ人いますか?
前作でも描かれていたように、「これまでの選択が今の結果を導いている」というテーマがしっかりと回収されていて、非常に印象的でした。
予告編を観た時から、3作目に登場した「ラビット・フット」が一瞬だけ映っていたので、エンティティの正体については予想が当たっていたのですが、それはさておき…。
これまで基本的に1話完結型だったこのシリーズで、過去の出来事に触れる展開はワクワクが止まりませんでした。
それ以上に感動したのは、1作目でNOCリストを奪う際に登場し、その後アラスカ送りにされた技術官のおじさんが再登場したシーンです。
彼もまた、イーサンの選択によって運命を変えられた人物ですが、あらゆる重圧に耐える今作のイーサンに、「選択には悪いことばかりではない」と気づかせる、素晴らしい場面だったのではないでしょうか。
そしてもう一人、イーサンを追っていたブリッグスの正体が明かされたときには、「うわー!!」と心の中で叫びました。
こうした要素が随所にちりばめられていたおかげで、「今作がこれまでの選択の積み重ねによって成り立っている」ということがよく分かる構成になっていたと思います。流石ですね!
アクションについては、もはや言うまでもなく。
大画面でトムの無茶を観るだけでも楽しくて仕方がない。
最初に言った通り、今まで観た映画の中でもトップクラスにスリルあったと思います!で、なんでスリルえぐいのかなって思った時に、IMAXで見たからってのもあるんですけど、1番の理由はやっぱり今作が最終作になるかもしれなくて、イーサンが死ぬという可能性があったからなんじゃないかなーって思いました。
なのでそこは「ファイナル」っていうのを最大限活かせてたなーって思います。
特に、ガブリエルの乗る飛行機に乗り移るシーンでは、つかんだ瞬間に追いかけるために使った飛行機がバラバラになって落ちていく描写に肝を冷やしました。
ちなみに、ガブリエルの最後の描写がちょっとギャグっぽく見えてしまったのは何だったんでしょうねw
そのシーンは思わず「え?」と声を出してしまいましたw
予告とか観ても誰かが犠牲になりそうだなーと思いましたが、案の定ルーサー😿よりによってルーサーかよって思いました。
ゴリゴリの大男なのに、超優秀なハッカーというギャップがたまんないっすよね!エンティティを仕留めるほどの技術を持つ、まさに“漢”でカッコよかったです。
気になった点として、強いて言うなら駆け足気味だったところでしょうか。説明パートではやや情報が詰め込まれていて、少し置いてけぼりになりそうになりました。
2度目の鑑賞では、もっとスムーズに理解できそうな気がします。
そして、最も気になったのは「本作がシリーズ最後なのかどうか」です。
“集大成”とは言われていましたが、ラストからはあまり「これで終わり」という感じは受けませんでした。
年齢的に厳しいかもしれませんが、もしトムにまだやる気があるなら、ぜひ続編を観たいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜裏話〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日一緒に見に行った人はセスナ機のスタントアクションのシーンが始まる直前で寝てたんですが、自分はセスナ機が登場したところで、心の中で「キターーー!!🤩」とテンションめっちゃ上がりました。で、その人をとりあえずほっといてたら、アクションがマジでエグくて、「これは見ないと人生10割損する!」と思って途中で起こしましたw
映画館の売店に、今作と前作で出てくる組み合わせ型の十字の鍵が売っていました。
それが目に入った瞬間、欲しい!と思い、値札を見ると、なんと3500円。マジで欲しかったんですが、今お金があまりないので買えませんでした…。
イーサン・ハントの戦い
映画上映前に感謝コメントのトム・クルーズからのスタート
ピチピチスーツを着なくても世界のヒーローになってしまったイーサン・ハント(むしろ脱ぐw)彼の背負う世界に対する重責はコロナ下で叱責をするトム・クルーズとつい重なってしまった。
高名なスター俳優も加齢でアクション映画は難しくなりスーツのIP力を使った
ヒーロー映画も流石にピークアウトの感じもある昨今アクション大作映画を作る彼の背負う
重責は大変なものであろうそれでもイーサンの様に身体を張って戦う姿が重なる
作中の通りシリーズの継続は不明だがイーサンの戦いは終わらない。
そして私はトム・クルーズの次回作にまた期待してしまう。
もうこれで終わってもいいんじゃ?
先行上映観に行きました。まずは感想ですが、169分はやはりめちゃ長かったのと、もうこのシリーズはこれで終わりでもいいんじゃ?って感じました。もちろん全く面白くないってことではなくてトム・クルーズがアクションをこなさず、それこそチームリーダーとして、若手に色々指示していくという展開ならまだまだできるとは思いますが。
っていうのも、演出の隅々に「これがラスト」感の演出が目立ったんです。かつてのリーダーだった人の息子が出たり、真っ白な部屋で天井からワイアーで吊るされて、パソコンの中身を盗むシーンででてくる眼鏡の兄さんが出てきたり(笑)過去の名シーンが回顧シーンとして出てきたり。「あの人」が死んだり←ネタバレ(笑)
正直言えば、アクションシーンがやたら多く、しかも「ありえない」シーンが多いのも減点の対象かも。ありえないシーンは1回か2回でいいんです。最初に書いたように、還暦超えのトムには、もう少し落ち着いたアクションでもいいと思うのですが。
もちろん、満点。これで、最後なのかな? 帰ってきたあぶないイーサンみたいなのも、いちおう期待します。
ありがとう、トム・クルーズ
今日は天気が悪いので、M:I最終回を観に行った。
思い起こせば、若い頃から続いた映画の続編で、まともに残っていたのはこれだけだったかも。スターウォーズは最初の三作で終わっておけば良いものを、儲けに走ってしまい今や何かわからない状態に。ターミネーターもそんな感じ。ゴーストバスターズやホームアローン、メンインブラックなんかもギリギリ保って終わったというかまだ引き延ばしていると言うべきか。バックトゥザフューチャーは、まともな三部作で綺麗に終わった稀有な作品だったが、マイケル・J・フォックスの健康状態があったからかも。そういう意味では、主役の世代を超えて成り立たせたスタートレックは未だに続いているのかしら。
今回、M:Iの最終回後編は前編が凄すぎて評価点としては0.5下げざるを得ない感じだけど、全編を通してのエンタメとしての作り、見せ方には安心感があり、アクションと特撮のバランス感覚にも好感が持てたシリーズだった。その上で、後編としての惜しかったところは、北極海の深海から裸で浮上して助かるヒーローなら、複葉機はリアルアクションで手間取らずに瞬時に飛び移って欲しかった。又、本シリーズで原子爆弾が出まくるのもやや食傷気味になったかな。最後のエンドロールであの曲を流すなら、最後はやはり導火線の絵が出て欲しかったぞ(笑)
長い間ありがとう、トムクルーズ。そして、ピーター・グレイブス。
ミッション・インポッシブルは「シリーズ」物
IMAX字幕版で鑑賞
冒頭から過去作の振り返り懐かし映像が流れます。
しかしこれは過去作の映像ではありません。いや、有るのではあるが。
本作迄の一連のミッションの連続で今作があるからです。
だから全作は鑑賞しているし、Part.1も直前におさらいしたのですが、全く足りませんでした。
複雑な人間関係の把握なんて出来ません。
前半はイマイチピンときていませんでした。
中盤は潜水艦への潜入と脱出。
後半は手に入れたものをどうするか。
主役はハントだけではありません。
チーム全員が主役。
自分の行動を信じ、仲間を信頼する。
仲間がいたからこそ成し遂げた。
IMFチーム以外でもハントを信じ世界を救った人も。
無言のまま再開しそして去る。
世界を救ったIMFは影の存在。
………………
ハリウッド・スターの来日がめっきり減った昨今、日本でのTV出演そして映画館での直前のメッセージ。
ありがとうトム。いつまでも彼の活躍は忘れない。
今度はScreenXで鑑賞したいと思います。
xxxxxxxxxxscreenxxxxxxxxxxx(6.17追記)
ScreenX見に行きました。
前後は中央付近のサイド寄りで見ました。
前半はほとんど3画面にならず。あっても特に何もない。
中盤は多くありましたが、潜水艦の場面なのであまり効果を感じなかった。
ラストの飛行機の場面はさすがに効果抜群。メインの映像を効果的に左右に振り分けているので没入感はある。ただトリミングしているので上方の画面が欲しい。
音響は普通だった。後方からの音はないのかな。
やっぱりIMAXの方が数段上。
これがイーサンハントの真骨頂となるか
ミッションシリーズもおそらく最終巻となる今作。トムクはまいど陸海空と挑戦挑戦挑戦としてきたがさらに今回は海底での潜水探索とプロペラ機のによる上空戦が見どころ。規模的にもこれまで国々どうしで世界の終わりではあったが、今回は全世界的が標的。端的には人工知能エンティティは人類滅亡を判断し、フランスや中国、ロシア、アメリカといった核兵器を持つ国の通信を制御することで実質的に武力を抑え、AI自身がノアの方舟と言われる電波が遮断された安全な場所へ移動したあと各国の核兵器を発射し人類滅亡させようとする。前作デットレコニングの敵であったガブリエルはそのAIを自身のものにしようと引き続き暗躍。イーサンは大統領らに今回のエンティティの阻止について、AIの予測外の行動をするため、悟られないよう真相を開示しないで協力要請。まずはエンティティのものととなる沈んだ潜水艦からデータを取る任務。ロシアとの戦線となる海上から海底、水圧のリスクと仲間の探索からなんとか帰還。次いでガブリエルが待つノアの方舟へ。イーサンの長年の仲間ルーサーが作ったUSB型の対エンティティウイルスをガブリエルから取り返し、同時にノアの方舟へ移動するエンティティを取るベンジー部隊。今作の見どころプロペラ機の空中戦は見応えがあり、わかってはいるけどあぶねーと思わせる良い映像でした。フォールアウトのラストを彷彿とさせるタイムリミット型のラストでした。
個人的に少し見てみたかったのは、もう少しこれまでのキャラが出演して欲しかったです。できれば各回のゲストエージェントキャラを。イルサさんをみたかった。過去キャラは出なくはないですが、思い入れ的には少し薄かったですかね。
本編前のトム・クルーズのメッセージは劇場で!
本編開始の前にトム・クルーズによる日本の観客に向けたメッセージが流れます。
プレスカンファレンスでも語っていた事ですが、彼の本作に対する思い、そして映画製作における彼のスタンスが語られるので必見です。
何故、危険をおかしてまで映画を作るのかが垣間見えるので是非とも観てもらいたい。
今回、アクションが連続しない作品ではありましたが、緊張感を盛り上げる展開が矢継ぎ早に起こるのでスクリーンから目が離せなくなります。
イーサン・ハントと共にハラハラしながらミッションを遂行している気分に浸れる事間違いなしでした。
後半、畳み掛ける様に勃発する危機。
アクション量も増えて行き、監督も「トム・クルーズと一緒になって水中に潜り、翼に乗って空を舞った」と語っていた圧巻の映像が観る者を魅了してきます。
「翼の上では呼吸すらままならず、身体を動かす事さえ困難だった」と語っていたトム・クルーズですが、とんでもない。
きちんと動き回る彼に大変ハラハラさせて頂きました。
正直、怖くなります。
絶対、何回か死んでると思われます。
連続すら緊張感もさる事ながら、今回の作品ではシリーズを通して鑑賞してきた者へのサービスも忘れていない作品となっておりました。
締め括りも最高です。
個人的には本作がシリーズ最後の作品でも構わないと思える終わり方でした。
勿論、「続きが観たい」という気持ちもありますが、本作を超えるエンディングはもう作れない気がします。
作品そのものとは関係ないですが、映画で見せる強面のポム嬢とプレスカンファレンスで見せた可愛らしいポム嬢のギャプに萌えました。
司会者の関根麻里さんが「もっと前に出て」と言った時、足元にある看板に気付いた彼女が「これを飛び越えればいいのね」とふざけて言った時の仕草がめちゃ可愛いかったです♪
上映時間の長さを忘れさせるようなアクション活劇を堪能できる
軍事システムへのコンピューター・ウィルスの侵入や、沈没した潜水艦の位置の特定などに関しては、突っ込みどころが満載なのだが、前作からの流れで「そういうもの」と割り切ったせいか、壮大なホラ話を存分に楽しむことができた。
これまでのシリーズのダイジェスト版みたいな映像だけでなく、1作目に登場した2人の人物との因縁や、3作目に出てきた「マクガフィン」の正体が明らかになるなど、ファンに対するサービスぶりも嬉しくなる。
今回は、単独で行動するイーサンと、ベンジーが率いるチームとが、別々に活躍する場面が多いのだが、作戦の段取りに関する説明の場面で、空母打撃群の司令官に対するイーサンの説明と、チームメンバーに対するベンジーの説明が同時並行で描かれるところなどは、小気味良いテンポを生み出していて面白い。
こうした同時並行の描写は、アクション・シーンにも活かされていて、潜水艦内でのイーサンの死闘とSOSUS基地でのチームの乱戦にしても、複葉機でのイーサンの活劇と「倉庫」内でのチームの奮闘にしても、畳み掛けるような手に汗握る展開を楽しめる。
その一方で、海底をゴロゴロと転がりながら深淵へと沈み行く潜水艦から、イーサンが「それ」のソース・コードを奪取するシークエンスでは、台詞のないアクションだけのシーンがじっくりと描かれていて、作劇上の「メリハリ」を感じることもできた。
前作では、手癖が悪くて、余り好感が持てなかったヒロインにしても、最後に、その特技を活かした見せ場が用意されていて、「そういうことか」と納得することができた。
今回は、1作目からチームを支えてきたルーサーとの別れも大きなポイントになっているのだが、これについては、意外とあっさりとしていて物足りないし、彼が残したメッセーも、人生訓のような小難しい文言が頭に入って来なかったので、もっとルーサーらしい気さくな内容にできなかったものかと、少し残念に思ってしまった。
一方、ラストでの、ある人物との握手のシーンでは、1作目で、テレビ・シリーズの主人公だったフェルプスを「黒幕」にしたことに大ブーイングが起きたことが思い出されて、思わず胸が熱くなってしまった。
ところで、イーサンたちは、「それ」を抹殺するために苦労していたはずなのに、いつの間にか、「それ」を封印することが目的になっていたのは、どういうことだろう?
もし、これが、次回作に向けた伏線になるのだとしたら、それは、それで、楽しみではあるのだが・・・
【”陰に生き陰に死す崇高なるチームが世界の破滅を狙う”それ”から人類を守る!”今作でもトム・クルーズが魅せる信じ難き危険な生身の物凄いアクションと、ラストに訪れるカタルシスが凄き作品である。】
<Caution!内容に触れている事と、正式公開前なので、鑑賞後にお読みください。>
■前作では、ロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリは推測航法(デッドレコニング)による新しい航行システムの為に高度なAIシステムを搭載し、試験運用の航海に出たが、新型AIは潜航中に暴走して乗組員たちを撹乱し、自らが発射した魚雷をUターンさせることで自爆して乗組員全員が死亡したシーンと、その後、2つの鍵を組み合わせると十字架型になる特殊な鍵の意味合いである、鍵が自我を持ったAI:エンティティのソースコードであり、エンティティがそれを取り戻すために、ガブリエル(イーサイ・モラレル)というイーサン・ハント(トム・クルーズ)の旧敵を手足として使っている、と言う事が明示され終わった。
今作では、イーサン・ハントや、ルーサー(ヴィング・レイムス)、ベンジー(サイモン・ペッグ)等常連と共に、前作から加わった掏りの名人グレース(ヘイリー・アトウェル)や、元ガブリエルの手下であるパリス(ポム・クレメンティス)などが、新たにチームに加わるのだが、特に嬉しかったのはこのシリーズの初作の名シーンで、イーサン・ハントに機密を奪われたウィリアム・ダンロー(ロルフ・サクソン)が登場した事である。
◆感想
・序盤は、前作を観ているにもかかわらず、思い出すのに少し時間がかかり、若干焦るが徐々に思い出し、その後は問題なく鑑賞する。
・今作は序盤は結構地味に展開する。いつものアクションは控え気味に、自我を持ったAI:エンティティに自覚無くコントロールされるガブリエルが仕掛けた事などが描かれる。
・だが、イーサン・ハントが氷海に沈むセヴァストポリに潜水服で潜入し、エンティティのソースコードの装置を取り出すシーンなどは、ハラハラしたなあ。低体温症になったイーサンが海中で気を失った所に現れた、息を吹き込んでくれた人・・。
■更には、ガブリエルがレーダーに捕まらないように旧式の小型の黄色いセスナ機で逃げる後に従う赤いセスナ機をイーサン・ハントが乗っ取り、その機体でガブリエルを追い、更にガブリエルの機体に飛び移り、彼の首から下げたAIシステムのコントローラーを奪うシーンは、シリーズの中でも新たなるアクションの名シーンである事に異論を挟む人はいないであろう。トム・クルーズが魅せる信じ難き危険な生身の物凄いアクションには、ムネアツな気持ちになる。
そして、イーサン・ハントは無事に、コントローラーにソースコード装置を装着するのである。
・更にはエリカ・スローン米国大統領(アンジェラ・バセット)が、次々にAI:エンティティに核保有国のシステムが乗っ取られて行く様を観て、AI:エンティティの核攻撃を防ぐために敢えて騙された振りをして各国及び自国にも最小限の攻撃を加える寸前に、ボタンを押すのを止めイーサン・ハントに全てを託し、全システムをシャットダウンさせる聡明さと胆力には思わず”愚かしき現大統領と交代してくれないかな・・。”と思ってしまった程である。
・そして、ルーサーが命懸けで作ったAI:エンティティを閉じこめる五次元装置と、ベンジーが気胸になりながらも、掏りの名人グレースに0.1秒の”タイミング”を指示するシーンはハラハラであるが、見事に成功したシーンは心の中で喝采したモノである。
<ラスト、全てのミッションを終えたイーサン・ハントにCIA長官のキトリッジ(ヘンリー・ツェーニー)が歩み寄り、その後常にイーサンを敵視していた政府諜報機関のジェスパー(ショー・ウィガム)が銃を向けて歩み寄った時には”嗚呼、用済みか・・。”と一瞬思ったら、彼は銃を逆に向け固い握手をイーサンと二度交わし、抱き合う姿を見た時には、”このシリーズを観て来て、本当に良かった。”とアツい気持ちになってしまったと共に、久しぶりにカタルシスが訪れたのである。
今作は、IMFチームの深い絆と、トム・クルーズが魅せる信じ難き危険な生身の物凄いアクションと、ラストに訪れるカタルシスが凄き作品なのである。>
自身が大スターであるプライドと責任が輝く
トム・クルーズの大ヒット・シリーズもこれで最終章との噂もあり、「イーサン・ハント死亡説」まで飛び出した本作がいよいよ劇場上映です。前編である前作の続きからスタートなのですが、実はこれまでのお話を殆ど忘れておりました。しかし、はじめに時間を取ってのこれまでの振り返りがあるので、まずまず問題なし。それでも、物語着火までの導火線が長過ぎ、前作同様に展開が全て台詞での説明であることに突っ込みを入れたくなりますが、中盤以降は映画館ならではの大迫力ハラハラの至福の時でした。これは大スクリーン・大音響を浴びて観なくては勿体ない。
自身が大スターであり、それ故、映画界を支える責務を負う事を十分意識しているであろうトム・クルーズのプライドが輝く作品でした。
シリーズの魅力が全く伝わってこない作品
物語の冒頭から、過去作のモンタージュ映像が過剰に挿入されており、観ていてストレスを感じました。
直近の作品の映像までもが繰り返し挟まれ、くどさばかりが目立ちました。
セリフに使い回しや陳腐なやりとりがところどころ見受けられ、不必要でとってつけたような過去作との結びつけもあり、新鮮味に欠ける印象でした。
毎回楽しみにしていたタイトルシークエンスの入り方にも、今作では特に工夫がなく、拍子抜けしてしまいました。
また、特に「ゴースト・プロトコル」以降のシリーズが魅せてきた、チームプレイ、巧妙な騙し合い、そして軽快なテンポといった要素は、今作ではほとんど感じられませんでした。シリーズ最高傑作「フォールアウト」において際立っていた登場人物の丁寧な描写や深みも本作では伝わってこなかったのが残念でした。
前作から引き続き登場するヴィランのガブリエルに関して言えば、スクリーンタイムが前作よりも少なくなり、扱いも雑に。二流の悪役のような存在に成り下がっていました。イーサンとの因縁を本作で深く掘り下げ、最終的にイーサンが彼と対峙し、過去を“清算”する展開になることを期待していましたが、その要素はありませんでした。
たしかに、今作の目玉である複葉機によるスタントシーンは圧巻ですが、それ以上に作品全体への失望感が勝り、その迫力ある場面すら純粋に楽しめなかったのが正直なところです。
面白いけど、これじゃない感が満載
先行という名の、上映に行きました。
面白いけど、途中、説明が長すぎて、眠気を誘いました。
中盤、隣の方から寝息が聞こえてきました。
ちょっと、説明が長いかな
その割には、ミッションの詳細がはっきりせず、
どうすれば、ミッション完了なのかが分かりにくい
アクションも、潜水艦とか、複葉機とか、あり得ないような
チェイスなので、入り込めず
しかも、敵がAIとかで、誰と戦っているのか、はっきりせず
それを利用したい人と、戦うのか、なんだかゴチャゴチャしてます
しかも、敵が味方だったり、誰と戦ってるの
チームが大事は、ワイルド・スピード的だし
こんなの、スパイ大作戦じゃない!と言いたいですが、
まあ、アクション映画としては、こんなものかな
もっと、小粋なアクション映画が見たいです
ポリコレにも配慮しすぎて、それも興ざめポイントかな
ありえないシナリオ
ミッションインポッシブルの集大成という前触れ。
先行上映初日に観ました。
しかし期待が大きすぎた。
「あれ」が支配する未来を阻止すべくイーサンが大活躍。
そういうシナリオ。
女性大統領がまさかのあの人。
パート1黒幕のジムの息子があの人!
パート1の金庫番ダンローがまさかの・・・
といったサプライズあるにせよ、なぜ?が多い映画だった。
カブリエルがアッサリ死ぬ。
いつもどおり時間ギリギリの展開。
ルーサーの犠牲。
キトリッジの立ち位置?不明。
「あれ」があっさり収容される。
アクション映画としては見ごたえあります。
シリーズの総決算にして最高傑作だ!
"ミッション:インポッシブル" シリーズ第8作。
IMAXレーザーで鑑賞(字幕,先行上映)。
前作の復習をしておくと良いが、未見でも充分楽しめる親切構造だったのが好印象である。こう云う優しさ、好きだ。
過去作の要素が伏線となったり(後付け感はすごい)、意外な人物が再登場したりと、ファンへの目配りが嬉しい。
なるべくならシリーズ全作をおさらいしてから鑑賞すると、何十倍、何百倍と楽しめる作品であること請け合いである。
最難関の試練に立たされたイーサンの苦闘が生々しく胸に迫る。今までに彼の成した選択の明暗に心を揺さぶられた。
決して無敵ではないからこそイーサンは皆に愛され、彼に着いていく仲間が出来、仲間がいてこそイーサンたりうる。
イーサンと仲間(ファミリー)の絆は、本作で最高潮を迎えた感が強い。そして、彼の「運命」の総決算でもあった。
深海や空中に炸裂する超絶スタントに息を呑み、ハラハラして手に汗握っぱなしな極上の映画体験を約束してくれる。
CG全盛の時代に生身でのアクションを重視し、観る者に興奮と感動を与えようとする高い志に頭が下がる思いだ。
本当にトム・クルーズはすごい男だ。最高の映画スターだと実感した。次はどんな趣向で楽しませてくれるのだろう。
足掛け約30年に渡って積み上げたものを総括し、緊迫感を維持したストーリーと大迫力のアクションシーンが史上最もエモーショナルな結末へと誘う。紛う方無き最高傑作である。
[追記(2025/06/14)]
109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXレーザー/GTテクノロジーで再鑑賞した。トム・クルーズの超絶スタントは通常のIMAXよりも大きなスクリーンで観るとまた格別の迫力があり、手に汗握って息を呑んだ。ほぼ満席の環境で、多くの観客が固唾を呑んでトムの命がけのスタントを見守っているのが伝わって来た。老若男女問わず観客を魅了するトムのスター性は、やはり計り知れないものがある。トム・クルーズは裏切らないと云う、観客の期待に応え続けて来たからこその彼への信頼度の高さを改めて実感させられた。
[以降の鑑賞記録]
2025/06/14:IMAXレーザー/GTテクノロジー(109シネマズ大阪E.C.)
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