「片手で卵を割る練習から始めてみます」We Live in Time この時を生きて sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
片手で卵を割る練習から始めてみます
いやー、最近ひねくれた映画ばっかり見ていたので、久々に心が洗われました!
時系列をちょっとづつずらすのは、最初あれっと思いましたが、慣れてくると、半歩先がある程度分かっているので、「ここが分岐点だったんだ」と逆に観客の関心を誘い、惹きつける効果があったと思います。アルムートのお腹や髪型、医療器具など理解しやすいアイテムでサポートもしてくれますし。
脇役がいい味だしてました。助手シェフの女子、GS店員の兄ちゃんとおばさんは勿論なのですが、ダイナーで英国自慢のマニュアルを延々読み上げてたウェートレスとか助手シェフのバケツを任される警備員などなど。
アルムートがやり切ったのは素晴らしいし、本当に賞賛に値することなのですが、仮にその選択をしなくても彼女の存在価値が下がることはないし、選択しない生き方(死に方)も世の中にはいくらでもあっていいと私は個人的に思います。
今晩は。
「オイディプスの刃」にコメント頂き、ありがとうございます。
レジェンドなんて、気恥ずかしいっす。
赤江獏作品は、一時期耽読し(とはいえ、年代的にブームは過ぎており新古書店を駆けまわって集めました。その後、一時期再ブームが二度来て、名作の分厚いアンソロジー三冊が立風書房が出ました。その後も文庫で出ましたね。)お陰で、近作の「国宝」鑑賞時には大分助けられましたね。では。これからも宜しくお願いいたします。(拝)
よく、細かいミスは気にせず話せと言われますが、前置詞の違い、外国人は意外に敏感で意味が変わるので、この辺は慣れる必要がありますね。日本語の助詞みたいな役割かもです。😩