「「ジギー」のドキュメンタリー」デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
「ジギー」のドキュメンタリー
採点3.7
ボウイのいわゆる「ジギー」の時期にスポットを絞ったドキュメンタリー。
ボウイ本人のインタビューは無く、その時代を支えたスパイダーズと元妻アンジーでの構成。
ボウイにとって一番輝いていて、一番地に足が付いてない時期でしょう。
ロックスターになった高揚とドラッグに溺れていた事もあり、その行動がエキセントリックな頃です。
ボウイの奇行はついには自身のバンドへ向けられ、バンドは消滅する。
スターダムの闇の部分が大きく写されていたと思います。
そんな中でもウッドマンジーのインタビューが一番フラットで好きでした。
フィルムやその構成も少し荒いのですが、何だかんだ見入ってしまう作品でした。
何よりボウイの命日に公開ってのがなんとも憎いですよね!
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