「約束になれ僕らの歌」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章 ブレミンガーさんの映画レビュー(感想・評価)
約束になれ僕らの歌
完結編の第2章、関西圏に飛んだメンバーたちのスクールアイドルグランプリの模様で、第1章がテンポもストーリーも最高だったので期待を胸にドルビーシネマにて鑑賞。
けろさんキャラデザからTVシリーズのキャラデザに戻っております。けろさんデザインもかなり好きだったので少し寂しいところ。
特典は色紙とポストカードで、色紙は栞子でした。
第1章と比べるとその土地の良さだったり、テンポだったりがちょっと鈍くなってしまっていましたが、意外な組み合わせて花開く展開があったりして後半は捲るように面白くなっていったなと思いました。
やはり第1章である程度形が作られていたので、どうしてもそこをなぞるような形にはなってしまっているので、そこでの新鮮味を求めるのはちょっと欲張りすぎかなとも。
初っ端から栞子がライブをぶちかましてくれており、やはり和にエレクトロニックな雰囲気の曲が似合いますし、その上舞台は京都ということでこれが映える映える。
そこからはミアの姉貴がスポンサーになっているというところでミアの過去のトラウマだったりが展開されていき、第1章のランジュのママよりもプロデューサーやるのは大変だろうというツッコミは遥か彼方に放り投げて観るのがおすすめです。
ミアを復活させようとりなりーが起こした行動が中々にファンキーで、いつものアイテムを駆使しつつ、謎の部屋に篭ってドローン作成しまくり、配信システムに干渉しまくりのヤベー行動を起こしてシステムダウンしてしまうという中々の事をやらかしてしまうんですが、ちょーっとここら辺はテンポが悪く、りなりーもミアのためを思ってとはいえ派手にやらかしすぎてちょっと引いちゃった自分がいました。
ビジュアルにもあった梅田スカイビルの屋上でミアとりなりーが和解しあって、そこからミアとりなりーのステージが始まり、ちょっとグダッたストーリーもライブシーンで吹き飛ばしてくれるのはお見事でした。
クールに決めてくれるミアに超ファンシーなりなりーのWアタックにやられました。
そこからは配信システムが復旧せずにスクールアイドルグランプリが中止になったりとすったもんだしたりしてしまうので、今後の展開の大逆転のためとはいえまたグダッたなと思いました。
でもここから一致団結してどんな手段でもライブを届けることはできるとメンバー総出、スクールアイドル総出で各地の配信に勤しむ様子は熱かったです。
虹では特定のコンビの絆が強く描かれているのが印象的で、今作でもその掛け合いが多めで楽しかったのですが、愛さんからせつ菜へのビッグラブが不意打ちすぎてやられてしまいました。
"キミ"という愛さんの二人称がここまで強烈に効いてくるなんて…愛さんはもともと大好きでしたが、ここにきて株が爆上がりでもう愛さんにメロメロです。
熱烈な掛け合いからのせつ菜と愛さんのライブステージも必見です。
第1章ではかすみんが沖縄を駆けずり回っていましたが、今作では迷子になりながらも関西をスマートに回り、運営サイドにいてらした果林が陰ながら活躍していたなと思いました。
梅田駅のジャングルの事を「なんでややこしくするの?」とど正論ぶちかましてくれてよく言った!ってなりました。
今年の初めまでバリバリ関西に住んでおり、なんなら元職場がガンガン映っており、日常的に行っていた場所がたくさん映っており、聖地巡礼済みとかいうめちゃくちゃ珍しい状態になってて面白かったです。
大阪がメインになっていたのもあり、京都は序盤に出番があったのものの、神戸はかなり出番が少なかったなーという印象です。
ただ三宮のアニメイトが重要なキーパーソンになるとは思わず…そこで良い感じにバランスが取れていたかなと思いました。
分かってはいましたが次が虹ヶ咲の最終章、ファイナルステージ。
シリーズ途中から追いかけ始めた人間ですが、めちゃめちゃ魅了されてきましたし、まだかすみんと果林のステージは拝めてない!
心してファイナルステージに進もうと思います。待ってろ東京!
鑑賞日 11/7
鑑賞時間 18:35〜20:00
映画チケットがいつでも1,500円!
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