「ファンは必見。 『ふろぷ〜』節全開。」We Live in Time この時を生きて みすたーのーぼでいさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンは必見。 『ふろぷ〜』節全開。
『ケイト・ウインスレット』の後継者『ふろぷ〜』。
「女子プロ」の映画からだと思うが毎回、『眉間にシワを寄せて強がる割にベソかき』という世界流行のアニメキャラクターで、オファー連発。
『サンダーボルツ』でもベソかいた。(『ミッド〜』はベソのみ。)
なんだかんだ言って”強気な顔からのベソ顔がたまらん。”とか”萌え〜。”とか言ってるヤツらからすると、「アダルトビデオドラマ」並みの流れは泣いて喜ぶだろう。
ゲロ吐きや妊婦姿やクライマックスの「クソかと思ったら産まれる」との台詞のトイレ(何故かこの監督、”便所”にこだわる)出産シーンなど『”綺麗事抜きのリアルな描写”』なんてことを書くやつが出そうだが、その”リアル”は本当に”リアル”なのか?
なんか画面が綺麗すぎて”おんなに気を寄せている”だけにしか思えない。他の映画と区別させようとする『あざとさ』と結局、映画の”まとめ”の詰めの甘さが観ているほうに毎回毎回不満が残すところがこの”男性監督”の特徴。例によってあまり進歩していない。
進歩してないのに何故か映画を作らせてもらえる。不思議である。
時系列を無視した『コラージュ』は少し凝っているが、結局のところ今時全世界どこの国でも描いている『”余命何日イチャラブ”強いヒロイン映画』にしか過ぎなし、
”く〜るジャパン”とか言ってる日本のアニメや小中学生向け小説の得意中の得意な題材。
とはいえ、冒頭から涙目の『ふろぷ〜』。
『ウインターボトム』の映画で見せた「そこまでやるか。」という”ド直球”な出産シーン(『タイタニック』前です。)程の『ウインスレット』の女優魂には及ばないがそれなりに根性はあるイギリス映画界の旬な女優『ふろぷ〜』の”チャーミング”さを観たい人にはおすすめ。
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