「この映画は壮大な人間ドラマなのです。」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画は壮大な人間ドラマなのです。
IMAXで鑑賞。超大作なので平日でも上々の入り。映画は長尺でも良い(M:Iなので許す)が、シネコンの幕間とCMと予告編とIMAX説明はその長さを何とかしてほしい。
ストーリーはAI「エンティティ」が自我を持ち核保有国のシステムを手中に納め地球滅亡を企てる。タイムリミットが迫り米国はAIが押さえた核保有国に先制核攻撃をしかける暴挙を実行に移そうとする、。昔からコンピューターが暴走して大変なことになるような話はいくつもあったが、これだけAIが進むと非現実的とは言えなくなってきた。残念ながら核廃絶が近未来で実現できることはなさそうだが、核の抑止力と称して核をもつ国が増え続けることは何としても止めてもらいたい。そんことしてたら、いつか本当に世界は破滅しますよ、、。
トム・クルーズの今回のアクションはマッカリー監督が熱望した潜水艦のシーンとトムが望んだ飛行機の上での格闘シーン。どちらも凄い!私とそんなに年齢変わらない筈なのに相変わらずスタントなしで演ってるんだなぁと思うと、ジュワッと勇気をもらえる。
イーサンのチームには前作からグレースが加わり、死んだと思ってたパリスと捜査官のドガも合流、ベンジーは相変わらずいい仕事するし、ルーサーは物語の決め手となるアイテムを2つも作ってくれた。その上、第1作に出演したキトリッジをはじめ懐かしい人物が続々登場、過去作のシーンの差し込みも豊富で、この作品が本当にファイナルなのね、。と感じさせる。
だが、ラストシーンでチームのメンバーが街角の喧騒の中でそれぞれと目を合わせる場面は次回作への期待とこの映画は壮大な人間ドラマであることが実感できた。大満足の大傑作でした。
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