ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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頑張り過ぎトム・クルーズ、枢機卿レイフ・ファインズと同じ歳なのに!
5月20日(月)
土曜、日曜は用事があったので先行公開3日目に「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」を池袋グランドシネマサンシャインのIMAXで。
先行上映限定?のトムのメッセージに続いて本編が始まる。約30年にわたるシリーズ八作目にしてファイナル(?)
前作のみならず過去作のシーンがインサートされる(3のラスト、ジュリアとの別れのシーンも有り)。
前作で鍵を手に入れたイーサン(トム・クルーズ)が、「それ」(エンティティって字幕の字数制限もあるから仕方がないんだろうけど、何かもっと良い略称は無かったのかな、戸田さん!?)から世界を救うために頑張る。頑張り過ぎる。
前作で「まだ脈がある」とふられていたパリス(ポム・クレメンティエフ)も登場してチームに参加する。ガブリエルを殺す気満々で殺しには躊躇がないパリスも荒療治でベンジーを助けるのに躊躇するのが面白い。人の命を奪うのでは無く、助けたのは初めてか。
大統領も空母の艦長も女性なのはディズニー並みの忖度を感じるが、トムに持たせた二人の間のグダグダ言わない「日付だけのメッセージ」は良かった。しかし、相変わらずイーサン無茶ばかり。
イーサンが潜水艦からの離艦の時に後続艦のスクリューに気をつけないと、と思ったら危機一髪セーフ。後ろに気をつけなきゃいけないのはガブリエルだったね。
ロシアの原子力潜水艦内が少し長かった。
イーサン一人で単調な状況が続く。脱出出来なくて魚雷発射管から出るまでが、もっとスピーディーに展開しても良かった。
また、複葉機のアクションもやや長い。(凄いんだけどね)
結局、第1作からのルーサー、第3作からのベンジー、前作からのグレースとそれぞれに見せ場を用意して万全。第1作でイーサンに機密情報を取られて左遷されたダンローもストーリーに絡み、幸せな暮らしを手に入れたとイーサンを恨んでいないのも良い。フェルプスの息子であることを名乗った相手とも和解する。
「ラビットフット」まで出して来るか。
ファイナルと言う事できれいに納めようと、ちょっと詰め込み過ぎのきらいがある。インディや007もそうだが、長きにわたるシリーズをきれいに終わらせるのは難しいね。
ラスト、トラファルガー広場で散って行く仲間たち。グレースは、イーサンの手にルーサーの作ったメモリーに閉じ込めたエンティティを渡す。(まさか、これをめぐる次作はないよね)
トムを観ていて頭の中に昔のTV・SFドラマの主題歌が浮かんだ。
目にも止まらぬスピードで
風も嵐もなんのその どこまでも
空の果て 海の底
雲を突き抜け 真っしぐら
自由自在に 飛んでゆく
トム、素晴らしいシリーズをありがとう。
おまけ
友人が調べたら、プレミアが日本6日、フランス14日、ロンドン15日、アメリカはファン向けのIMAXによる先行上映が22日。
そして正式公開が、オーストラリアを含む韓国、香港、インドなどのアジアが17日
ヨーロッパが21日、アメリカやカナダなど北米が23日、日本も何故か北米と一緒に23日。
アジアの日本としては、苦肉の策としてアジアでの公開に合わせて17日からの先行上映という形になったようです。
おまけ2
6日の都庁前からのワールドプレミアを見ていましたが、他のキャストは交代で登場していましたが、トムは雨の中3時間出ずっぱりでファンサービスしていました。
隣に出て来た戸田奈津子氏に何か声をかけていましたが、中継のスタジオに来た戸田さんは「雨で滑るから気をつけて」だって。字幕を付けるのにも情報漏洩防止からかモノクロの画像が細切れに送られてきて大変だったそうです。
おまけ3
トムは「トップガン」シリーズの次作を準備中らしいが、ジェット機の翼にはつかまれないよ。枢機卿レイフ・ファインズと同じ歳なんだから、あまり無理しないでね。
おまけ4
前作から2ケ月後の設定のようだが、トムの髪伸び過ぎだろう。
MIですから!
マジで30年にわたって続いてきたMIシリーズの集大成。
作る側もそれを意識してまとめ的な部分の尺もたっぷり。
でもやっぱりなんのためにやってるのかはぼんやりしたままで、アクションはわけ分からんくらい超絶…あいかわらずトムさん狂ってる…
だってあのいきなり飛び込むところ納得してます?黄色の飛行機であのタイミングであいつ殴るの納得してます?
でもそれで良いんです!MIですから!ってこと。あまりの超絶に笑けてきちゃうけどね…
チームを重視してる、ってのを重視してるから緊迫したシーンは複線になりがち。それも上手く処理してたとは思うけど、毎度そうだとねぇ…
とにかくこのシリーズの(いったんの?)〆としては必要にして充分。前作や全作の復習はするに越したことはないけど、してなくても楽しめる。
しかしグレースってただのスリじゃなかったっけ?ずいぶんな役割を求められるし、格闘スキルも相当なもんなんだけど…ww
あとダンローは良かったですね…
それな
発光画面が苦手な分0.5⭐引いちゃいました
注意点
①映画は途中からではなく、必ずはじめから見ましょう!理由は言えません!
ただ、2分後から見た人は後悔するでしょう。
②約3時間なのでトイレに必ず行きましょう!
(途中トイレに行きたくなったらすぐ行きましょう。中休みのようなシーンはありません。見逃したら後でもう一度見に来れば良いんですから!!)
③エンティティとイーサンの対話シーンで、発光画面がちょっと苦手な人は薄目で見ることをお薦めします。
④イーサン貴方のおかげ/貴方のせいと言う人間性が垣間見れる台詞が沢山出ます。
『頼んでおいてどの口が…』と、身内だったら殴るレベルで腹が立ちます。
隣の席の人はポップコーン吹っ飛ばしてました。気持ちはわかるわかる。
吹き替えを今回見たので、次回は字幕を見に行こうと思います!
(それで前売り券2枚だったのかしら?)
先行上映、疲れた
ザ・グレートガンバルマン
冒頭から苦言を言わせてもらうと、これは前作もそうだったが、ゴールにたどり着くまでのマクガフィン障害が多くて、観ていて訳が分からなくなった。要はトム・クルーズのザ・ガンバルマンぶりを見せるための設定なんだけど、それがシリーズを重ねるごとに過多状態に。スパイ物には欠かせない爆弾解除シーンの詰め込みも気になったし、ゆえに170分にまでなってしまったランニングタイムは盛り過ぎ。
…と言いながら長さをほとんど感じなかったのは、何よりもそのトムクルのガンバルマンに尽きる。シリーズラストを飾るだけあって、走る、撃つ、登る、潜る、落ちるといったありとあらゆるアクションを総決算でやり抜く姿は、まさにザ・グレートガンバルマン。過去シリーズの話をつまんでストーリーに活かしたのも、これで集大成という意気込みの表れとして、細かいツッコミは野暮というもの。
これでもうトムクル走りが観られなくなるのは寂しいので、次もその走りが活かせる作品をお願いしたい。
ファイナル!
スパイとしてのミッションは失敗
陰に生きてないし、正体もバレバレで有名人なスパイなんてがっかり。
謎に満ちている存在が人知れず、普通に生きる人のために命張ってるから応援したくなるシリーズだったのに、こんな悪目立ちするスパイはお役御免だわ。
トムクル好きだけど、普通に話がつまらない。
イーサン以外のキャラクターが軽んじられていて、せっかく作り上げてきたシリーズとしての魅力が老いと共に失われていく悲しさを味わうことになろうとは思わなかった。
敗因としてはイルサの脱退があると思う。
あれだけ、イーサンと肩を並べられるアクションもシリアスな恋愛事情もできる役を退場させてしまうのは、イーサンを食っちゃうからでしょうか?
魅力的なキャラクターをことごとく排除して回る今回の展開にはがっかりでした。
まだまだこの役に戻ってきたいのかも知れないけど、年相応の落ち着いて思慮深い役柄をこなせるようにならないと魅力は蘇らないのではないでしょうか?
若さも肉体も失って、思うような演技ができなくなった時に果たしてトムクルは映画の世界に必要とされるのでしょうか?
芸能って残酷だけど、求められる職業だから。
なれるものではなくて、成る者しか成れない職業だから。
トムクルに成り続けることが果たしてこの先できるのか。
ファンとして今後の活躍に期待しています。
ハラハラドキドキの3時間! 前作の終わり方から特殊な「鍵」が気になっていたのでスッキリしました。
前作「ミッション:インポッシブルデッドレコニング」とあわせて2部作合わせて6時間弱の超長編映画だけど飽きません。
前作のラストで世界の命運を握る鍵を手にしたイーサン・ハント。今度はその鍵を使って深海に沈んだ潜水艦の残されたある物を手にするため命懸けで潜水する。
その後、手にした物を使って地球の破滅を救うため、アフリカにある地下の秘密の施設に向かうが、イーサンを待ち伏せした男は複葉機で逃げるが、イーサンは別の複葉機で追いかける。
この場面が映画ポスターになってます。
トム・クルーズらしいハラハラドキドキのアクション映画です。
超大作
俳優トム・クルーズの真骨頂
・長かった(169分)
・ジョン・ウィック コンセクエンス(2023年製作/原題:John Wick: Chapter 4)
と全く同じ上映時間
・最終作と謳っていなくても、主演・製作者を兼ねる俳優がこれが最後のつもりで
見せ場を詰め込めるだけ詰めた感じが共通する
・インド映画なら歌って踊る場面が小休止・気分転換になるがトム・クルーズは
歌ったり踊ったりしないので、どれだけ面白くても休憩時間なしに最後まで
突っ走る今作は観ているこちらも疲れる
・上映中にトイレに行く人が普段より多く感じた
・自分もトイレが近い方なので念のため通路側の席で鑑賞。ぎりぎりセーフだった
けれど危なかった
・60代トム・クルーズの全力疾走!
・観客を楽しませるためにできることは何でもやる気力と体力
・アクションを自分自身で演じ切れる体を維持するための節制と鍛錬は常人とは
比較にならないだろう
・トム・クルーズの映画製作に対する情熱・ファンへの熱い想いが伝わってくる。
彼の姿勢には迷わず満点を捧げたい
・前作で明かされていないイーサンの過去・ガブリエルとの因縁が明かされ
その決着も含めた物語になるのだと勝手に思い込んでいたが違った
・自分が理解した限りでは今作で過去として描かれるのは1作目以降(「IMF」の
一員になってから)だけで、「IMF」の一員になる経緯やガブリエルとの因縁に
ついてごく簡単に触れてはいるが具体的な話は出てこなかった
・物語が1作目から最新作までの一連の出来事を纏めて関連付けているのが
興味深い。走馬灯のように映し出される過去作の名場面。今作がいかにも
集大成といった趣。
・1作目で左遷された人(名前は失念)が重要な役で出てきたり前作から登場した
人物が実はジム・フェルプスの息子だったり、シリーズを通して観た人の方が
より楽しめる内容になっていた
・期待値を上げすぎたためか100点満点にならなかったがそれでも並の映画が
束になっても敵わない面白さ・力強さがある
・撮影の規模や連続するアクションはさすが。複数の場所で同時進行する緊迫した
場面など映画としての見せ場がたっぷりある
・パリス役のポム・クレメンティエフがいい味を出していた。主にフランス語で
話すところ、ベンジーが重傷を負い介抱しなければならないならない場面で
「医療行為の経験は?」と聞かれて「私殺し専門だったので・・・」と返す
のが面白かったしアクションも見事だった。
・今後、日本語吹き替え版・IMAX・Dolby Cinema・4Dなど様々な形態で
鑑賞予定。その度にトイレの心配をしなければならない。
・1回目の鑑賞では最後まで緊張感をもって観られたが内容を知ってしまってから
2回目以降を観ても同じく緊張感を保てる自信がない
・潜水場面とプロペラ機のアクションはこの映画の中で特に重要だし力を入れた
場面だと思うが、時間を割きすぎた感もある。編集の工夫などでもう少し
短縮できていたらよかったと思う。上映時間を2時間半程度に纏めてくれたら
「ああ面白かった。お代わりもう一杯!」といった感じでリピートできるのだが
3時間弱あると思うと体調を万全にして覚悟して鑑賞する感じ。
・水圧に耐えながら不安定な潜水艦内部を移動する、あるいは風圧を受けながら
プロペラ機から振り落とされないようにしがみつく、もうそれだけでも
超危険でハラハラさせられるのは間違いない。
・ただし地上でのアクションに比べたら動きの自由度が低い分不利というか、
アクションのスピード感や切れという面で見ると銃撃戦や格闘、カーチェイス
などの定番のアクションに軍配が上がってしまうのが残念
・いずれにせよトム・クルーズが真骨頂を発揮した今作はお勧めの一本だ
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① 2025年5月19日(先行上映)
TOHOシネマズ日比谷 SCREEN1 PREMIUM THEATER
プレミア ボックス シートにて
いろんな要素を浅く広く盛り込みすぎた作品。
本作を観るために過去シリーズを見直してから鑑賞。3時間に迫る長編ながら最後までほぼ退屈せずに観れた時点で良い作品と言って良いと思うのだが、期待値からすると少し残念だった。
過去作よりもスリリングな演出を盛り込みたかった結果CGが目立って冷めてしまう。
ストーリーを盛り込みすぎて一人一人のストーリーが雑。他のレビュアのご意見にもあるようにガブリエルがただの馬鹿に成り下がって見えるのは共感だし、パリスの活躍少ないのも共感。ドガは前作ではまだブリッグスに付きっきりの新入りぽい雰囲気だったのに今作ではブリッグスと離れてイーサンチームに合流して飛行機の運転までもできちゃうのも違和感。ルーサーはなんでいきなり病人になってるのか謎。
あとは物語の肝要であるエンティティがどのように世界中に蔓延していったのかの経緯も結局よく分からないし、ルーサーが開発した解毒剤のメカニズムもよく分からない。
総じて、いろんな要素を詰め込みすぎてストーリー性が薄くなってしまった印象でした。
是非 映画館で!
戸田先生勘弁してください
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