ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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それの目的は
今までの悪役は犯行の目的がはっきりしていたが、AIのそれは目的が不明。ただ、核爆弾をジャックすることは計画通り進み、人間のように裏をかくことはしない。あるいは全て分かった上で、人間がどのような行動を取るのかが試されているのだとしたら、人間を超えた神の存在に近いものとなる。人間の存在なんて、いつも手の平の上にあるよと。
イーサンの超人的な活躍と、仲間との絆は健在。3時間という長さも、上映前にトイレに行っておけば気にならない。これがシリーズ最後になるのか、違う俳優が演じるのか。どちらにしても、行き着くところまで行って、次のテーマを見つける事が難しくなった。
シリーズ集大成、というより総決算。……だが
言わずと知れたトム・クルーズ主演の人気スパイ・アクション。その(おそらく)最終幕となる今作。まず全体的な印象を言えば完成度は高い。アクションをはじめとした見どころもしっかりしているし、テーマ、ストーリーテリングも良い。過去作の伏線やキャラを踏襲しつつも回想は短くまとめて入れ、『こんなことがあったんだ』程度で受け入れられれば過去作を観ていなくてもそこまで気にならないと思う(私はうろ覚えくらい)。そういったサブキャラの立ち位置や価値観の差異をさりげなく入れているのも好印象。
ただし……が付くのがこの作品。観る人の期待していることなどによっては肩透かしかも。
では以下、ネタバレ込みで細かい所感を。
まずシナリオの概要を書くと、
暴走AIによってあらゆるネットワークが掌握され、その上AIは各国の核施設を掌握し、全ての核を入手したら世界中に放って人類を滅ぼすらしい。そのAIはかつてイーサンが盗み出したもので、ソースコードを入手して倒せるのもイーサンだけ。責任とってよ!
というもの。
このストーリー自体はAIが隆盛を迎えている現代にマッチしていて良いと思う。疑心暗鬼に陥った世界の中で人と人の絆を繋いでAIを超えるという展開もアツいし、チームという設定も活きる。
でもそのためにやっていることは「エンティティはこう考えていないはずだから裏をかけば混乱する」という所謂『逆張り』だし(しかもそれがどう影響するかには言及しない)、それがバレるのを恐れてメインキャラ以外には『話せないけど信じてくれ』を繰り返す。そこは少し単調に感じた。
アクションは既に指摘されているけど『やりたいからやっている』感はある。例えば飛行機から海に飛び込むシーン。
「我々が助けなかったらどうするつもりだった?」
「それは考えてなかった」
は絶対的な信頼or自信があるみたいで格好いいけど、なんの前振りもないので実際考えなしにも見える。じゃあなんで5分って言った?
北極海の深海150メートルからパンツ一丁で浮上して『ちょっと死んだけど大丈夫』はさすがにリアリティが無いし、リアリティが無いアクションはスパイ映画ではなくヒーロー映画でするべきだと思う。
ラストの飛行機にぶら下がるシーンも、すごい。あれをスタントもグリーンバックもなしで実際に飛ぶのは思いついてもやらないし、やってはいけない(誉め言葉)。
でも長い。さすがに長く、ガブリエルがそのあおりを食ったのではないかと思うくらいに長い。(一応言っておくとパラシュートは一座席に一つあるものだし、紐が絡んだりしたとき用に予備が一緒に入っているものである)
観ていて感じたのは『トム・クルーズ版ワイルド・スピードかな?』って感じ。やりたいことをやるために映画を撮るのは否定しないし(Q・タランティーノみたいな人もいるし)、某カーアクションの本家みたいな独りよがりの作品になるよりはマシ。
この映画にスパイ感は無くても、そもそもこの作品が前作の『Part2』であることを鑑みれば前半で潜入、騙し合いをし、後半で決着のためのアクションをする、というテンプレに則った構成といえなくない。
ストーリー含めアクション映画、シリーズ決算としての完成度は高いので☆4.5としたけれど、これより低い評価もぜんぜんあると思う。
最後に、『それ』問題は単に字数の問題だと思うので訳者の問題にはしない。過去の名訳だって字数制限から生まれている。
「Here's looking at you, kid」
の直訳は
「君を見ていることに乾杯、かわいいこちゃん」
だが、数秒で読める字数にしなくてはならないから字幕では
「君の瞳に乾杯」
になったというのは有名な話(『カサブランカ』)。
見てて辛かった。
私は
「ミッションインポッシブル1と2は別物だけど他のアクション映画にはない個性があって両方大好き!1番好きなのはゴーストプロトコル!
でもそれ以降もミッションインポッシブルぽさは薄れたけどアクション映画として全作好き!
トム・クルーズかっこいい!」
という感性の男です。
そんな奴の感想です。
脚本が酷くストーリーがずっと破綻したまま続いてそれに合わせて登場人物も敵AIも全員バカになってます。(字幕もバカです)
「え?なんでこいつがその状況でそんな反応でそんな行動するの?」って展開がずっと続きます。
全然ストーリーに必要ないキャラがポリコレ配慮でガンガン登場し私はあーだこーだ言うだけ言って何も話が進まない時間が多分1時間くらいあります。
あとはイーサンチームが誰かと対面して話してるシーンが映画の大半です。
映画の予告編に入ってる以上のアクションシーンはありません。※その予告編のアクションシーンもほとんど過去作からの引用なので注意。
前編もストーリーとキャラの行動に「ん?」って思うところがありつつもアクション映画として興奮できたので気にするのは野暮だぜ!くらいに楽しめました。
そして満を持してシリーズ集大成の今作を劇場へ観に行きましたが破綻したストーリーがスローペースで無駄話を交えて続き、俳優も「なんだこれ?」って思いながらずっと困り顔でやっているじゃないかと感じるくらいクサイ演技してます。複数人で書いた脚本を無理やり繋いでいるような破綻した物語でしたし肝心のアクションシーンはないに等しいです。
変な基準ですが「死んだ人の数=ボス1人。壊れた車の数=1台くらいだったんじゃないかな?」ってくらい地味です。さっき劇場で見たのに地味すぎてもう忘れてしまいました。
今作はミッションインポッシブルではないし
ましてアクション映画ですらないです。
メチャクチャ
大使館で大立ち回りして、
面と向かって大統領を説得して、
潜水艦のなかで格闘して、
深海を舞台に寡黙に悪戦苦闘して、
しまいには極寒の海に裸で飛び込み、
最後には、マーベリックを超える飛行機の操縦をみせる。
超人にもなし得ないメチャクチャな展開でしたが、それを漫画みたいにしないストーリーとトムの力強さがメチャクチャ圧巻でした。
デジタルな世界に疎い私には、手のひらに収まるほどの“それ”が世界を核戦争に導く世界は想像し難いものでしたが、思い返せば数年前には、目に見えない存在が世界を一変させましたね。
大事な選択を迫られる女性たちがみんなメチャクチャ強かったし、その辺りも説得力をもたせていました。久々に登場した重要人物もメチャクチャ男前になってたなー。
そもそも本作がかつての「スパイ大作戦」を継いだものですから、これが「ファイナル」にはならないんでしょうね。
「続編は一作目を超えられない」といわれるなか、不可能を可能にしてきた本作ですから、続編がメチャクチャ楽しみです。今となってはトム以外のイーサンは考えられない気がしますが。
期待通りのイーサンでした
伝わってくる
主演トム・クルーズ!トムは映画そのもの!
スリルは満点!鉄人イーサン!
前作が良すぎた…
前作がすごく良かったので、期待してたんですが…
一番肝かと思われる、沈没した潜水艦からブツを回収して、浮上するシーンで萎えた…いや、あれ普通なら絶対死んでるから!いくら映画とはいえ、ありえなすぎる。
海の変化を記録する観測所に、CIA?から飛ばされた人が、あの有名な、天井から吊り下げられて、侵入するシーンに出てきてた人だったのは、回想入るまで気づかなかった…けどシリーズの歴史が感じられて良かった。
これでシリーズ完結って考えるとちょっと淋しい。
前作と今作って元々2部作だったんですかね?
1作として作って完結させたほうが良かったのでは?と感じました。
シリーズ全てを一気に見返してから視聴
見返して正解だった!
話の理解も伏線回収も120%で楽しめるし、「このナイフなんだっけ?」ともならない。
前作を観なくてもわかるようになってるけど、観てるとより楽しめるので絶対オススメ。
内容は、、、
うーん、正直やりすぎかな。
イーサンが"それ"との通信ボックスに入るのも
潜水艦を探すために海に飛び込むのも
裸で深海から帰ってくるのも
パラシュートが何個もあるのも
0.1秒でメモリーを抜き取るのも
無理があるかな。
求めてる「インポッシブル」はそういうことではない。
いままでのミッションインポッシブルでは、
一見無理に思えることでも、あの手この手でなんとか乗り越える姿に興奮し、痺れて、憧れるのであって、
物理的に無理なことをご都合主義でクリアされると少し引いてしまう。
前作までもほぼ物理的に無理なことをやってのけてるんだけど、0.001%くらいは成功するかもしれないことであって、
それに賭けるイーサンの気持ちに感情移入できてハラハラした。
今作は、無理やりすぎてなぜその行動をするのかわからないし、冷めてしまう。
いままで絶妙なバランスで緻密に計算されて脚本が成り立っていただけに残念。
陸 海 空とてんこ盛りのアクションシーンには興奮しっぱなしだったが、個人的には残念な箇所が目立つ内容だった
全体的に暗い画が多かったのも残念。
トムの歳的に次回作はないかもしれないけど、
このシリーズが終わってしまうのも寂しいので、
ハントとジュリアの子供で新シリーズを作って欲しい。
過去作の振り返りも含めて観きった!
最後のハリウッド超大作を堪能したのかもしれない
前作を見た時点でわかりきっていましたが、良くも悪くもトム・クルーズという人間が映画にどれだけ体を張っているか、という観点で楽しめば満点以外の評価を下せない作品。
それでいてシリーズファンをニヤリとさせるような、数々の要素を詰め込み、前作以上の圧倒的なアクションを詰め込んだ本作に賞賛以外の何を書けばいいのでしょうか。
『シン・エヴァンゲリオン』はシリーズを終わらせたことのみに意味がある作品でした。本作は集大成として申し分ない終わらせ方をしたものの、叶いにくい夢かもしれませんが、本作を超える「次」が見たいと心底思っています。
ある意味「ハリウッド映画」をやりきった作品なのでしょう。
ありがとう、トム・クルーズ。
ありがとう、本作に関わったすべてのスタッフ。
そして、何より数々の洋画大作を日本で公開してくれた東宝東和の方々。
この言葉を裏切る作品が出てくることを心から願って……。
いつものミッション:インポッシブルです
一応後編ですが、前作みなくても良いと思う
いつものミッション:インポッシブルです。
毎度上映長いのでそれ覚悟で観に行くしかない。
シリーズ+トム・クルーズが好きな方は100点だと思うが
☆減らした理由がルーサー何の病気だったん??
病気だから爆破死しても良いよね?って脚本作りどうなん???
またしれっと復活するかもしれんけどさw
シリーズ終わりか?と思ったらまだある感じな終わり方でした。
トム様は 凄い!
スタントシーン博覧会
満席のIMAXシアターで鑑賞しました。
今回の大きなミッションは、「鍵」を手に入れたイーサンが、AI「エンティティ」を無力化すること。その過程で、潜水艦に潜ってソースコードを入手したり、座標を送信したりといった“小ミッション”がいくつも展開され、それぞれがシーンをテンポよく切り替えていきます。
中でも印象的だったのが、水中や潜水艦でのシーン。普段、映画を観ていると「なんとなく見覚えがあるな」という既視感のある映像が多い中で、このシーンははっきりと“これは初めて見る”と感じさせてくれるものでした。特に音楽がない時間帯の音響と緊張感が絶妙で、久しぶりに「映画の中に入り込んでる」と感じられるような臨場感がありました。
ただ、ちょっと惜しいなと思ったのは、その“小ミッション”があくまで物語を進めるためのギミックとして機能していて、キャラクターたちの内面の変化とあまり結びついていなかった点です。たとえば、「ミッションを通じて仲間の信頼を得る」とか、「誰かが弱さを克服する」といった心のドラマがもっと絡んでいたら、さらに感情移入できたかもしれません。
物語には「ミッションのテーマ」は確かにあるんですが、「キャラクターのテーマ」がやや弱く、スタントシーンを見せるために物語が設計されているような印象もありました。
とはいえ、「ファイナル」と冠されているだけに、「イーサンが死んでしまうかも!」という緊迫感は確かにありましたが、それでも終盤は少し気持ちが冷めてしまいました。イーサンがあまりにも完璧な熟練スパイであるがゆえに、彼自身の成長が描きにくく、「仲間とミッション、どちらを選ぶのか」といった葛藤も過去作ですでに描かれてしまっているため、物語としての新鮮さを出すのが難しくなっているように思います。
なので、次回作では、若くてイケメンか美人で、生意気だけどポテンシャルの半端ない新人がチームに加わることになるかもしれません。そうなったら、いよいよイーサンの退場とバトンタッチが近いかも…?
信頼≒他力本願
イーサンハントのせいなのか
期待が高かった分、不満点もあり、それらは他のレビューでも挙げられてますが...
まずラビットフットの正体を、最初からイーサンは知らなかったわけですよね?
あくまで、デイヴィアンから妻を助けるために奪取して、IMFに届けた訳だし、挙句は何のアイテムかも教えてくれなかったし
それを、預かりの知らないところ(CIA?国家?)が勝手にエンティティにしたんだから、イーサン悪くないですよね?
作中、「エンティティの発端はイーサンにある」みたいな言われ方したけど、腑に落ちませんでした。
彼自身が、驚異なる脅威に対して、けじめを付けるというシナリオにもっていきたかったのでしょうか。
ラビットフットは、エンティティへの切り札になる重要な「毒」になる展開の方が良かったです。
アクションは楽しめたのと、キャストとスタッフへの感謝の意味を込めて星4つとしました。
全909件中、381~400件目を表示
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