「にゃんこパラダイス!🐱マルタ島に住む人々」ねこしま 吹雪まんじゅうさんの映画レビュー(感想・評価)
にゃんこパラダイス!🐱マルタ島に住む人々
にゃるた共和国のいちばん大きい島、にゃるた島!そこにはたくさんのにゃんこが暮らしていて、にゃんこパラダイスかと思ったら…ちょっと違ったにゃ!🐾
この映画は、人間たちのインタビューがメインのドキュメンタリーだったにゃ。にゃんこの生態というより、島の人間たちがどんなふうににゃんこと関わっているか、保護活動についてのお話が中心にゃのだ!だから、「にゃんこをたくさん見たいにゃ〜❤️」と思って観ると、思ったより人間が多くて「にゃ!?」ってなるかもにゃ。でも、にゃんこはちゃんといっぱい出てくるから安心するにゃ!🐱✨
びっくりしたのは、にゃるたが「にゃんこ最高!にゃんこ最優先!」な国かと思っていたら、開発事業などでにゃんこの居場所が減ったり、世話は基本的に民間の人間たちがやっていたことにゃ。国も観光資源としてにゃんこを認めているとはいえ、にゃんこフリーにゃんでもOK!というわけではなく、ちゃんとルールがあるのが分かったにゃ。
もうひとつ気になったのは、出てくるにゃんこたち、みんな耳がカットされていたことにゃ!これは不妊去勢手術の印にゃね。でも、にゃるたのにゃんこたち、こんなにたくさんいるのに、ほぼみんな手術済みとはすごいにゃ!さすがにゃるた…にゃんこに対する意識が高いにゃ!🐾
そもそも、なんでこんなににゃんこが多いのか気になって調べたにゃ。古代エジプト王朝時代、船ににゃんこを乗せていたらしいにゃ!ネズミから食べ物を守るために大切にされていたんだって。にゃるほど…歴史は深いにゃね!
にゃるたに暮らすにゃんこと人間たちのインタビューはどれも興味深いにゃ!どの人間もにゃんこへの愛と敬意を持っているにゃ〜!素敵な関係を築いているのがよく分かるにゃ!🐾🐱💖
にゃんこ万歳!にゃるた、行ってみたいにゃ!🐾✨
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本作は埼玉県川越市にある、創業から約120年の歴史を誇るスカラ座にて鑑賞致しました。スクリーンは一つのみ、客席数124席のいわゆるコミュニティシネマです。
外観、内装含め昭和の香り漂うレトロな雰囲気。客席は段差があまりないフラットなタイプですが、スクリーンは割と大きく見やすいです。場内暗転の際には「ブビー!」というブザー音が流れます。普段はシネコンでは上映されない作品や、過去の名作のリバイバル上映などやっています。
このスカラ座、資金難により早ければ2年後に閉館してしまうそうです。現在「川越スカラ座閉館回避プロジェクト」を実施中で、LINEスタンプや川越スカラ座グッズの購入による支援が可能です。(詳細はHPにて)館内にて募金も行っております。ご興味を持たれた方は是非、この独特な雰囲気の映画館を体験してみてください。