「MIの傑作のひとつ」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング yutes79さんの映画レビュー(感想・評価)
MIの傑作のひとつ
シリーズ第8作。
個人的には「傑作キター!」と言った感じです。
毎回売りとなっているトム・クルーズのノンスタントアクションはもちろんすごいのですが、展開がもう、息をつく暇がありません。「それ、絶対ムリ」と言った不可能ミッションがこれでもかといった具合で、次から次へとイーサン・ハントへと襲い掛かります。それは不運の連鎖でもあり、本作のイーサンは『ダイ・ハード』のジョン・マクレーン以上にツイていない男となっています。
また物語では、「え、この人が」と言う人が殺されたり、「この人、死ぬな」と思ったキャラが生き延びたりと、予測を裏切ってくる展開も見事。そして過去作からの意外な繋がりが本作で見られるのもポイントです。
MIシリーズは第5作目くらいから展開が複雑になり、なかなかストーリーについていくのが大変に感じますし、さらに本作は過去最長の169分なのですが、全く疲弊することなく観ることができました。
前作が「デッド・レコニング PART ONE」だったので今回は「PART TWO」かと思っていましたが、「ファイナル・レコニング」になってしましたね。やはり、シリーズ最終章ということなのでしょうか?いや、そんなことないよなぁ。