「俺はゲイじゃないが、ヒュー・グラントの笑顔は好きだ。」異端者の家 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
俺はゲイじゃないが、ヒュー・グラントの笑顔は好きだ。
ラブロマンスの帝王のヒュー・グラントが、初の悪役( だよね?) に挑戦で、一部の物好きに絶大な支持を得ているA24スタジオ制作とあっちゃあ、映画好きなら見に行かない選択肢は無い!
カルト宗教の勧誘員二名が、ヒュー・グラントの住む一軒家に訪問する。迎えるのは、ヒューのみだが、奥さんが後から来るという事で勧誘員は、家に入って、ブルーベリーパイを振る舞われる。しかし、中々、ヒューの奥さんは客間に現れない。
何か、怖くなってきた勧誘員二名は、帰ろうとしたら、突如、玄関が施錠されて、二人は監禁される。実はヒューは訪問してきた女性達を監禁する異常者だったのだ...。
と、ここまでが、予告で皆んな知っている事だけど、ヒューが何回も奇跡について語っている所が薄気味悪い。
俺が、新興宗教に勧誘された時は、1000円くらいの経典を買って、朝と夜にそれを見ながらお経を唱える事で、
水害で、近所の家が全壊しても、奇跡的に家が壊れなかった。
死んでも、お経を唱えていたから、遺体が腐らない。
死んでも、お経を唱えていたから、死んで遺体になっても、遺体が、お経を唱えていない人よりも軽くなる。
と、愚かな事をのたまっていたので、
いーですか?私は、葬儀屋で数百体の遺体を回収したから知ってますけど、人は死んだら腐ります。お肉ですからね?
それから、人は死んでも21gしか軽くなりませーん?むしろ体感的に重くなります。
人間は、生きていたら、運んでもらう人は運びやすいように身体を丸めてくれますが、死んだら固まるので動かしにくくなりますよ?
と、言っても、全く、人の話しを聞かずに、
いーえ!? これは、本当に起きた奇跡なんです!!
と、言い張って、話しにならなかった。
奇跡は確かに起きている。こんな、阿保な教えを盲信する輩が釣れたという事を。
どんな教育を受けたら、こんな阿保になるのだろうか?
Misty Heart 盲信している女の子は半分不思議。
おっとっとっと!脱線したぜ!?
何やかんやで、二人は地下室に監禁されりゅ。そこからのー?脱出劇がキモで充分怖いのだが、
俺だけでしょうか?どうも、ヒュー・グラントって、持ち前の人の良さが隠しきれないので、
今はホラー映画やってるけど、ラブロマンスが始まるんだろ?
と、思ってしまうわけだ。
まぁ、ホラー映画としてはよく出来ているので、料金ぶんは楽しめます。
あと、映画を見た人にしか分からないが、あの多頭飼いの女共の中にブリジット・ジョーンズが、混ざっていたのに気づいたのは俺だけだろうか?
ブリジット・ジョーンズは、一人だけ、All By My Self を歌っていたから間違いない!!
というわけで、この映画、ブリジット・ジョーンズを追っかけてきて、最新作も見た人にお勧めの映画だYO!?
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