HERE 時を越えてのレビュー・感想・評価
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アメイジング!ビューティフル!
きっと凄い映画だろうが評価が難しい
ついて行ってイイですか?
試みは面白い ドラマがなぁ・・・
2025年劇場鑑賞106本目。
エンドロール後映像無し。
家の中を映している映像から始まり、そこを四角で切り取って、そこの中だけ時代が変わり、四角がなくなって時代がそちらに固定され、また四角が出てきて・・・という変わった設定の映画。家から恐竜時代にまでさかのぼって火山が出てきたのにはさすがに山はなくならんやろ、と思っていたらあっさりなくなったー!(笑)
大体6つくらいの時代がメインで、それがどんどん入れ違いででてくるので、正直混乱しますし、そのドラマひとつひとつがそんなに面白くない・・・。トム・ハンクスがCGで10代を演じていて、そこに全然違和感ないのはさすがのロバート・ゼメキスという感じでしたが、これやれちゃうと似た俳優を使って亡くなった人主演で映画撮れそうなんですよね。実際ワイルドスピードでポール・ウォーカーの弟がポール演じていますし。正直ブルース・リーの完全新作は観てみたいです。ブルース・リー対全盛期のジェット・リーとか。でも俳優協会が黙ってないでしょうね・・・。
とにかく、CGの技術にドラマが追いつけてないという感じでした。別に他の若い俳優がやれば済む話ですし。
世界が違って見えてくるーーゼメキスの実験的超意欲作!
映画を観る目的はなんだろう。感動するため、楽しみのため、明日からまた働く活力を得るため……。
さまざまあると思うけれど、観終わったときに、観る前と自分自身の在り方が変わってしまい、同じ世界が違って見える——そんな映画はいい映画だと思う。
そしてこの映画は、まさにそんな作品だった。
西新井の映画館を出て、新興のマンション群と散り始めた桜並木が、映画館に入る前と違って見えた。桜が散り、青く葉を茂らせ、また枯れて、満開の時期がもう何年も繰り返している。新興マンション群ができる前、もっと遠い過去の武蔵野の原野だった頃までもが同時に感じられるような感覚。
中沢新一の『アースダイバー』的な視点といったらいいか、あるいは不遜ながら、神的な視点。「いま、ここ」というのは、長い時間の「いま」の積み重ねによって「ここ」ができている、というような——普段とは違う認知を体験させてくれる映画だった。
事前の評価は、ロバート・ゼメキスの最新作としては考えられないほど低く、映画館も公開したばかりなのに空いていた。
それも、無理はない。この映画は、通常の映画や物語の文法を無視している。カメラ位置を固定し、その一つの視点から見えた数千年間の光景を編集する——これがおそらくゼメキスのアイデアの出発点だろう。そして、そのルール通りに、映画は徹底して作られている。
普通、映画とはカメラが主人公を追い続け、観客はその人物に感情移入して、共にヒヤヒヤし、何らかの達成を手に入れることでカタルシスを得る。
ところが本作は固定カメラだ。主要登場人物として、トム・ハンクスとロビン・ライトが演じる夫婦がいる。だが彼らも、いわゆる「主人公」らしくはない。20世紀を生きた、ごく普通の、真面目に、しかし流されるように生きた夫婦だ。特別なヒーロー的要素はない。
だからゼメキスの過去作の、『フォレスト・ガンプ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなカタルシスを期待すると、それは得られない映画かもしれない。それがこの厳しい評価の理由なのかもしれない。
だが同時に、本作はそれら2作でも展開された、ゼメキスの時間への関心を、さらに先鋭的に形にした作品とも言える。
過去と未来、長い時間の積み重ねによって作られる運命のようなもの。それを今作では、「主人公視点」を極限までそぎ落とし、「時間そのもの」を主役に据えることで表現しようとしたのだろう。
通常の映画の文法を踏み外しているから、期待するカタルシスはない。その代わりに、全く異なる時間の流れを俯瞰するような視点を、観客に体験させてくれる作品になっている。
そしてその視点で人間の人生を眺めると、本当に短く儚い。ヒーローズ・ジャーニーのような輝かしい達成とは縁遠い、市井の一個人として生き、死んでいく。記憶されることもなく、大切な人とのつながりも儚く失われ、手元には何も残らない。
でも、そんな人生が儚くても、とても美しい営みであることを感じさせてくれる。
これは、ロバート・ゼメキスの超意欲的挑戦作だ。普通ではない映画体験をするために、ぜひ観てほしいと思った。僕もまた観るだろう。
memories of here
米国の劣等感をコントにして笑えないコメディ‼️❓
貴重な映像体験
驚くほど
スクリーンの使い方は新しい
アメリカ近代史をなぞりながら、同一アングルで時代時代の有り様を描い...
定点観測
あるアメリカの街の家族の出来事(過去から現在まで)を定点観測のように固定アングルで描く話。グラフィックノベルが原作らしく、コマ割りのようなカットがあり、挑戦的。
なんか評価は芳しく無いが、私は嫌いではないです。アメリカの良き時代の中流家庭が中心の話。特別な事は全く起きないが、各時代の家族の生と死、や普通の営みが淡々と描かれていて、なんだか愛おしくなりました。二時間ならだらけたかもしれないけど、90分が丁度良かったかも。
盛り上がりに欠けるとか、カメラアングルとかあるかもしれないが、私はそれはそれで今回の趣旨に合っていて良かったかなあ、と思う。
CGは若いトム・ハンクスになってる!すごい。それとポール・ベタニー父ちゃん好きです。
日本で見る場合、知識の総力戦になるのが厳しいか
今年101本目(合計1,643本目/今月(2025年4月度)4本目)。
カメラを固定して、一つの家の家族の複数の年の出来事を色々と映すというちょっと変わった内容。屋外にすら出ないので結構珍しい映画なのではないかな…と思います。
ストーリーもそんなわけで結構単調にならざるを得ず、そこは日本で見ても同じなのですが、こういった事情があるので、お構いなくとにかくマニアックな事項が色々出てくるのをどこまで知っているかが試される映画でもあります。中には日本では常識扱いではないような知識まで出てきますし、どこまで見るか…が結構難しいところです。
ただ、アメリカの歴史(特に独立戦争以降から現在まで)をおさらいするという意味ではよくできているし、字幕がマニアックでわかりにくいなという部分はあってもストーリー展開で混乱させるようなことはないので、そこは安心かなというところです。
採点にあたっては下記まで考慮しています。
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(減点0.3/一部の字幕の理解がかなり難しく理解がないと詰む)
「インフルエンザになって人が流入して~」という歌を歌っているシーン(最後のほうにでるところ)です。
インフルエンザはinfluenza とつづりますが、似た単語に influence(流入)という語があり、特に「水や土石流、あるいは大量の人の流れ」を指す語に influx という語があり、この2つの意味をかけて「インフル」に「人の流れ」を当てているのですが、influx という語を思いつくのはかなりマニアックじゃないかなぁ…と(英検1級レベルか?)。
ここは字幕上もう少し配慮があっても良かったのではと思います(ただ、わらべ歌か何かの歌詞のようで、それが理解できないと全体が詰むということにはなっていない)。
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(減点なし/参考/新年おめでとうのテレビを見ていて途中から「蛍の光」が流れるシーン)
日本ではこの曲はもっぱらお店などで「今日は終わりですよ」という意味で流れることが多いですが、アメリカなど多くの国では(むしろ日本だけが特殊な扱いになった)、新年を祝うときに普通に流れる曲です(テレビ等でも普通に流れます(いわば日本版「いく年くる年」みたいな番組において)。この映画内でも登場します)。
観てよかった。『関心領域』よりずっと好き
観てよかった。正直『関心領域』などよりずっといい。まあ比較すべきではないが笑。
定点観測の設定は面白いし、まあゼメキスなのでやり過ぎさえしなければと思ったけれどトムハンクスまで出るのできっちりやる気もしたんだけど、きっちりやり切っていた。定点破りのラストカット辺りはもう涙がボロボロこぼれ落ちて仕方なかった。
沖田修一監督の『おらおらでひとりいぐも』は一軒家に住むおばあさんの記憶があっちこっちにいってマンモスと生命の旅が自分にまで繋がってるって壮大な話だったけどそれにも似ているアイデアだがこれはアイデアですね。
予想してたのは同じ土地で家も建て替わったりするのかと思ったらそうではなかった。割とトムハンクスの一家がメイン。その親たち、その子供たち、ザッピングするかのように大過去と近過去を行ったり来たり。これが頭に入りづらいかなと思いつつ、本当にザッピングだと思っていればそんなことなく、やはり「この場所で」というテーマに沿っている。
ワンアイデアだときついと思っていると、取るに足らない、さもない、どの国のどの家庭にもありそうな風景が積み重なっていくと必然的にどの国のどの人間も同じなんだな、ということがグッと来てまったく動かなかったカメラが動き出した瞬間に猛烈な感動な押し寄せてくる。
まあその前に別れた妻、そして記憶がだんだんなくなっていく妻との界隈、いろんなことを忘れてしまったが、ほんの些細なことを覚えてる、というのを定点カメラだからこそ、同じ場所にいたよ、私もそれを見ていたよ、という感動がもう止まらない。初めてその家を訪れた時のあの人の表情、あの人の振る舞い、やりたかった人生プラン、それがありありと思い出せる。本当に不思議な映画だけどまったく評判にならなかったらもったいない。
革命的なVFXも 今一歩届かず 何より 主役級2人とお父さん以外 ダレこの人状態 で混乱 ただ 必見作品です。
俺,この作品は もう事前情報だけで 星満点💯🈵 かと想定してた。ワクワク☺️感
確かに 青年期から 老齢期の トム・ハンクス 及び ロビン・ライトさん夫婦役のVFXが素晴らしい👍
一見の価値あり。
でも なんて言うのかなぁ 高校野球に例えると 夏の県予選決勝で2点差で敗退 みたいな
もう一歩感があった。個人的感想に過ぎない。
トム・ハンクスさんと言えば 『フィラデルフィア フォレスト・ガンプ →プライベート・ライアン』
若い頃からスター🌟だから
どうしても 若い頃の映像の記憶との比較になる。
それでも 結構リアルに若返ってたし
ロビンさんも健闘 素晴らしい 若返り&老人化👨🦳
でも もう一歩なんだよなぁ 特に 女性のロビンさんの方
でも 映画ファンなら必見の作品は相違ない‼️
でも スピード感は素晴らしい👍反面 両刃の剣。
古代 とか 南北戦争時代は 容易に判別できるけど
1900年以降 の入居者 が入り乱れて よくわからない 混乱というか錯乱
特に 黒人の方 ダレ ダレ❓❓
有料パンフ🈶に時系列的に整理されてます。必見カモ。人による。
極めて アメリカンというより 日本的な こじんまりイイ感じの有料🈶パンフ デザインも好印象
文字→写真→文字→写真 で 読みやすい。 アメリカ🇺🇸文化ではこういう構成困難かも・・何しろ 粗悪な紙質のペーパー・バックの国だから・・・編集はもちろん 東宝ステラ 日本🇯🇵です。
もうチコっと 妻役のロビンさん がリアルだったら 満点💯🈵でしたヨ❗️
ゼメキス監督の力量 パワーは感じました。
そうだよな 人間が変化するように 建物も出入りは多いし、変わってく 俺の実家も 学生時代住んでたアパートも変わってしまったよ。なんとなく 共感できる 画期的アングル固定作品でした。
そう 東京とかの学生・単身サラリーマン🧑💼の入居する アパート ワンルームマンション ものすごい回転率だろなぁって感慨深い。ただ 本作は 抵当権対象になりうる 一軒家物件でございます。
【年度初め 時短レビュー第4弾】のはずが 普通に長くなりました。🙇
ただ始まって 1時間経過で退席した人 ポップコーン🍿コンボ 付き 久々に見ました。ご苦労様です。
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