「米軍の開発した拷問だろこれ」SKINAMARINK スキナマリンク ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
米軍の開発した拷問だろこれ
2025年劇場鑑賞94本目。
エンドロール後映像無し。というかエンドロールが無し。
退屈な映画は眠くなりますが、めちゃくちゃ退屈な映画は脳がしびれてくるんです。これまでにそういった経験をしたのは全編モノローグのテレンス・マリック監督の「聖杯たちの騎士」だけだったのですが、この作品もそうです。
延々夜の家の中を固定カメラで映し、たまになんか消えたり動いたりして、無音かカートゥンの歌が延々流れる状況で数秒でカットが切り替わるしかないので当然眠気が襲って来るのですが、ちょうどその頃にキャー!やらジャーン!やらキーン!やらジャンプスケアを入れてくるので叩き起こされる感じなので、米軍の捕虜に意味のない映像を見せながら、まぶたを強制的に開かせて寝かさない拷問と同じ事をされていました。さらに邪悪な存在っぽいのが時々「私は何でもできる」「眠りに付きなさい」「楽しいものを見せてあげよう」とか言ってくるのですが「じゃこの映画面白くしろよ!」「でかい音出して寝かさないのお前だろ!」「この映画以外ならなんでも楽しいわ!」といちいち腹立って仕方有りませんでした。これ面白い人どういう感覚してるの・・・?
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