ヒプノシスマイク Division Rap Battleのレビュー・感想・評価
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どう考えてもあのチームにしか国は託せないだろ!
「ヒプノシスマイク」についてほぼなにも知らず、「ヒプノシスマイク」オタクの友人に引率されて、日本映画初のインタラクティブ映画に参加してみた。ヒップホップ属性も薄ければ平素ラップを好んで聴くわけでもないが、ここは推しとかがない分、本気の審査員として参加しようと決意し、自分なりにラップのリズム感、フェイクの面白さ、もう一戦見たいかを基準に投票を続けたら、奇遇なことに全試合で自分が入れた方が勝つというビックリするような結果に。あとで投票の割合を見たら、決勝戦以外はかなり競っていた様子で、こうやって自分の一票がものをいう体験ができて、初心者sなりにかなり楽しんだ。
映画として、アニメとして、キャラ立ちとして、とか考え出すとキリがないが、ひとつひとつの勝負をリアルタイムで応援するのが醍醐味なのでしょうし、ラスボスとしての言の葉に圧倒されたこともあって、このコンテンツの一端に触れられて良かったです。にしても、優勝者に国を託すバトルだそうで、そりゃ責任の重みを背負った言の葉にしか国の未来は託せないでしょう。先立つシリーズを知っていると、言の葉もずいぶんなことをしてきたらしいけども。言の葉サイコー。
笑門来福
1期を数話見たというまっさらもまっさらな状態で鑑賞しましたが、観終わる頃にはヒプマイの虜になっていたくらいには超楽しい映画館体験でした。
特典はフィルムとミニカードでどついたれ本舗が当たりました。
インタラクティブ映画という、リアルタイムでの投票でストーリーが分岐していくという映画館大変だなぁという考えを持っていましたが、いざやってみるとこれがとっても楽しく、劇場内でのザワザワでどのグループが行くか分かる時もあれば、全く展開が読めないところもあったりでワクワクがノンストップでした。
立ちはだかる中央区の圧が気高く美しく、それに向かっていく6チームがこれまたカッコいいです。
ファーストラウンド1戦目はBuster Bros!!!vs Bad Ass Templeで激しいラップバトルが繰り広げられ、TVシリーズとは異なり、全編3DCGでのバトルの迫力は異次元の方向にレベルアップしており、ヒプノシスマイクによって現れたスピーカーは精霊的なものなのかなと思ったら、何故かメンバーの上空で真っ正面からぶつかり合う謎の模様がお出しされ、言葉もネプリーグ方式で相手に向かってダメージを与えたりと、TVシリーズとは違うアプローチの仕方をしていて面白かったです。
1戦目はBuster Bros!!!が勝利し喜ぶ様子、Bad Ass Templeが悔しがる様子、そして互いを称え合うという、あ〜それめっちゃ好き!っていう展開があって大興奮でした。
このパターンのアニメーションを何通りも作ってるとなるととんでもない労力だっただろうなと製作陣に頭が上がりません。
ここはBad Ass Templeに投票しました。
ファーストラウンド2戦目はどついたれ本舗vsMAD TRIGGER CREWがぶつかり合い、クールかつ破天荒なヨコハマとは一線を画すオオサカの軽快なラップがめっちゃ好みでした。
好きなサウンドだな〜と思っていたらCreepy Nutsが作ってるのでそりゃ好みだわ〜ってなりました。
こちらはどついたれ本舗が勝利し、かつての相棒を褒め合うのでなく認めていくというのもこれまた熱かったです。
ここはどついたれ本舗に投票しました。
ファーストラウンド3戦目は摩天狼vsFling Posseで、渋さと妖しさを纏うシンジュクのサウンドに惹かれ、ポップとギャンブルが入り混じるカオスなシブヤも面白く、どちらが勝つか全く読めませんでしたが、ここはFling Posseに軍配が上がり、互いのリーダーが認めつつもまだ埋まらぬ距離もあるっていう、そういうのも好きです!とツボを抑えられ続けました。
セカンドラウンドはBuster Bros!!!vsどついたれ本舗vs Fling Posseの三つ巴で、3組それぞれのPVでの勝負(実際の会場でやっている体みたい)になり、突然アフリカへ飛び出したBuster Bros!!!、大阪難波を繰り出すどついたれ本舗、ゲーセンでのFling Posseと三者三様のラップバトル、これもまた激アツでした。
ここはBuster Bros!!!が勝ち抜き、全てを背負ってのファイナルラウンドへ向かう姿がまぁ〜カッコよかったです。
ここはどついたれ本舗に投票しました。
ファイナルラウンドはBuster Bros!!!vs中王区の頂上決戦で、遂に宇宙にまで飛び出してのマッチバトルになりますが、中王区がこれまたカッコよすぎまして…言葉の力をバシバシ歌い続けるのがギラギラしていて好きでしたし、これぞラップバトルという正統罵り合いがまたまたテンションを上げてくれました。
熾烈な最終決戦を制したのはBuster Bros!!!で、彼らが喜ぶところもまたテンションぶち上げでした。
逆張り大好きなのもあってここは中王区に投票しました。中王区ルートはどこで観れるのやら。
濃厚なラップバトルは最高でしたし、お互いをリスペクトしている姿勢が何よりも美しく、最初から最後まで圧巻でした。
全員で歌う最後もこれまた最高で、しっかり1本の映画として終わっていたのも拍手もんでした。
応援上映が常に備わっている感じなので、様々なカラーのライトが光っていたり、歓声が巻き起こったり、掛け声に合わせて反応してくれたりと、基本映画館で観る時は人が少ない方が良い派ですが、今作はたくさんのお客さんと一緒に観るのめっちゃ良いな…!となり、まるでライブのようで楽しかったです。
あっという間にヒプマイの世界に魅了されました。
こんなにも面白く、こんなにもクレイジーな作品を観ていなかっただなんて…。
今から爆速で追いつきますし、曲もたくさん聴きたいですし、今後の展開も気になりますし、もうライブも行きたくなっています。
罪な作品じゃないっすか…!
鑑賞日 3/28
鑑賞時間 20:20〜22:21
座席 M-27
すごく楽しかった
映画というよりはライブの感覚に近いと思います 各曲体感あっという間で時間の長さは感じませんでした ヒプマイのかっこいい楽曲、かっこいい歌声を全身で浴びる体験ができました
個人的なお気に入りはヨコハマディビジョンの重低音です 映画館の音響設備ってすごいですね 身体の芯まで音が響いてました
映像も綺麗でした 表情が豊かに動いててみんな生き生きとしてました しみじみと思いましたがキャラクターみんな脚が長くて顔が綺麗で声がいいですね
誰にも負けてほしくなかったので投票は迷いました でも全員が清々しい雰囲気でエンディングを迎えていたのでよかったです
未履修女子2人、見事にハマりました
ヒプノシスマイクというコンテンツが流行っているのは随分前から知っていて、なんかイケメンがいっぱい出ているしどうやら音楽もカッコよさそうでオタク女子なら間違いなくハマりそうだとは思っていたけれど、様々なメディアで多角展開されているが故にどこからどうやって取っつけばいいのか分からなくて、ず~っと気になりつつ放置してました。今回、それが映画化!しかも日本初のインタラクティブ映画!ということで、ちょうど良い機会だと思い、オタク歴50年の母がオタク化し始めた娘を誘って未履修のまま見に行きました。
案の定、ハマりまくりです。
こんなオタクホイホイなコンテンツ、反則ですやん。
公開翌日に映画を見て、その時はいろんなキャラがいたな~、みんな見目麗しかったなぁ、音楽かっこよかったなぁ、観客も盛り上がってて生のライブみたいに楽しかったなぁ、くらいだったのですが、音楽かっこよかったからまた聴きたいし、見目麗しかったキャラのバックグラウンドや人間関係詳しく知りたくなってくるし。あれこれ聴いたりマンガ買って読みまくったりして、贔屓のキャラやチームを作って2回目参戦、3回目参戦、ですよ。ヤバ。しかもまだまだあのキャラが勝つとこ見たい!あの場面もう一度見たい!でリピートしそう。一人一回2500円もするのに。
ちなみに私、好きな音楽はクラシックとメタル。普段はラップって聞きません。ヒップホップはむしろ好きじゃない。JポップもKポップもよく分からない。ボカロは好んで聞くわけじゃないけど、割と初期から馴染んでるかな、そんな音楽生活。
でもそんな私にとっても時間を忘れるほどとても楽しかった。声優さん歌超上手いな~。ラップカッコいいなぁ。分厚い音もカッコいい。結構シンフォニックで聴き応えあって素敵。聴いてて身体が気持ち良いから何度でも聴きたくなる。(腐女子ならカップリングもいっぱい浮かんでくるね!)
テレビ放映されたアニメは見ていないので、今回の映画の映像表現がテレビアニメを踏襲したものなのか、映画独自のものなのかは知りませんが、本来言葉と音のぶつかり合いが肝である世界観を視覚的にも効果的に描き出していることにも感心した。
バトルを前にマイクが変形しスピーカーが出現する様子は、仮面ライダーや何とかレンジャーやセラムンプリキュアなどの変身モノの様式美を引き継いでいるのも良い。
とにもかくにも、オタク心を満たしてくれる様々な仕掛けがニクい。
てなわけで、女オタクなら必ずどこかしら何かしらで釣られそうな映画。何度も見たくなる映画。なので満点。
上質なライブを見に行った満足感があります。リングライトのキラキラも綺麗だったな。まず見に行くなら応援上映ですね。
男性の感想をもっと聞いてみたい気はします。
登場するのが池袋・新宿・渋谷・横浜・名古屋・大阪のチーム。池袋の映画館では池袋のチームがほぼ優勝し、新宿では新宿の、渋谷では渋谷の、横浜では横浜のチームが優勝しているらしい。加えて都内の場合、ファンクラブ内で申し合わせでもあったのだろうか、日比谷TOHOでは中王区が、日本橋TOHOでは大阪が、Tジョイ品川では名古屋が勝つらしい。
推しのチームが勝つところを偶然ではなくほぼ確定で観ることができるとは、首都圏はやはりオタ活推し活では恵まれているなとありがたさを噛みしめる私であった。
これまで公開翌日の池袋TOHOを皮切りに、日本橋TOHOとTジョイ品川の3館で観ましたが、個人的体感では、音響的に一番臨場感があって正にディビジョンラップバトルの会場にいる気分になれたのは池袋TOHO、観客が一番熱かったのはTジョイ品川でした。
※バトル前の各キャラの名乗りのシーンは応援上映ではキャラごとに拍手が入る。疲れ切ったネガティブサラリーマンキャラが「ジャパニーズサラリーマンの生き様を見せてやる!」みたいな啖呵を切るシーンでとりわけ拍手が大きかったことに、このコンテンツを支えているのは働くお姉さん達なんだな~、と実感させられました。
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