劇場公開日 2025年4月25日

  • 予告編を見る

異端者の家のレビュー・感想・評価

全294件中、1~20件目を表示

4.0たとえ美味しそうなパイの匂いがしても知らない他人の家には絶対に上がらないでおこうと心に誓う

2025年5月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

一切の前情報なしでの鑑賞。知っていたのは、タイトルとメインビジュアルのイメージのみ。まさかこんなに恐ろしいサイコスリラー映画だったとは…😱聞いてないよ〜🤫知ってたら絶対観なかったかもしれない。だってホラー映画嫌いだもの🙄
私の知っているヒュー・グラントは「ノッティングヒルの恋人」など甘いマスクで惑わすラブコメ作品のイメージですが、本作ではその彼のイメージを根本から覆されます。いつもの甘い笑顔は封印され、不気味なうすら笑いで追い詰めてくる奇人を好演。またそれがうまくマッチしているんだな🙄 でも男前ってのは、歳をとってシワが刻まれても、どんなに恐ろしい役を演じても、やっぱり根底にあるカッコ良さは隠せないよね。キムタクがいつもキムタクなのと同じ🧐ヒュー・グラントにこの役をキャスティングした人は素晴らしいですね、ほんまハマり役です🤫
私の中のホラー映画ってこういう映画なのです。お化けとか出てくる必要ないのよ👻 いつも思う「普通の優しげな人の豹変」がいっちゃん怖いからね🧐「ブルーベリーパイ食べてく?」からの「なんかこれおかしいんじゃね?」と2人のシスターが徐々に気がつくまでの間合いが絶妙。ちゃんと、段々、少しづつ、レベルアップしていく「怖さ」で心震える😱これってよくありがちなホラー展開なんですか?ホラー初心者すぎてわからん🔰わからんけど、私には十分過ぎるほど怖かった〜。密室で出られないというだけでもう絶望だよね。私があのシスターたちの立場だったらどうするんだろう?と常に考えながら観てるから、もっと怖くなるよね。シスターたちは、偉いよね👏恐怖に怯えながらもちゃんと選択してるんだから。私だったら絶望を通り越してもう号泣してるよね😭チョロいのよ、わたしホラー初心者🔰だから。いや、どうだろう?逆に火事場の馬鹿力みたいなのが湧いてきて勇ましく戦ってみたりする自分に出会えたりするんかな?絶対に体験したくはないけど、ほんとにそんな場面に出会した時に自分がどんな「選択」をするのかは興味はあるよね🧐
正直、宗教的なことはよく分かりません。けれどもミスター・リードの言い分にも半分くらい理解できる部分はありました。しかし「支配」こそが宗教なのだといった彼の考えとは異なり、私の中の宗教的なものは「自分の信念」みたいなものに置き換えられるかもしれません。
そんな私の信念から導き出した本日の教訓はコチラ

「たとえ美味しそうなパイの匂いがしても知らない他人の家には絶対に上がらない」

追伸
しばらくパイと扉がトラウマになりそうなくらい度直球に恐怖を喰らい夜道を帰るのが怖くなる🥲😭
5分後に始まった映画「たべっ子どうぶつ」に幸い心癒され無事帰宅♪

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ななやお

3.5宗教マニアをぢ vs モルモン布教女子のアンフェアファイト

2025年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 43件)
ニコ

4.0頭脳を刺激する宗教談義スリラー

2025年5月30日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
村山章

4.0ヒュー・グラントの妙味を研究し尽くした唯一無二のホラー

2025年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

かつてヒュー・グラントがロマコメ帝王だったことが都市伝説に思えるほど、ここ最近の彼は変幻自在だ。たとえ陰湿でナルシストな”嫌な奴”に振り切れたとしても、観客は苦笑いしながら、でもやっぱり彼の個性に魅了されてしまう。そんな彼が行きついたホラーの新境地。今回のキャラを構成するのはやはり”喋り”だ。ほぼ全編が彼のセリフ回しで占められていると言っていい。通常なら一人の俳優がこれほど喋り続けると観客も早々に飽きるものだが、相変わらずの甘いマスクで、まるで歌うように知的で優雅で緩急タイミングの絶妙な演技をやられると、この出口なき家さながらにもう止められないし、出られない。私自身、鑑賞中の自分が果たして恐怖しているのか、それとも魅了されているのか、最後まで分からなかったほど。どんな役でもグラントはグラント。これは他のキャストでは置き換え不可能な、もはや彼のために仕立てられたホラー。だからこそ最高なのだ。

コメントする (0件)
共感した! 20件)
牛津厚信

4.0サイコパスなのにいつものヒュー・グラント!?

2025年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

宗教の布教活動をしている2人の若い女性がドアをノックすると、目の前にリードと名乗る気さくな中年男性が現れて、家の裏で妻がブルーベリーパイを焼いているから一休みして行かないかと提案する。女性たちはその誘いを受け入れる。

しかし、男は2人の話に耳を傾ける気などさらさらなく、宗教に関する持論を展開し始める。同時に、その家は脱出不可能な設えになっていて。という密室サイコパスホラー。

これまでも、入ってはいけない家に入ってしまった訪問者たちが死ぬほど怖い思いをする同じジャンルに属する傑作が何本かあった。しかし本作の場合、宗教にまつわる(まつわらなくても)持論というものが他者にとっていかに不快か!?というテーマが観客を苛立たせるところが異色と言える。そして、この世界のどこかでは閉ざされた家の中であらゆる異端者が息を殺して獲物が引っ掛かるのを待っているというリアリティが、異色に拍車をかける。

最大の見どころは多少既視感がある物語を独特の個性で牽引していくリード役のヒュー・グラントだと言って過言ではない。英国が生んだ世紀のチャラ男から、最近は軽妙や悪役までカバーするグラントが、ここではなんと、いつも通りのグラントを演じることで恐ろしいサイコパスになりきっていることに驚く。いう言われれば、グラントの目はいつも危険な光を放っていたことに気づく人は多いかも知れない。異なる役に挑戦し、都度変身するのではなく、役を自分に引き寄せてきたということに。改めてヒュー・グラント、凄い俳優である。

コメントする (0件)
共感した! 23件)
清藤秀人

3.5支配という暴力性。

2025年11月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

ドキドキ

(デビューの頃は清純派に思えたモルモン教徒である
アイドルでしたが、
でも、不倫ばかりして、色情いえ恋愛体質の)
斉藤由貴さんの感想を聞きたいなぁ〜
とボンヤリ思いました。

宗教は支配。
(なかなか適切な思想。
日本の新興宗教は暴力的な支配力で人を傷つけるのが目的のような団体もあるからねぇ〜被害者談。)
祈りは意味がない。でも他の人のことを祈ることは
美しい。
それを言いたかったんだろうね。

魅力ある作品。
計算されている作品というか。
2人の脚本監督がフルにディスカッションして練りに練られた作品にも観える。
ただ私には起承転結の転が長く、飽きた。

期待していたヒュー・グラントは、そんなに怖くなかった。
ヒュー・グラントといえば、美しい『モーリス』から
垂れ目のニヤケでラブコメを通過してコールガールを
買春。
『ウォンカと〜』のウンパルンパの怪演の方がある意味、
怖かった。

ワンコと散歩をしていると、遊んでいるの?と思えるように蝶が、僕の周りをひらひら舞う。
きっと誰かが守り祈っているんだろう、と思っている。

コメントする 1件)
共感した! 5件)
なかじwithみゆ

3.0想像と違った。

2025年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

ラブ・アクチュアリーのヒューグラントが大好きで、今回なんか気持ち悪いおじさんやってるなぁと鑑賞。

2018年公開の「ギルティ」のような言葉で煽る感じなのかなぁと思っていたら全然違った。
たまにいるよね、ぐだぐだ回りくどいこと言ってて結局なんの話してるかわからなくなってる人。

宗教に詳しいともっと楽しめるのかな。
にしても、気持ち悪いおじさんだった🤮🤮🤮

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆーにゃん

3.0信仰を“操作”することの恐怖

2025年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 9件)
こひくき

4.0オリジナルは模倣に塗り替えられていく📕

2025年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

女子2人でモルモン教の布教に来たはずなのにヒューおじさんがジワジワと信仰心を剥がしにかかる宗教ディベートが珠玉。

この映画では、信じるもの(宗教じゃなくても、信奉してるもの、例えば推しとかでも)を引き剥がされる恐怖を描いており、その過程や、葛藤が見どころでありました。

つまりは宗教、音楽、ボードゲームなど、所詮人間の作ったものは同様に、何かしらの影響から生まれたものであり、本来大切にすべきオリジンは模倣に塗り替えられて忘れられていくという文化論を説いてるんですね。

で、そもそも映画、特にハリウッド映画こそが、どこかで聞いたことのあるような話、登場人物という風に似たような映画が多いなと感じますよね。

これはハリウッドのストーリーテクニック本「神話の法則」や新しいとこだと「SAVE THE CATの法則」の影響が大きいかなと思っています。これらのシナリオ指南本のおかげで良質なシナリオの作品が増える一方、模倣のようなシナリオでも予算がついて映画が作られるという。

これらのハリウッドのストーリーテクニック本の元になったのが、神話学者ジョーゼフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」です。これは神話の中にある共通のエピソードを人間の共通課題として分析した本で、神話といいながら神話だけじゃなく、仏教とキリスト教の共通エピソードなど宗教の類似性も多く知ることができます。

この映画はこの本に大きく影響をうけた、というか脚本家は絶対読んでますよね?そういう意味でこの映画もまた、反復なのでありますね。

他の映画でも「この映画は裏側にキリスト教とか宗教とか神話が隠されてます」とか言われることがありますが、まあそうなりますよね。映画を作る方、評論家もこの本を読んでるから!😆

ラストは映画的にまあこうなるよなという着地でしたが、好みとしてはもう少し違うパターンが見たかったので⭐️4としました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
minavo

4.0かなりの良作

2025年8月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヒューグラントがうますぎ、ヤバすぎ、怖すぎ😱
女性二人がモルモン教の布教活動で訪問した家が…
と言った内容なのだが、本当に面白くて怖かった。
冒頭は本当に心優しい紳士的なおじさんかと思いきや、少しずつ宗教の話になると、その人が様々な宗教に詳しい事が分かってくる。女性二人を試すような質問をしたりちゃんと理解してるのかとか…信仰心を試したり…ヒューグラントはめちゃくちゃ宗教マニア。
もしかしたらその辺詳しいとより楽しめるのかもしれないが、なにも分からない我々日本人でも十分に楽しめる会話劇!
そして舞台はこの家の中だけなのだが、見事なカメラアングルで資格も飽きさせない。さり気ない伏線。
話がすすむに連れて家の奥へと入っていくのだが、それに連れて会話劇も激しくなり男の本性も明らかになってくが狙いが分からなくて最後までずっと楽しい。怖いのが大丈夫な人には見てほしいが覚悟して見てほしい👀

コメントする (0件)
共感した! 2件)
映画大好き神谷さん

3.5ホラー映画と思ってなくて

2025年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

ドキドキ

めちゃめちゃホラーで怖かった

コメントする (0件)
共感した! 1件)
むーらん

4.5神がいなければすべてが許される

2025年8月9日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
津次郎

3.5私的好みではない表現でしたが、一方で見事に深さある秀作だと思われました

2025年8月3日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 3件)
komagire23

3.5宗教ホラーは最低限の予備知識が必要かも

2025年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

A24作品は個人的にハズレが無い。
宗教系テーマの作品は日本人には馴染みが無いとはいえ、今作は根本的に宗教とは何なのかを作品を通して紐解いていく奥深いものとなっていた。
信仰するとは?本当に信仰すべきものは?
自分が宗教関係の歴史に詳しければもっと深みがあった作品だと思った。
基本俳優3人と一軒家内で全て解決している映画だが、会話劇でここまで興味を持たせるとは素晴らしい。
特にヒュー・グラントの演技が極まっていた。感情を荒げる訳では無く、ただ冷静に話すだけ恐怖を感じた。
サイコホラーとして非常に満足する映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
映画で感性磨くMAN

4.5先が見えない面白さ

2025年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 5件)
なもし

3.0絶対に思考停止してはいけない

2025年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

本作はドント・ブリーズの頭脳戦バージョンという感じだった。それ系の映画のキャッチコピー風に言うと本タイトルの通り「絶対に思考停止してはいけない」といったところだろうか

おそらく見る人によってはどっちも悪人みたいに思えるかもしれないが、自分は宗教とはほぼ無関係に生きてきたのでそこら辺はあまり響かなかった

コメントする (0件)
共感した! 5件)
これが本物の黒

4.0信仰心と呼ばれるものとは

2025年6月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
sato

3.5想像を覆すサスペンスホラー

2025年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

驚く

ドキドキ

最後は、奇妙に清々しい気分で見終わることが出来た作品でした。

導入と終結が、非常に上手く出来ていたなぁと思い返します。しっかりとした伏線と回収、そして考察の機会を与えてくれたと思います。

文字通りの始めのシーン(ベンチにてシスター二人の会話)に心をいきなり乱されて、二人が舞台(ミスター・リードの家)に上がった後も、二人のシスターを私はすっかり「偏見的」に観てしまいましたが、起承転結の転句でまんまと騙されていた事に気がつき映画のストーリーに引き込まれました。
結句では、真実だけでなく人間の身勝手さに支配されなかった超越した行為に、感動しました。

本作はホラーの枠組み(主演3人も同意)ですが、王道のようなホラー展開では無いので、油断すると気持ち悪く感じるかもしれません。
ですが、ミスター・リードが何故このような事をするのか、各シスターがどのような素顔をしているのか、最終的には私は納得出来たので、物語の構成と見せ方は良かったと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
HGPomera

4.0面倒くさい、ヒュー•グラント。

2025年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

予備知識なしで観た方が面白い。
しかし、宗教や音楽やモノポリーの知識あった方が理解度が上がるので、ないとちょっと眠くなる難しい話かも。

「見るからに胡散臭いヒュー・グランドに閉じ込められる?!なんか家に色々トリッキーな仕掛け施してて、そこから決死の脱出劇?」くらいの知識と推測で観たけど、「ヒュー・グラントによる、宗教プレゼン映画」だった。

ホリーズとレディオヘッドとラナ・デル・レイの曲が似てて盗作疑惑、というのはYouTubeで既に見て知っていたので笑った。

映画的な面白さや、サスペンスとしての質は置いといて、宗教の捉え方の一意見として、めちゃめちゃためになったし、独自の見解が面白かった!!
セリフばっかだけど、飽きずに観られて、まぁ、細かいところはいいや、って思えた。
もっと聴きたいぞ!!
もうさ、パワポ見えた。
プレゼン、上手い。
宗教YouTuberみたいだった。
熱弁を奮うも、聞いてる女子がなかなかに鋭く「ホロコーストについて触れてない!!頭が鳥の神もいるのに、差異には触れてないじゃんか」って指摘されてるのも面白かった。
コメディ?
でも結局、なんか詰めが甘くて、信仰を持ってる人に難癖つける映画、とも言える。

「今回はここの説明があんまりしっくり来てなかったから、次から少し言い回し変えてみようかな」とか考えながらブラッシュアップしてたりして、とか考えると微笑ましくて笑ってしまった。

宗教は支配。
指示通りにすることが信仰心だとしたら、私は自分で選択したいから、宗教、向いてないと、改めて思った。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
クリストファー
PR U-NEXTで本編を観る