「M:Iシリーズの集大成」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング Tofuさんの映画レビュー(感想・評価)
M:Iシリーズの集大成
これまでのM:Iシリーズの集大成的な作品。30年前から追っかけてきた身としては感慨深いものがある。同じような思いを抱えた人が多いからか、劇場の観客の年齢層は高め。
世界の危機を救うためにイーサンが奮闘するも、最終的に世界は壊滅し終焉を迎える……なんていう話になるとは、まぁ、世界中の誰も思っていないだろうから、結果ではなくプロセスを楽しむ作品なのは言うまでもない。なお、本作は前作の続きの設定だが、必ずしも前作は観ていなくても理解できるように作ってある(無論、知らないとこのおじさん誰?的な人物も登場するが…)。
お決まりのようにイーサンが走る場面以外の今回の見どころは、何といっても極寒のベーリング海をパンイチで泳ぐところと、小型プロペラ機上での空中スタントだろうか?トムと同じ年の人間としては拍手を送ることしか出来ない。
AIによる支配の危機といった現代的なテーマを扱いながら、勧善懲悪で「仲間ってやっぱり素晴らしい」という古典的なプロットに徹しているところが安心して観ていられる要因だろう。
そして、超大国のトップにはやっぱり理性的な人物が就いているべきだよな、と改めて思わざるを得ない。
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