「私たちの決断と選択について」We Live in Time この時を生きて ピンボールさんの映画レビュー(感想・評価)
私たちの決断と選択について
ジョン・クローリー「We Live in Time この時を生きて」3つの時間軸が交錯する構成で、主人公の2人が人生の局面で苦悩し、選択し、前に進んでいく姿が描かれる。このタイプの映画って、ポジティビティの押し付けになりがちなんだけど、脚本の素晴らしさと2人の演技で全くそんなことを感じさせない。
アルムートの選択は家族と自分のために残された時間を死んでいるように生きたくないということなんだろうけど、これが正解だという提示ではない。映画を観終わったあと、物語の余韻と共にそれぞれの今までの時間、これからの時間について想いをはすことができる秀作です。
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