劇場公開日 2025年1月3日

「女性監督作か~😱と驚いたような、納得するような?」ブラックバード、ブラックベリー、私は私。 たこ姫さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0女性監督作か~😱と驚いたような、納得するような?

2025年1月10日
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鑑賞方法:映画館

周りに振り回されずに自立して生きる独身女性の話かと思って見に行ったら、アレアレ、え~っ❕とストーリーが転がりだして驚いた。
死に損なって人生にアグレッシブになってみた、までは想像できたが、相手が意外なことに恋に落ちて、主人公のエテロも恋に落ち、ホホ~ッどうなるの?とあきれていたら、とんでもない方に話が急カーブ❗驚きの展開でまたまた驚いた。

初体験の描き方とかマスターベーションの描き方とか男の監督に違いないと思っていたら女性監督!?
いくら48歳と言っても最初からあんなに性欲が旺盛ではないと思うけど。女の性には開発の過程が必要だと思うけど、個人差かな?

でもエテロの日常の動きとか反応とか女性の視点を感じて心地よかった。
太った肉体も潔くてきれい。変に世間一般の美の基準を持ち込まないところも良い。堂々とした女は美しいと思った。

女の人生には妊娠という活火山の噴火?みたいな突発的事件が起こりうる。
で、監督は、女の人生ままならんのよ❕と提示したのか、人生面白いね~❕と提示したのか?どうなんだろう?

ジョージアの画家ピロスマニが大好きでジョージアへ行ったことがある。この映画の画面がきれいで、静謐さを感じさせるところはピロスマニに通じるかもしれない。
ジョージアの映画が来た時にはチャンスがあれば見るが、なかなかシュールな映画があって、東ヨーロッパの田舎なのに素晴らしいなと思う。

たこ姫