「エクストリームトムクルーズ映画の真打ち」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)
エクストリームトムクルーズ映画の真打ち
いち若手俳優で大人気、しかも演技派にもなり、
ついにこのシリーズからセルフプロデュース
大スターとの共演作はアカデミー賞名作揃いだ
しかしトムはそこから飛び出して
本心から自分が作りたい世界を探求して
見たことがない映画のアクションを作る存在に
アニメやCGに頼らず、
実写活動大写真の
キートン・マックイーン・ベルモンド・ジャッキー
に連なり、しかも更新した
その試行錯誤の積み重ねも手伝い、
トップガンの続編をかつてない名作にしてしまった
おはなしはシンプル
アクションは工夫を凝らし
撮影は緻密かつ厳重なアトラクション
いちげんさまでも楽しめる
今回はシリーズ総決算的大感謝祭
ファイナルだから
これまでのミッションヒストリーのダイジェストありで
朝ドラ大河の最終回よろしく
一応流してみているうちに
タメにタメて、ギリギリギリギリ
前作レコニングは、超絶オンパレードでしたが
今作は、野球でいえば後半戦から俄然盛り上がる!
それまでにトイレ行っておけよ、と言わんばかりに
トムもそうだけど、コロナ禍や俳優ストを乗り越えても、かつこのインポッシブルな決死スタント撮影スタッフ裏方の苦労を労おう
映画バンザイ人間バンザイ
AIなんかにまだまだ渡せない